夢民―ゆめたみ―

現実逃避といわれようと、
日々の生活の中に
心地よきことや楽しきことを探し
記録してみるカナ。

相馬の人は馬食わず!?

2005-05-25 23:33:56 | たべもの。
福島県でも海沿いの方を浜通りといいます。

その浜通りでも元の相馬藩地域(相馬市から双葉郡の中程までの地域)では
年に1度『相馬野馬追』というお祭りがあります。

その昔、相馬藩主が武芸の向上の為に始めたらしい。
(ちなみに、宮城県石巻出身の志賀直哉の祖父は相馬藩主に仕えていた。)

馬を大事に育て、その馬で自分の武芸を藩主に見てもらう
そんな相馬の人は『馬喰うべからず』・・・ホント?

特に野馬追いに出る人には
「馬なんか一度も喰ったことねぇ!」という人多いです。

なんでも馬肉を食べた後に馬の世話に行くと
すごく嫌がられたり泣かれたり暴れたりされるとか・・・
(犬食べた人が、町中の犬に吼えられるのと同じか?)

うちでは馬もいないし
おいしいと聞けば馬肉でも平気で食べる家でしたが
知り合いの家で馬の世話をしたり乗せてもらったりしてから
「かわいそうかな・・・。」という思いと
「おいしい肉は高い!」ので買えないため疎遠。

日曜日。
実家の父から「おいしい肉があるから食べに来い!」との連絡有
炎天下の元、自分の実家の手伝いで一日中肉体労働をして
『肉喰いたい~!』と駄々こねる夫を連れ行ってみる。

熱くなったホットプレートの隣に肉も野菜もたくさん
「うんと美味いんだ!ほら食え!!」と自慢げに焼き続け食べ続ける父。

最後になって
「あ、そうだ!何の肉だかワカッか?」
「?」
「馬は馬でもポニーだってよ!うまいべ?」

  

いや、美味かったけどさ、あんなカワイイ動物喰っちゃうんカイ
誰だ最初に食おうとした奴は
とはいえ、食べてからは同罪だけど・・・

新潟県在住時に馬刺しの話をしていたら
「福島の人、相馬の人が馬喰うのカイ
とビックリされて
「相馬の人、馬喰わず」
は死語じゃなかったんだな~と実感した私が
とうとう馬、しかもポニーちゃんを食べてしまったとは。

※ 大きな声では言えないけど「本当にオイシカッタの」です。

どこかで聞いたような話。

2005-05-25 22:28:25 | 商店街ヨモヤマ話。
初めて会ったのに
特大の三角袋にたくさんおせんべいをくれたおばあさん。

「こんなに私が頂いていいんですか?」
と私が聞くと
「いいのよ。私の分はこっちにあるでしょ?」
見れば同じ分だけ持っている。

「どうしたんですか?」
と聞くと
「いつも病院の待合室で会う人がねいろいろお菓子くれるの。
  週に1度なのに必ず一緒になってお友達になったから
   このおいしいおせんべい分けてあげようと思ったんだけどね・・・。」
「?」
「今日はいなかったから電話したら
  今日は具合が悪いからお休みしたんですって
   ・・・だからあなたにあげるわ、食べてね!」
って、
ちょっと待って

具合が悪いから休みって、
学校じゃなくて病院なんですよね
しかも県立の総合病院

どっかで誰かがネタにしてたような話だけど
本当にあるんだね~

・・・本人はいたって真面目で矛盾に気づいてないし

おいしいおせんべいでしたよ~!
ゴチソウ様でした


柔和 ~オオヤマレンゲ~

2005-05-25 22:15:03 | 四季便り。
実家の母が欲しがりサカタのタネから取り寄せた苗木。

私が結婚する前に届いた時は
母が花の美しさを熱っぽく語るのとは裏腹に
花も葉もない苗木に
何も想像することが出来なかった。

あれから4年。

あの寂しい小さな苗木は
私の胸ほどの高さに繁り
沢山の蕾をつけ、一つ花を咲かせた。

名前の通り蓮のような花だが
蓮よりも小さく白い丸みを帯びた花が特徴カナ?

下を向いて咲くのが残念。
(写真撮るのも難しいし!)

デキテミレバ・・・。

2005-05-25 22:06:48 | 健康・体調。
おととい来たお客さん。
「あんた子供いないの!?」
「私も出来難くて3人産んだけど結局1人しか育たなかった・・・。」

昨日来たお客さん。
来月子供が生まれる。
 「子供なんて本当はいらないんですよね!思いません?」
私「え!欲しいよ~!!」
 「ほらっ!欲しい欲しいと思ってるから出来ないんです!
   うちなんか5年目になってあきらめて
    『老後は2人で海外に住もう』と話してたら出来たんです!!
   あきらめてからが出来るもんなんですよ!」

今日来たお客さん
音信不通で7年ぶりに現れたら子供が2人いた。
 「一人目を結婚8年目で産んだんだ~。がんばりナ~!」


出来てみれば
何で子供が出来たかなんてワカラナイもの?

出来た人は 何とでも言える。

頭では励ましの言葉と受け取りながらも
心と体はどう感じたのか
ちょっとだけ腑に落ちない毎日。

まっ、いいけどね~。 ←私。


限定解除への道のり。その3

2005-05-25 21:32:16 | おもいで話。
夫がいる時は炊事。
一人の時は
電気もエアコンも付けず布団の中で生活。

そんな教習所(教官?)恐怖症の為のヒキコモリ生活の転機は
『3ヶ月経ったら実習が無効になりやり直し
『お金が無駄になる
といった経済的緊張感(というか夫からの圧力

無効まで8日という中、
選べる試験日は1日しかなく
その日に向けて
再び
そして毎日教習所へ行った。
(その頃にはもうすでに蓮池さんは路上に出ていた!進むの早い!!)

数時間で完了のはずが
AT車で横付けしAT車で帰り・・・の私には
一日2講習(2時間)乗って覚えても翌日にはやり直し
で、予定時間の倍も講習を受けてしまった・・・追加のお金も

『コースの直線では4~5速まであげて!』
と言われても
実習では4速以上に上げたことないし・・・。

「そんな簡単な事なんで出来ないんだ!」
「4速まで上げたら簡単なんだからすぐ出来る!やってみろ!!」
と夫に焚きつけられる

しかし、坂道発進・車庫入れへの異常な恐怖と緊張のため
大事な試験日に
「今日は最初で最後だから何があっても5速まであげる
と心に決めて出陣したのであった。

また、更につづく