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2010年NHK杯女子ショートプログラム

2010-10-23 10:40:12 | フィギュアスケート
Kanako MURAKAMI - 2010 NHK Trophy SP


う~む、いろんな意味で衝撃的だった昨日の女子のショートプログラム。

全体的には、まだまだ滑り込みがたらない状態だなあ、というのが正直なところ。

なんといっても一番となったのは、ラストの真央ちゃんのよもやの出来。ジャンプの修正っていう難しい課題をかかげる中、コーチがかわるっていうのは難しいのか、と思わずにはいられませんでした。佐藤コーチにきまったのは直前でしたしね。

今日のフリーで盛り返す可能性はもちろんあるとはいえ、昨日のジャンプをみるかぎり、不安が残ります。4年後のオリンピックが目標でジャンプを徹底的に直すなら、今シーズンの前半は棒にふってもいいんじゃないか、ぐらいの気持ちでみたほうがいいのかもしれません。

すべってみないとわからない(笑)カロリーナ・コストナーが昨日は実にまとまっていました。フラメンコは彼女にあうんですかね。雰囲気があっておもしろかったです。キャロライン・ジャンの体型もだったです。体型がかわる時期ですから、スポーツ選手といえど、ちょっと気が緩むと著しくかわるんでしょう。

うれしい驚きだったのが村上佳菜子ちゃん。おととし、去年あたりからこれはすごい、と思って、今シーズンのシニアデビューも期待はしてたんですけど、期待をうわまわってくれました。

はじめから最後まで笑顔全快、ピチピチ、はつらつ、天真爛漫、元気いっぱい。ジャンプが減点されたとはいえ、はらはらする要素もなく、見てる方までいつのまにやら笑っていて、終わったときにはテレビの前で拍手までしちゃいました。なんて勢いがあるんでしょう。こわいもの知らずにみえたというか。これからいろいろまわりに(勝手な)期待をされて重圧を感じ始めると、昨日みたいな滑りはできなくなっちゃう可能性は高そうですが、少なくとも今日のフリーは昨日なみに勢いよくすべってほしいもの。

彼女は二面性をかんじるんです。スピード感があってフィギュアスケートってスポーツだなあ、としみじみ感じる反面、アーティスティックというか、踊りを楽しめるでしょう。それから、笑顔なんてとっても庶民的。振り付けもそう。なのに手先の動きとか、全体的な雰囲気はくずれず、とっても優雅に見える。もともとのキャラクター+バレエあたりで培ったクラシカルな美の型が融合したんですかね???それにしてもおもしろい個性です。あんまり見ないタイプのスケーターのような気がします。

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