タブラオ ＬＡ ＦＯＧＡＴＡ

ナオミ・ピアッツアさんは関西、それも神戸にスタジオを構える踊り手です。以前いっていたスタジオで教えていたこともあるのですが、ちょうどやめられた時にはいったもので、名前だけは知っている、という存在でした。

スタジオでタブラオをずっと開催されているし、まわりにファンも多く、うまい、という話はさんざんきかされたのですが、なぜかこれまでいかずじまい。ま、スタジオ・ライブがちょうど日が重なっていた、ってのもあるんですがね。

今月はうちのスタジオ・ライブがなかったもので、見てきました。なんでも8月に新しいスタジオに移転とかで、今日が三宮のスタジオでの最後のライブでした。

すばらしかったです

これならもっと前にいっておけばよかった

それまで4組踊られたわけですが、うち、1組は生徒さんのペア、もう一人のソロはあまり踊りなれてないかな、といった雰囲気。あと二人は講師としてホームページにもあがっていた人たちで、踊りなれていて、曲の雰囲気をだすためにいろいろ工夫されているのはわかりました。みなさん、わりあいよくちょこちょこと動かれ、腕も大きく使われるので、こういう芸風なんだなあ、と思ってみていた程度でした。

が、ペンテネーラを踊られたピアッツアさんは、たたれた時から、曲の空気をまとってたんです。もうそこから、他の踊り手さんとは数段、格のちがいをばしばしかんじました。やはりけっこうチョコチョコ動く振りであるのは同じとはいえ、ちょっとした動きに意味があり、ドラマがあり...あっというまの数分間。

最後のブレリアはまた雰囲気かわってましたから、曲によってがらっとちがう空気をまとえる人なのかもしれません。


しばらく見続けてたいかも。まずは9月の発表会にいってみますかね。

一つコメント追加。音楽はバイオリンがはいってまして、ちょうどマイテのペンテネーラと同じようなアレンジにしてありました。