ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

高校部活 自主練に「限界」 読売新聞文字起こし 前

2020-05-28 | Weblog
2020年令和2年4月17日金曜日
読売新聞朝刊スポーツ面、文字起こし

高校部活 自主練に「限界」

新型コロナウィルスの感染拡大は、高校スポーツにも大きな影響を落としている。
春に予定されていた各競技の選抜大会は軒並み中止となり、現在でも休校措置に
伴って部活動を停止している学校が多い。今夏の全国高校総体は開催へ向けて
協議が続いているが(注:2020年4月26日に全国総体は中止が決定)、
都道府県の高校総体などでは中止が相次ぎ、選手たちは
限られた環境で自主練習を中心に調整を続けている。

SNS活用、「3密」避け再開も

昨夏の全国高校総体で男子サッカーを制した桐光学園(神奈川)は、2月下旬の
休校要請を受けて活動を自粛し、部員は自宅待機。卓球の女子団体で
全国高校総体7連覇中の天王寺(大阪)は、緊急事態宣言が出された今月7日以降、
寮生活を送る部員を帰宅させ、自粛期間中は地元の卓球場にも行かないよう
通達しているという。ボクシングの東福岡(福岡)も部活動の休止に加えて
民間ジムの多くが休業しているため、個別の練習は難しい状況で、
福岡竜太監督は「『走っておけよ』しかない」と苦しい胸の内を明かす。

長引く休止は競技力の低下などを招きそうで、水球の強豪、鳥羽(京都)の
三浦敏史監督は選手にトレーニングメニューを課しているものの、
「団体競技なので、個人だけでの強化には限界がある」と影響を懸念。
ヨットの強豪、膳所(滋賀)顧問の山下員徳(かずのり)さんは
「ヨットは自然が相手で、1ヶ月練習できなければ感覚が鈍くなる。
(風向きなどの)判断の誤りが文字通り命取りになる競技なので、
再開後は安全管理に相当気を使わないといけない」と不安を口にした。

「選抜もインターハイもなくなれば、(推薦の)大学進学などに
影響が出る」と進路の問題を懸念するのは、レスリングの男子団体で
全国高校総体4連覇中の日大柏(千葉)の大沢友博監督。サッカーでは
大学やJリーグのスカウトから練習参加を求められるが、桐光学園の
鈴木勝大監督は「今は一切行かせていない。上の舞台を目指している
部員にとってはとても残念だと思うが・・・」と話す。

つづく



5月27日(水)
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