あれは2学期も終盤の12月ごろの話。
娘の中学校は給食選択制とでもいうのか
昼食は家から持参したお弁当、
もしくは学校の購買部でパンなどを購入、
あるいは予め予約しておいた給食
(という名の弁当)を昼休みに受け取る…
と、大体3パターンから各自が都合に合わせて
選ぶことになっています。
事をややこしくしてくれているのは
娘が中1の途中から導入された給食で…
予め配布される給食の献立表を吟味して
各自が食べたいと思う日を抽出し
決められた期限までにマークシートで提出するか、
インターネットから注文するか、
ということになっています。
で、注文期限というのが
ネットで前月の20日になっているので
それまでに選んで注文するのですが、
その時にしっかりカレンダーに書き込んでおけば
なんの問題もないはずなのに
そうはいかないのが人間の性?←私だけ?
『あれ、今月はいつ給食にしたんだっけ?』
などということが、ままあります。
我が家の場合は、娘が献立表に丸印をつけた日を
私が見てネットで注文するということにしているので
献立表という証拠(?)を見ながら
改めてカレンダーに印をつけたりするわけです。
メニューによってはお箸ではなく
スプーンが必要なものもあったりするわけで…
例えば、カレーとかハヤシライスとか
そういう日は献立表に『スプーンの日』と
書き添えてあるので、そういう給食を予約した日は
スプーンとお箸を持参すればいいわけで…
お弁当の日は、お箸など必要なものを添えて
お弁当を包むところまでが自分の仕事だと思っているので
包み終わるまでは、一応、緊張感を持って準備
購買で昼食を買う日は
たいてい前日に必要な金額を渡しているので
のんびり水筒だけ準備
給食の日はポリ袋に箸箱を入れて、
これまた、のんびり水筒と共に準備
と、3パターンあるわけです。
で、話は戻って12月のこと…
期末試験があって昼食がいらなかったり、
個人懇談があって昼食がいらなかったり、
ややこしいスケジュールの中
お弁当だったり、購買だったり、給食だったり
を繰り返していたある日。
娘『おかーさん、今日、給食だったわ』
と帰宅するなり笑いながら言われ、『?』
お弁当は作ってないぞ…
(一度給食の日にお弁当を持たせたことが)
娘『お箸忘れたから、先生に割り箸借りた』と。
あぁ、うっかり、痛恨のミス
『明日、割り箸返さなきゃ』と律儀な娘。
『ごめんねおかーさんも相当ボケてるから
あなたも自分で気をつけてね』ということで一件落着。
(ウチの娘、こういうことを根に持ったりしないタイプ)
で、翌日…
帰宅するなり
娘『おかーさん、今日のお箸は何か意味があったの?』
お弁当にちゃんとお箸も入れたつもりだったけど
今日も何かやらかした?
恐る恐る『今日は何した?』と聞くと
お弁当箱に添えてあった箸箱がポリ袋に入れてあったそう。
前日の失敗が無意識にそういう行動に走らせたのか?
我ながら意味不明…
寝ぼけていたのか???
とにかく、2学期も残りわずか
残りの日々はノーミスで!と心に固く誓ったのであります。
更に数日後、その日は給食。
前回の失敗を踏まえ、献立表もチェック
『今日はお箸の日』と確認して
しっかりお箸を準備。
今日は完璧さ!
自信満々に娘を送り出し
その瞬間、給食のことなどきれいさっぱり忘れる…
私も根に持たないタイプ?
いえいえ、単なるボケです
そして娘、帰宅
『おかーさん、今日はスプーンの日だったわ』
『えぇぇぇぇぇ~~~~~~~~』
気絶してもいいですか?
ボケもここまで来たか…
ちゃんと確認したのに…
他の日を見てた?
娘は『別にお箸で食べれるものだったから
大丈夫だったよ』と明るく笑ってくれたけど
諦め切れない私、献立表を見ると…
何も書いてないじゃん
ということは教育委員会のミス?
こういうことがあるなら
献立表のマークは信じずに
献立内容をよく見て自分で判断せねば
と鼻息荒く、誓ったのです。
で、来月(1月分)の給食の予約をしようと
ネットの給食注文の画面を見ていたとき
ふと思いついて今月(12月分)の献立を眺めると
あのスプーンを持って行かなかった日に
スプーンマークが付いているではないか
ネットの画面と紙の献立表が一致してない
眩暈が~~~~
給食制度が始まって日が浅いから
システムとしてまだ確立されていないのかもしれないけど
しっかりしてくれよ…と、自分のことを
よいしょと棚に上げて思った次第。
ちなみに、そのスプーンに振り回された
給食のメインメニューは【鶏そぼろ丼】でした。
確かに、お箸でも大丈夫かも
娘の中学校生活もあとわずか、
3学期は頑張ってお弁当を!と思った始業式。
が、カレンダーを確認すると
昼食が必要な昨日も今日も給食でした。
明日は気合を入れてお弁当を作るつもり