明日は何をしようかな…

趣味の手芸や読書などのことを中心に、日々の生活のことも書いてみたいと思います。

読書メモ 『時生』

2009-07-29 | 読書メモ

 

 『時生』 東野圭吾 
初・東野圭吾デス

正確にいえば、昔エッセイを読んだことはあったのですが、
もの凄い勢いで出版される作品のどこから手を付けていいか
わからないまま現在に至ってしまった…そんな感じです。

タイトルに惹かれて借りてみました…
って、NHKでドラマ化されていたのね
通りで聞いたことがあると思った。

男の子に遺伝すると発症する不治の病で
もう意識もなく病院で眠り続けている息子の
父親(拓実)が回想する形で 物語が始まります。
でたらめな日々を過ごしていた
若き日の拓実のもとにある日ひょっこり現れた青年…
それが時空を超えてやってきた息子の時生。
自分が生まれるように奮闘する時生

うるさがりながらも、なぜか邪険にできず
時生と行動を共にする拓実。
事件に巻き込まれたり、拓実の出生の秘密に迫ったり
東京・名古屋・大阪を舞台に奮闘します。
時生の母となる麗子にはいつ出逢うのか…

手に汗握ったり、拓実の浅はかな行動にイラッとしたり
長編の割には一気に読めてしまいました。

満足度:
   ↑
ドラマも見てみたかったかも… 

 

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読書メモ 『泳いで帰れ』

2009-07-28 | 読書メモ

 

 『泳いで帰れ』 奥田英朗  
 かれこれ1か月以上前に読んだのに
読書メモを書くのを忘れていました。

何の情報もなく、目の前にあったから
とりあえず借りた1冊なのですが…
内容はアテネオリンピックの観戦記でした。

アテネオリンピックってどんなことがあったんだっけ???

特にオリンピックに思い入れもないし、スポーツが好きなわけでもないし
失敗したかも…などと思いながらも読んでいくと
これがなかなかイケました

奥田センセ、アテネにて好き放題言ってます。
ここまでボロクソに言えば痛快です

ついでにクルーズにも行ってますが、
情景が目に浮かび…グフフと笑いが漏れてしまいます。

タイトルの『泳いで帰れ』…おっしゃる通り!

満足度:
   ↑
これが初めての奥田作品だと辛いかも

 

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読書メモ 『父の縁側、私の書斎』

2009-07-27 | 読書メモ

 

 『父の縁側、私の書斎』 壇ふみ 

最近お見かけしないなぁ…と思って借りてみました。
父親との思い出が詰まった家や
父親が終の棲家とした家、
時間ができると行く山の別荘…家にまつわるエッセイです。
マンション暮らしの私にとって、
地面と直結している家というのは憧れでもありますが、
怠け者の私にはメンテナンスが大変そうだなぁ…と改めて思いました。

これから家を建てようと思っている方には
失敗面の参考になる本かもしれません。
文章が知的…かといって堅苦しいわけではなく
品の良い文章を読みました。 

 満足度:

 

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勘違い

2009-07-26 | ちょっと笑える話

先日、図書館に行こうかなと思いながらも
『おっと、今日は休館日。 あぶない、あぶない』と独り言。

では何をしようかな…と、とりあえずPCの前に座り
メールのチェックを始めると…

図書館からの『予約の本が届きました』のメールを発見

休館日なのにメールだけ送るの?

今日送ってこられても取りに行けないしぃ…
 ブツブツ言いながら、ネットサーフィンを楽しみ
のどが渇いたので台所へ…

そこで目に入ったカレンダー。

あ、今日は休館日じゃなかった

月曜日と最終木曜日が休館日のウチの市の図書館。
その日が最終木曜日だと思い込んでいたら、
もう1週あることを発見。

キュウカンハ ライシュウ…

行けばよかった…
何を勘違いしたんでしょう、私

以上、7月23日木曜日の出来事でした。 

 

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読書メモ 『第三の時効』

2009-07-25 | 読書メモ

 

 『第三の時効』 横山秀夫  
ブログをおサボりしている間も
ちょこちょこ読んでいるので、読書メモが溜まってます。

警察物の連作短編集です。

表題の『第三の時効』に惹かれて借りてみました。

第三の時効…うろ覚えの知識では事件などの記憶が事件の時効を過ぎ
人々の記憶から消えてしまうことだと思っていたのですが、違いました

第一の時効はいわゆる時効で
第二の時効は犯人が海外に逃亡していた場合、時効のカウントが
その期間ストップし、帰国した時点でカウントが再開され迎える時効のこと。
第三の時効は…読んでみてください。

『ペルソナの微笑』は子供を犯罪に
巻き込むという意味を考えてしまいました。
『モノクロームの反転』は捜査員にも
豊富な知識が求められるのね…と感心。

舞台になっているF県警って
福岡県?福島県?…福井県もあるか。
色々あてはめてみたけど…
O県…大分県?岡山県?
V県…???

考えるのやめました

満足度:
   ↑
夏に読むには警察内部のドロドロした
人間関係が暑苦しいですけど

 

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娘の長い1日

2009-07-24 | 雑文

 3連休の最終日、娘が参加してきた
『ギター・マンドリンフェスティバル』

本当は高校生の大会で、娘たち中学生はお呼びではないのだけど…
何かと火を噴く知事さんのお陰で、
例年利用していたホールが閉鎖に追い込まれ、
ウチの市のホールが会場になったとかで…
地元中学校のギタ・マン部ということで、もう1校のギタ・マン部との
合同チームで演奏させてもらえることになったようです。
全国大会なのにいいのでしょうか???
しかも、入部間もない1年生まで…

 演奏は、出場した高校生チームの審査をする時間らしく
出番は夕方なのに、勉強のため(?)朝から一日中スタンバイ。
 しかも当日は怪しげなお天気。

傘差して、マンドリン持って、お弁当と水筒も持って、
片道25分弱の道程を歩かせるのは、さすがにかわいそうで、
だんなに友達と待ち合わせている駅まで送らせましたけど…
お友達も拾って会場まで送って行く気満々だったみたいで
『お友達に会うの緊張するなぁ』と一人照れていたのに
娘に断られた模様…カワイソウニ

たぶん、1年生なので会場に車で乗り付けるのは…と、思ったのでしょう。

  

夕方、終わる時間にホールのロビーで娘と合流。

演奏を聞きに行ったわけでも、迎えに行ったわけでもなく
同じ建物の小ホールで行われるピアノの発表会を見学に…

同じマンションのピアノの先生の発表会で
毎年プログラム作成を頼まれているのです。

時間があるときは聴きに行くようにしているのですが、
今年は逃げようもなく…←逃げ腰?
その先生のお嬢さんも同じギタ・マン部で
スケジュールは把握されています。

すでに1日音楽攻めに遭っていた娘はヘロヘロで
もぉ帰ろうよ…だったのだけど
口におにぎりを押し込み、冷たい麦茶を流し込み準備はOK!
娘『寝てたらゴメン』と言いながらも
しっかり最初から最後まで聴き届けたのでした。

『今年は生徒さんが少なくて…』とおっしゃっていた割には
なかなかの聴き応えで、楽しませてもらいました。
 娘にとっては長~い1日でした

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韓国ドラマ 『王の女』

2009-07-18 | TVドラマ

韓国版大奥とでもいいましょうか…
簡単に言ってしまえば誰が国王の寵愛を受けるか
女の戦いのドラマです。

李氏朝鮮時代の14代国王(宣祖)の時代、中宮(王妃)に子供がなく、
たくさんいる後宮の誰の子が次の世子(皇太子)になるかという前半と
その後、即位した15代国王(光海君)がどうして身分を
剥奪されるに至ったかを語る後半で構成されています。

影には三大妖婦に数えられるキム尚宮という女官がいて、
それがこのタイトルの由来になっているようです。

韓国の歴史では、15代目はとても悪い国王として名を残しているようですが
このドラマでは、取り巻きの浅はかな画策によって追い込まれていく様子が
丁寧に描かれているように思いました。

光海君(王の子として認知されると名前に『君』がつくらしい)を演じているのが
童顔のチソンくんだったので、余計に同情を誘ったのかも。
日本でいえば秀吉が朝鮮半島を
虎視眈々と狙い、侵略を目論む時代。
日本史の時間に 文禄慶長の役と習いましたが、
韓国では壬辰の乱というようで…勉強になります。

実際、王宮を焼け出され、先祖の墓を暴かれ、かなりの痛手を受けたようで…
学校ではあまり詳しく習わない分野(視点)なので、興味津々で見ました

戦いがドラマのメインではないので(でも時代の流れが変わる出来事)
具体的にどうこうというわけではないのですが、豊臣秀吉はもちろん
加藤清正など日本の武将も出てきたりして、リアリティーがありました。
が、武将というよりはお公家さんの衣装では?
と思わなくもない束帯(というのかな)で…
豊臣秀吉は公家に憧れていたからありなのかなと思いつつ
何か違和感が…束帯に付き物の烏帽子がないんだわ
しかも、髪型が全員志村けんのバカ殿風…
そのあたりも含めて興味深かったです。
 何か失敗すると、たとえ言いがかりとしても
世子とはいえ白装束で『私を殺してください!』と叫びながら
土下座して王に許しを乞うのが日本とは違うところ…

この時代、日本人なら恥に思ったら言い訳せずに切腹?
『私を殺してください!』はもっと前の時代のドラマでも
よく見かけるので、中国の文化でもあるのかな。

 それにしても、この時代の正式なごあいさつ、
男性はともかく女性はひざが悪かったら絶対にできない代物デス。
私、絶対無理!

 

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脳みそ、ギシギシ…

2009-07-16 | 雑文

 気が付けば、また更新が滞っています。

何が忙しいのだか…あっという間に夜

夜は夜で娘の勉強に付き合うことにしたので、
自分の時間はないに等しく…

  

中間・期末テストを終え、
今まで見たこともないような点数を見せつけられ
倒れそうに…いやいや、倒れている場合ではない!

娘はやるときはやるけど、やらないときはやらないタイプ。
内申が必要な高校入試には向かないのでは…と
思い至り、これはマズイということで娘に選択させました。

その1:問答無用で塾に行く

その2:おかーさんの鉄拳を喰らいながら一緒に勉強する

その3:高校には行かず中卒で働く
高校は合格しなければ入れてもらえないということを
わからせるために『中卒で働く』を入れてみたけど
そこまで気が回っていなかったようで蒼ざめていました。
もっとも、中卒で仕事があるかどうか。

中高一貫の私立を受験しないと決めたときから
高校受験は避けて通れないとわかっているはずなのに
こんなところで落ちこぼれてどうする。

満遍なくできないなら仕方ないかなと思うけど
中間で90点台だった科目が期末では50点台だったり
中間で60点台だった科目が期末では80点台だったり
ジェットコースターもびっくりの乱高下
理解できている単元とそうでない単元の差が激しい
…ということは、勉強の仕方が悪い。

言ったものの、内心、給料がカットされている今年度は
塾に通うのは厳しいなぁと思っていたら、
娘の選択は『その2』でした。
かくして、問題集を買いこみ、特訓開始

勉強していない訳でも勉強嫌いな訳でもないけど
見ていると、要領が悪いのかな…
素直過ぎて、引っかけ問題には全て引っかかるタイプ。
『中学まではバッチリだったおかーさんに任せなさい!』
などと言いながらも、ン10年振りの中学のお勉強に
色んな汗をかいてマス。
どう考えても、教えるよりも自分で勉強する方が楽だわ

  

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読書メモ 『脳みその研究』

2009-07-14 | 読書メモ

 

 『脳みその研究』 阿刀田高  

久々の阿刀田高、第2弾です。
こちらも短編集ですが、ホラーではありません

どちらかといえばニヤッ、クスッという感じですが、
『裏窓』、『掌の哲学』などはゾクッかも。

『小説ウィスキー教室』に出てくるバーに行ってみたくなりました
セピア色の映像の雰囲気…なかなか洒落た作品だと思います。

全編、落ち着いた味わいが楽しめます

満足度:

 

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読書メモ 『図書室の海』

2009-07-13 | 読書メモ

 

  『図書室の海』 恩田陸 

久しぶりの恩田作品です。
10篇の短編小説集です

お気に入りは、意志を持って旅するお城の話『オデュッセイア』です。

『春よ、こい』と『ノスタルジア』は頭がこんがらかってしまったので
もう一度読み直そうと思います。

両方とも本編を読んでいないのですが、
『ピクニックの準備』は『夜のピクニック』の予告編、
表題の『図書室の海』は『六番目の小夜子』の番外編だそうです。
どれも独特の雰囲気があって
短編映画を見ているような感じがしました

 満足度:

 

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