明日は何をしようかな…

趣味の手芸や読書などのことを中心に、日々の生活のことも書いてみたいと思います。

最近読んだ本

2024-03-21 | 読書メモ
『乙女の密告』
赤染晶子 著



小川洋子さんのエッセイ
『とにかく散歩いたしましょう』に
出てきて興味を惹かれた1冊📕
【名前を口にすること】に出てきます

小川洋子さんの単行本が
出版されたのは2012年、
『乙女の密告』は平成22年出版で…

ああ、西暦と元号がややこしい💦

2012年は平成何年?
今が平成36年だから12年前は
平成24年?
(逆に平成22年=2010年)
職業柄平成生まれの子どもの年齢を
パパッと計算するの得意😆
平成は31年で終わり、イコール令和元年なので
令和+30で平成に換算できます😊

だから小川洋子さんは
出版されてから早い時期に
読まれていたのだと推察

ん…違うか
エッセイの連載時期にもよるけど
雑誌に掲載された時点で
読んでおられたのか…

『乙女の密告』というタイトルを
最近聞いたように思い
調べてみたら2010年上半期の
芥川賞を受賞😅
全然最近じゃなかったし😆

あ、小川洋子さんは芥川賞の
選考委員をされているんだった😅
候補作だもの…読むわ😆

2010年6月に『新潮』に発表で
すぐに芥川賞もらって
それでも2012年に出版…
本になるのは大変だ💦

余談は以上!

薄い文庫本なので
旅のお供にちょうどいいかも
などと閃いて
先日の娘宅訪問の
行きのお供として持参📕

思惑通り
1時間半ほどで読了…

思っていた感じとは
違ったこともあり
率直な感想は
もう一回読まなわからん💦

それでも少々ひねり出すと…

外大での日常を
チラリと覗いたような
気もしたのだけど
女子大の香り…うーん違うな
共学のはずだけど
男子学生の気配は一切なく
女子校の空気が漂う背景
主人公のゼミは女子しかいない設定

ドイツ語学科の
クセの強いバッハマン教授が
他の先生の授業中に乱入して
スピーチコンテストの暗唱の課題を
発表するところから始まり
それがアンネの日記の1944年4月9日部分
主人公みか子が
ドイツ語で暗唱する過程で
アンネの日記とは何だったのか
アンネ・フランクとは
何者だったのか…
色々な気付きの中
友人のトラブルに巻き込まれ
自分を見失いそうになったり…
ああ女子って面倒臭い💦
時は流れてコンテスト本番
いつものところで記憶喪失…
が、思い出そうと考えるうちに
日記の本質、
アンネの真実にたどり着き
…というお話

麗子様に百合子様…
老舗の女子大に居そうな先輩に
ちょっと笑えたり😅
強烈なバッハマン教授に
のだめカンタービレのミルヒーを
想像してみたり😁
笑いのツボはあるのだけど
全体的にはアンネの日記の、
それも暗唱部分の
1944年4月9日の解釈で
話が進んでいくので
本の見た目の薄さとは裏腹に
重たい展開となっています😓

アンネの日記は子どもの頃に
読んだきりなので
今の時代だからこそ
読み返したいと思ったり
思わなかったり…

この本自体も難解といえば難解で
これを書くにあたって
パラパラと読み返して
みか子の気持ちや
バッハマン教授の気持ちが
少しだけわかったような…
咀嚼に時間がかかります😅
私だけか?😒

え、小川洋子さん
アンネの日記に触発されて
作家を目指されたの?😲



知らなんだ…
巻末の出版案内を何気なく見て発見💦



🚄 🚄 🚄


新横浜までの余った時間は
これまた持参した
専門誌のバックナンバーを
パラパラ捲っておりました😁
今の私には語学の暗唱より知識の習得が重要😆









パート先の繁忙期で
腰も頭もやられているので
今回もコメント欄は
閉じております🙇





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最近読んだ本

2024-03-01 | 読書メモ
『ごはんぐるり』
西加奈子 著


娘宅からの帰りの新幹線で
読みかけになったまま
放置していた1冊
次に行くときに持って乗ればいいようなものの
着く前に読み切ってしまうかもと思うと
もう1冊予備で持っておきたいし
読み終わってしまうと
持って帰らないといけないし
新しい本も買うだろうから…などなど考えると
読みかけの本は家で読めばいいかと思いつつ
家にいると落ち着いて読む時間が作れなかった
…と言い訳😅



読みかけの本をスッキリさせよう
キャンペーンの一環で
読むのを再開した3冊目😁
1冊目はこちらから
2冊目はこちらから

西加奈子さんってお名前は聞くけど
読んだことないな…と選んだのが
食べ物・食に関するエッセイ😋
Twitterの記録によれば
(未だにXには馴染めない)
この時の行きの新幹線で読み
娘宅滞在中に読み終えたのが
『ライオンのおやつ』だった模様
機会があれば感想など書き残そう…





目次を見て興味を惹かれたのは
【たぶん目が飛ぶよ】
美味しくてほっぺたが落ちるの
同義語としての表現かと思いきや
…大惨事にならなくてよかった😆
でも自宅の台所でしたくない😓

【カイロの卵かけご飯】では
生卵のパックを膝の上に
抱えて飛行機に搭乗…
現行のルールでは無理だよね😓
古き良き時代?😁
と思ったけど気になってちょっと調べてみたら
エジプトには生卵の持ち込みはできるっぽい…
《どちらかといえば飛行機には持ち込めても
着いた国で入国できるかが問題で
エジプトはOKのよう》
持ち込もうとされている方は
もう一度調べて確認してください
一切責任持てません😅

【ゼイナブの紅茶】で
少しほろり…
とんでもなく甘い紅茶☕
暑い国の人はやっぱり
甘いのが好きなのね😅
インドのチャイ、ベトナムのコーヒー
モロッコのミントティー…なんでだろう?
調べてみたら白糖には熱を下げる作用があり
理に適っているらしい

【生!なま!】では
【カイロの〜】でも出てきたけど
生で何でも口にできる
日本って素晴らしい!と
改めて感謝😄
それでも仕事柄カンピロバクターで
腸炎になる方を多くお見かけします
鶏刺にはご注意を!

大阪人として
共感する部分多数あり😅
逆に言うと大阪人でないとわかりにくい
テンションで書かれている部分もあるかと…




テーマによっては
読む人を選ぶかな
🌠🌠🌠🌠



ーーーーーーー


パート多忙につき
ヘロヘロな今日この頃…
社員さんもう少し働いてください😣
ソロソロタオレテモイイデスカ?

まだ何か書き足す
つもりだったのか
それすらも覚えていないけど
ずっと放置されていたので
ポチッと公開😅

コメント欄は閉じています🙇









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最近読んだ本

2024-02-12 | 読書メモ
『草々不一』
朝井まかて 著



8編からなる短編時代小説集
なのだけど
ひとつひとつが映画にしても
いいぐらい濃く重い内容で
さらさらっとは読めず😓

読み始めたのは
昨年コロナで療養していた時期
つまりは昨年の6月💦
文庫本の割に重量があるので
起き上がって姿勢を保てるように
なってから読み始めた記憶が😅

読み始めたものの
内容を確認するのに
ページを行きつ戻りつ…
コロナのせいで頭がぼーっと
しているせいかと思ったけど
どうもそうでもなかったと
気がついたのは最近のこと😆

前半の4編を読み終えたところで
療養完了となり
以後忙しさに紛れて放置…
新幹線で読むにも持ち歩くには重量が😅

ところが
先日のWi-Fi不安定事案により
読書タイム復活!🎉
読みかけの本をスッキリさせよう
キャンペーン実施の結果
再開のチャンスが巡ってきた😁



やっぱり
ページを行きつ戻りつして読む😅
さすがにコロナのせいにはできない💦

日本史は好きだけど
江戸時代の武家社会には
あまり興味がなく…

なんというか武士というのに
政治の駆け引きというか
裏でネチネチ陰険な感じが否めず

一方で町民は生き生きしていて
お上の横暴もしなやかにかわして
楽しそうに生きている…なので
読むなら町民もの!
と思っていたのだけど
なんとなく手に取り
買っておいたこの本、
武士には武士の葛藤もあり
喜びも悲しみもある…
同じ人間なんだなと
気づかせてくれたかも

どの作品も
甲乙つけがたいのだけど
最後の【草々不一】で
涙腺決壊😭
それは身につまされるテーマ
だからなのかもしれないし
それが遠くない将来に
起こり得ることかも
と想像できる年齢だから
かもしれない…

【妻の一分】は
おっと思う視点で描かれており
正体に気付いてニヤリと😁

【落猿】では
職務における責任…
この時代の人たちは
口だけではなく本当に命をかけて
仕事をしていたのだなと
現世おけるご都合主義で
ちっとも辻褄が合わない
働き方改革って何なんだろうと
深く深く考えましたです😔

一番好きなのは
【春天】かな😊



読み応えのある
歴史短編小説を
お探しの方にお勧め
🌠🌠🌠🌠🌠














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最近読んだ本

2024-02-02 | 読書メモ
『先生のお庭番』
朝井まかて 著

娘宅からの帰りの新幹線で
読み始めたまま
読みかけで年を越した本😅

栞は新幹線の利用票😆

Wi-Fi不調で
スマホを手放してできた時間に
腰を据えて続きから📕

お庭番って何するのかなと
単純な興味から読み始めたら
先生とはシーボルトで
娘のイネさんまで繋がる
壮大なお話でびっくり😲

舞台は長崎
オランダ商館のある出島

親戚が長崎にいるので
長崎の空気を感じながら
復元された出島を思い出しながら
読み進めたのだけど
当時はもっと
埃っぽかったんだろうなとか
出島があるとはいえ
鎖国下では異人さんは
異質な人だったんだろうなとか
想像をたくましくして
頭の中で映像化…
著者の表現力が素晴らしいから
情景が頭に浮かぶということかな
もしくは私の思考と波長が合うというべきか😁

半分読み残していたのに
あっという間に読了😅



後半の展開が
怒涛だったからとも言えるし
前半の伏線が効いていたから
こその後半とも言えるし…

ヨーロッパに紫陽花を始め
色々な草木を輸出した陰に
日本人の尽力があるとは
思いもしなかったし
シーボルトのアジアに対する
考え方にハッとさせられたり
シーボルトがというより当時のヨーロッパ人が
という方が正しいかも…
日本史の教科書にチラリと出てくる
シーボルト事件にも
なるほどと合点

勤勉であり
誠実であるということは
難しいけど大切なことだと
熊吉から学んだ…かも😅

ちなみに長崎の医療機関を結ぶ検査値など閲覧の
システムをあじさいネットというそうで
前の職場の長崎出身の同僚が言ってました
ああシーボルト?オタクサ?
と言うとよく知ってますねと😅
日本史も植物も大好物なもので😁



植物好き日本史好きの方にお勧め







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最近読んだ本

2023-06-23 | 読書メモ
降って湧いた
まとまったお休み…
別名コロナ休暇😅
普段はお休みを熱望?
渇望?しているのに
急なことで
何しよう💦何しよう💦

色々考えて
ある意味トライ・アンド・エラー?😒
本を読もう!

何を読むかな…
新しい本を読む前に
読みかけをスッキリさせよう😅

引っ張り出してきたのが
この5冊📚

📕 📕 📕

まず読んだのがこちら

わかりませんね😅

剥がしますよ…
チラシのような帯😆

こんなに素敵な表紙なのに
ギャップが凄いと思います😅

後ろ姿もこんな感じ…

申し遅れました…
『しあわせのねだん』
角田光代 著 です📕

新幹線で読んで
読み終わらないうちに
新大阪に到着した模様🚄

ざっくり言えば
何かに対して対価を払ったとして
その金額に見合うものを
得られたかというエッセイ👛

読んでいると
同じような経験をしていたり
えっ?というエピソードだったり…

その中で
財布の中身はどれくらい
入れておくのが
適切かというテーマがあり
面白かったのだけど
よく考えたらこの本の出版は
平成17年でありまだ電子マネーだの
バーコード決済だのなかった時代…
Edyくらいはあったのかな???
今はどうされてるのかと
聞いてみたいような😁
Suicaを手に入れるエピソードがあったり、
携帯(ガラケー時代?)を買うエピソードがあったり、何かと時代に乗り遅れている印象😆

あ、私?
最近は気がついたら
千円札2枚しか入ってなかった
ということはザラにあるかも…
キャッシュレスの時代ですもの😁

📕 📕 📕

次はこちら
有隣堂でかけてもらった
ライトブルーです

内側にも有隣堂って入ってるんだ…


本の装丁の色に近い感じで
選んだつもり😁

『82年生まれ、キム・ジヨン』
チョ・ナムジュ 著

文庫化されたので購入し
EXの利用票をしおり代わりに
新幹線の中で本編は読んでいたよう


本編の感想は…
思っていた感じではなく
思っていた感じ=いわゆる韓ドラ的盛り上がり?
淡々と客観的に話が進んでいき
これで終わり?というか
ん?なに?終わったの?

ただ、あとがきのあとの
あとがきのあと…なんか変な表現😅
解説、評論を読むことで
この小説の背景がよくわかり
なるほど、そういうことかと
合点がいくのではないかと…
おそらく韓国女子には誰にでも共感できる場面の
オンパレードでベストセラーになったのかな

私は82年よりも
もっと前に生まれたけど
学校の場面など
ちょっと懐かしく思うような
場面があったり…
お隣の国なのだけど
思っているより長く
封建的な時代が続いた?
まだ続いている?のね💦

📕 📕 📕

こちらはむき出し😆

『鳥類学者だからって、
鳥が好きだと思うなよ。』
川上和人 著

挑戦的なタイトルと
ファンキーな表紙が気になって
思わず手に取り購入したもの

こちらは読みかけではなく
しっかり初めから読みました👓

西之島の映像はNHKで
見たことがあるような気が…
その時のメンバーだったのか🚢

フィールドワークは
体力勝負とは知っていたけど
過酷どころか
事前にトレーニングしたり
頭がいいだけではダメという世界…
飛躍し過ぎかもしれないけど
宇宙飛行士と似ているかも😓

この著者も東大卒で
俗に言うエリートなのだけど
色々な引き出しを持っていて
成長の過程で世間と隔絶せずに
(勉強だけしていたらいいとかではなく)
あらゆることにアンテナを張って
お育ちになられたんだろうなという印象
大変わかりやすいどころか
砕け散ったような語り口で
アニメキャラの出現率高し😅
ハードな研究活動を
笑いのオブラートに包んで
臨場感溢れるレポートがツボ😆

税金で賄われている研究だからこそ
出資者たる国民に成果を報告すべく
マスコミに情報を流す
という趣旨の文があり
新聞の社会面や科学面に見られる
小さな学術記事は領収書
皆さまの税金のお陰でこのような
成果をあげることができましたという報告書と
確かに税金を使わせていただきましたという領収書
という意味かな
という表現がわかりやすく…
今までにこういうことを言ってくれた
学者さんはいただろうか?
と少し考えてしまいました😓

ちょっとふざけたように見える
この本ですが
とっても大事なことが
かなり含まれているように
思いました😔

恐竜も気になるわ😅

📕 📕 📕

勢いがついたところでこちら…
ジュンク堂のカバー

剥がします…

『無人島のふたり』
山本文緒 著

手向ける花の代わりとでもいうのか
この本は買って読む本だなと
購入を決めました

山本文緒さんの闘病というよりは
闘病の先から徐々に
解き放たれていくまでの
エッセイです😢

買ったものの
なかなか開くことができず
なんで買っちゃったかな…
と思いつつ気になっていた本に
やっと着手

NHKのあさイチの
プレミアムトークにも出演されていて
自然体で暮らされている雰囲気が
とても好きだったので
訃報を聞いたときは
何かの間違いじゃないかと…

彼女の著作は読んだことはなく
ドラマ化されたものを
2本見たことがある程度で
『自転しながら公転する』が
話題になったので
読んでみようかなと思ってたら
こんなことに😣

癌での死はゆっくりなので
本人にとっても家族にとっても
準備する時間があるから
急死よりいいとは聞くけど
…いいのか?
戸惑いながら
限られた期間の中で
覚悟を決めて
優先順位を決めて…
祖母も義母も癌だったので思い出してしまう…
終盤は読むのが辛くなりましたが
それでも作家ならではの視点で
体調の変化やその時の気持ちなどが
記されているので
私も医療人の端くれとしての目線で
痛みを取り除く、不自由さを解消する
QOLの大切さを痛感しました
QualityOfLife=生活の質
在宅医療に携わる人にも良書かも
と少し思いました😌

📕 📕 📕

最後は読みかけになってしまった
こちらの本…
またカバーに遮られています😅

グレーですね
時代小説なので
渋めの色を選びました😁


『草々不一』
朝井まかて 著

久々に買った遠藤周作の短編集の
あとがきを書かれていて
名前はうっすら知っているけど
どんな作家さんなのかな?と
手に取った1冊📖
他にももう1冊買ってあります😆
いつ読むねん💦

見ての通り短編集です


が、一編一編がなかなか濃厚💦
一汁五菜まで読みましたが
どれもドラマ化してほしい

また時間を見つけて
後半の5編を楽しみたいと思います

📕 📕 📕

以上、読書の備忘録📝

長々と失礼しました


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あった!

2022-06-21 | 読書メモ
『まるまるの毬』を読んで
続編があったら
読みたい!
と書いたのはつい先日

食料品の買い出しついでに
ふらっと本屋に立ち寄ったら
見たことがあるような装丁の文庫本



え?

続編あった!🙌
2019年には出版されていたものが
今回、文庫として出版されたということみたい

しかも帯には
秋に第三弾って😆
流石にこれは単行本よね😅




買うしかないでしょ👍️

時間を作って読みましょうかね🍵






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読書メモ『まるまるの毬』

2022-06-06 | 読書メモ
家にはいわゆる積ん読に
なっている本たちもいるのだけど
本屋の店先に並ぶ本にも
興味が湧くのはなぜかしら?😅

そんな中
娘が好きな【ちいかわ】と
講談社文庫がコラボして
付箋をくれるというじゃないですか



おまけに釣られるのは
如何なものかと思いつつも
出た言葉は
協力しようじゃないの!

キャンペーンも終盤に
かかっていたのか
フェア帯がついた本というのが
あまりなく…

『旅猫リポート』
かなり前に読んだし
『歪んだ波紋』
単行本持ってるし
『幸せな食卓』
ん?読んだ?読んだかな…

ミステリーだの
ぎすぎすした人間関係だの
そういう気分じゃない中
選んだのが西條奈加さんの
『まるまるの毬』

人情物に心惹かれたのと
何より表紙の絵


美味しそう!
某朝ドラで回転焼きを刷り込まれたせい?

菓子屋の南星屋の主、治兵衛と
その娘のお永、孫のお君の
三人家族と、ふらりと現れる
弟の五郎を軸に
お菓子にまつわる思い出から
登場人物を深掘りしつつ
日々のさざ波から大波まで
お菓子の香りと共に
描かれています🍵

鯨餅、食べてみたい😋
というのが率直な感想ですが
支え合いながら、思いやりながら
それぞれの道を歩き続ける
江戸の家族、
続編もあれば是非読みたい
と思える人情物でした📖




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久々の読書

2022-06-06 | 読書メモ
専門書は時々
拾い読みしているのだけど
要するに必要な部分だけ
趣味の読書から遠ざかって
もう何年になるのかな…

最後に読んだ本は?

うーん、思い出せない💦

図書館に行く時間的な
余裕がないのも理由のひとつ

図書館は手軽なのだけど
読みたいときに読めない
人気の新刊は特に😁

手軽さゆえに
また今度借りたらいいか…と
なりがち←私だけ?😅

借りたものの読みたい周期ではなく返却日のプレッシャーに負ける…

どうも今のライフスタイルに
図書館は合ってないのかも
と薄々気がついてから
何となく足も遠退き😖

気になる本は
何となく買ってみるものの
読もうという気にならない…

読んでも頭にスッと入ってこない…
ボケたのかと心配になる😓

今までなら
3行ぐらい視界に入っていて
1行読んでいるつもりでも
たぶん3倍読んでたのかな😅

ん、これは目だな👀

老眼が進んだか💦

手芸用に使っている
ちょっと強めので読んでみる

読めるけど
その行しか読んでいない
これが普通?

スピードがない←贅沢?

仕事のときは
細かい文字も1.0で読めてるのに
疲労感はハンパないけど💦

何が違う?

勢い?
集中力?
給料?

💡

明るさだ!

そういえば調剤室は規定があって
✨✨かなり明るい✨✨

ならば本を読むときに
部屋を明るくしたらいい😄

結果
1.0の老眼鏡でさくさく読める🙌

寝る前の読書には適さないけど
午前中の窓際とか
夕食後から入浴前のひとときとか
それもいいんじゃないか
と思えるのは大人になったのか?

そもそも横になると数秒で
睡魔に襲われる今日この頃、
寝る前に横になって読もうなんて
手遅れだったのね😆

何を読んだのかは
また次に🌱



おまけ
久しぶりに図書館の
マイライブラリーに
アクセスしようと思ったら

知らない間に
アドレスが変わっていたようで
焦る焦る焦る💦

で、改めてアクセスしてみると


え、スマホで貸し出し?


で、で、で、電子図書館?

完全に遅れを取っている😣






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邪魔されながらもなんとか読了…久々の読書♪

2016-03-12 | 読書メモ

久々に読書。

本当に何年振りだろう、
料理本でもなく、仕事のネタ本でもなく
雑誌でもなく、きちんとした
ハードカバーの本を読むのは…

ちょっと毒のある本が読みたくて
選んだのは…
【心臓に毛が生えている理由】
米原万理 著

これ、読みたい!と思ったのが
因りによって
心臓に毛が生えてるって…
私、かなり疲れてるのか?

 

何だかんだで
読書時間を捻出できず
これはイカンと思ったある日、
よし、今日中にせねばならぬことを
全て片づけて、明日は1日
読書に充てようではないか!
と決意のもと頑張りましたよ。

 

で、その明日が来て
最低限の家事を終えて
さあ読むぞ!と目次に目を通し
本文を3行ほど読んだら
なぜか携帯が鳴る…

アラームを仕掛けてたっけ?

ちょっとボケてみたけど
そんな訳はなく…

渋々画面を見ると
職場からの電話

この時間だと
誰か急病で助っ人要請か?

本を読み終わったら
白髪染めしようと思ってたから
頭ボーボーだし…今からは無理

頭の中で目まぐるしく
状況を想定しながら
電話に出ると…ハイ、当たり

夕方から来てもらえませんか、で
時間的には猶予ができてホッとしたけど
うーん、やっぱり夜なんだな…

昼間に移りたいと言ってるのにな…

せめてパート同士、
均等に割り振って欲しいのだけど…

そんなことを胸に抱えたまま
本は横に置いて
とりあえず白髪染め~
そして晩ご飯の段取り…

インフルエンザなので仕方ない

私も1日だけ休ませてもらったし
シフトの関係で

こういう時はお互いさま!

割り切って月火水と3連勤して
木曜日は放心状態で過ごし
金曜日にまた自分のシフトで出勤。

週4の夜はキツイわ~
と思いながら出勤すると
薬局長『連勤でしんどい』と
午前中で帰ったとか…

はい?

お若いのに?

ここからまだ話は長いのだけど
他店からのヘルプの
手配だけはしてあったので
初対面のヘルプの方に気を遣いながら
冷や汗に脂汗、いろんな汗をかきながら
完全に燃え尽きたのでした

薬剤師たる者、
相手が初対面だろうが
新卒だろうがベテランだろうが
誰とでも息を合わせて
迅速に正確に事を処理していく…
それができて当たり前だと思ってます。

が、しかし…

病気でもないのに
しんどいから帰った…って?

パートの私がお互いさまだからと
出勤してるのに?

背後から味方に撃たれた気分

新任の薬局長との信頼関係は
築けそうにないわ

 

そこから復活するのに数日を要し、
今度は完全に意地になって
読み切った、という訳です。

 

筆者はロシア語の同時通訳者として
活躍された後、本を書いたり、
ワイドショーのコメンテーターなども
されていたような記憶がありますが
10年ぐらい前に若くして亡くなられ
その独特の思考回路とは
著作でしかお目に掛かれない、
そんな方であります。

 

新聞などに掲載された短文のエッセイを
中心にまとめられていて
通訳者時代に垣間見た
政治や文化の舞台裏からの話は
興味津々でぐふふっと笑えました。

タイトルになっている
心臓に毛が生えている理由
同時通訳をしていると
瞬時に訳さねばならないから
細かいニュアンスを無視することもあり、
それでも大意は同じと言い切る心が必要。
だから繊細な心ではなく
心臓に毛が生えていないとできない…
そんな趣旨のお話でした

薬剤師もそんなところあるかも…
ざっくり説明しないと前に進まない…

思わず共感

私だけ?

 

他のタイトルも
またブログのネタにしようと
メモしてあるので
機会があったら膨らませて書きましょう。

 

 

 

 

 

 

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読書メモ 『とんび』 (ブクログから転載)

2012-01-20 | 読書メモ

重松 清
角川グループパブリッシング
発売日:2008-10-31
家族のいなかったヤスさんが幸せを掴み、
自分の家族を得たのも束の間、不幸な事故によって
奥さんを亡くし、息子のアキラとの二人の生活が始まります。

大げさにいえば、父子の家族の歴史のような本です。

不器用なヤスさんが不器用なりにも精一杯アキラを育てる姿、
また、そのヤスさんを周りで支えてくれる人たちの温かい心…
そんな中でアキラはすくすくと育っていくのだけど、
思春期に入ると進路に悩み、母の死の真相を知りたがり、
ヤスさんとぶつかることが増えるばかりで読んでいてもヒヤヒヤ。

照れ屋のヤスさんは気持ちをアキラに伝えることができず、
それが自分でももどかしく余計に不機嫌に…
そんなときも陰になり日向になり手を貸してくれる周囲の人たち。

子供が成長するのと同時に、親も悩みながら迷いながら時を重ね
やがて自分のあるべき姿をみつける…そんな気がしました。
また、両親が揃っていようが、片親であろうが、
親以外に自分のことを大切に思ってくれる大人の存在は
貴重であり、その存在に気づけたら、間違うことなく
人生を歩めるような気がしました。

アキラが素敵な大人になってよかったね!と
ヤスさんに声をかけてあげたくなりました。
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