キューブ水槽で使ってるテトラの旧型ペルチェクーラーCX-30改なんですが、どうも冷え方がイマイチ。。
以前の改造記事はこちら。
ちゃんと動作してるのか確認しようとワットメーターをつないで見ると、消費電力が12Wちょっと。。。
あれ?確かこのクラスのペルチェの消費電力はもっと大きかったはず。
同等クラスの新型CR-1の消費電力は70Wですし。。
壊れてるのかと思って、ネットでチェックしてみるとー
CX-30の消費電力は、13~70Wとの表記でした。。
どうやら水温が固定設定のため、25℃より掛け離れて高くならないとフルパワーを出さない設計のよう。
25~26℃くらいでは、まともに仕事をしてないわけです。
分解してサーミスタの抵抗値を測ってみると、10kΩを少し下回る程度。
どうやら25℃で10kΩのサーミスタを使っているよう。
サーミスタの代わりに50kΩの可変抵抗をつないでチェックしてみました。
2本の黄色い線の先に白いコネクターがついてるのがサーミスタのケーブルで、基盤から外してます。
代わりにテスターの左隣に見える可変抵抗を付けてます。
可変抵抗つまみを廻すと、10kΩ以上ではペルチェの動作が停止し、消費電力は2W以下になります。
10kΩ未満になると冷却ファンが回り出し、12Wほどを示しました。
さらに抵抗値を下げると、ファン回転数が上昇し、消費電力も60Wを超えフルパワー状態に。。
温調は逆サーモで行ってるので、冷却開始と伴にフルパワーになるように設定しました。
可変抵抗で、偽の高水温情報を回路に与えるわけです。
これで、最高水温がもう少し低く抑えられそうです。
今回の改造に合わせて、放熱部も変更しました。。
これまではOROCHIという」CPUクーラーを使ってましたが、変更後はANDY SMURAI MASTERというCPUクーラーです。
ヒートパイプを手で曲げて放熱部を90度変形させてます。。
これによって、受熱部が下で放熱部が上という、ヒートパイプ本来の効率の良い使い方になりました。
ファンは低回転の14cmファンで、以前と同じものを使ってます。
念のためクーリングファン併用で運用してますが、水槽のある僕の部屋の環境でキューブ水槽の水温を、最高26.2℃、最低25.8℃でコントロールできるようになりました。
以前の改造記事はこちら。
ちゃんと動作してるのか確認しようとワットメーターをつないで見ると、消費電力が12Wちょっと。。。
あれ?確かこのクラスのペルチェの消費電力はもっと大きかったはず。
同等クラスの新型CR-1の消費電力は70Wですし。。
壊れてるのかと思って、ネットでチェックしてみるとー
CX-30の消費電力は、13~70Wとの表記でした。。
どうやら水温が固定設定のため、25℃より掛け離れて高くならないとフルパワーを出さない設計のよう。
25~26℃くらいでは、まともに仕事をしてないわけです。
分解してサーミスタの抵抗値を測ってみると、10kΩを少し下回る程度。
どうやら25℃で10kΩのサーミスタを使っているよう。
サーミスタの代わりに50kΩの可変抵抗をつないでチェックしてみました。
2本の黄色い線の先に白いコネクターがついてるのがサーミスタのケーブルで、基盤から外してます。
代わりにテスターの左隣に見える可変抵抗を付けてます。
可変抵抗つまみを廻すと、10kΩ以上ではペルチェの動作が停止し、消費電力は2W以下になります。
10kΩ未満になると冷却ファンが回り出し、12Wほどを示しました。
さらに抵抗値を下げると、ファン回転数が上昇し、消費電力も60Wを超えフルパワー状態に。。
温調は逆サーモで行ってるので、冷却開始と伴にフルパワーになるように設定しました。
可変抵抗で、偽の高水温情報を回路に与えるわけです。
これで、最高水温がもう少し低く抑えられそうです。
今回の改造に合わせて、放熱部も変更しました。。
これまではOROCHIという」CPUクーラーを使ってましたが、変更後はANDY SMURAI MASTERというCPUクーラーです。
ヒートパイプを手で曲げて放熱部を90度変形させてます。。
これによって、受熱部が下で放熱部が上という、ヒートパイプ本来の効率の良い使い方になりました。
ファンは低回転の14cmファンで、以前と同じものを使ってます。
念のためクーリングファン併用で運用してますが、水槽のある僕の部屋の環境でキューブ水槽の水温を、最高26.2℃、最低25.8℃でコントロールできるようになりました。
>水枕というか水冷ヘッドをつけて熱交換に水を使うのどうでしょうか(笑)
ソケット478用のCPUクーラーしか付けられないので、簡易水冷で対応するものはたぶん売ってないかとw
それにオープンで使ってるので、排熱が籠もって冷却性能に悪影響することも無いしね。。
>投入エネルギーから考えると、一番手っ取り早くはエアコンなどの冷媒とコンプレッサー方式で、ペルチェなどはどうしても。
確かに、ペルチェの自体の電力消費による発熱があるので、実際の熱交換能力の割りに消費電力は大きいですね。
効率からいうと、やはりチラー式が有利です。
ただし、チラー式はペルチェ式に比べ構造が複雑なのでどうしても大きくなりますし、価格も高くなります。
なので、小型水槽用途に限定すると、ペルチェ式も有りかなと思いますよ。
ペルチェ式はコンプレッサーの騒音も無いので、放熱部のファンを低回転のものに出来れば、とても静か二することが出来ます。
メーカー品のペルチェ式クーラーは、放熱部のコストダウンとコンパクト化のために小型の高回転ファンを使ってるので、それなりに騒音は出ますけど。。。
>気化熱も捨てがたく、氷の融解熱よりよっぽど効率がいい。
氷ではなかなか冷えませんね。。
水の気化熱を利用するクーリングファンは、効率も良く省エネです。
足し水が大変ですけどw
>最終的には、排熱をどこにするかなんですよね。
ですね。
メイン水槽のクーラーは床下設置なので、室温に影響はないですし、騒音も聞こえません。
水槽用クーラーは、室外設置がベストです。
>それをちゃんと処理して冷却できる maaatさんに脱帽です。
そんな。。。照れるじゃないですか~
褒めても、何も出ませんよwww
すばらしいです。しかも、ヒートパイプの熱交換原理を正しく実現していくところ流石です。なんでしたら、水枕というか水冷ヘッドをつけて熱交換に水を使うのどうでしょうか(笑)あと、煙突効果で排熱の自然換気とか。
冷却について調べてくと、投入エネルギーから考えると、一番手っ取り早くはエアコンなどの冷媒とコンプレッサー方式で、ペルチェなどはどうしても。
気化熱も捨てがたく、氷の融解熱よりよっぽど効率がいい。
最終的には、排熱をどこにするかなんですよね。
全て熱移動なので、どっかを冷やすと、どっかが熱くなる。しかも、大抵投入した電力分が追加されて。
それをちゃんと処理して冷却できる maaatさんに脱帽です。