穀物のスープ

あなたのために―いのちを支えるスープ 文化出版局 このアイテムの詳細を見る

寒くなってきて毎日がつらい、という声もあちこちであがっているのですが、どっちかというと暑いより寒いほうが好きだったりします。寒いほうがネオンや星空はきれいだし、なんといっても、家に帰ってきて暖かい飲み物や食べ物をとるときって、あ～、幸せ、って思えるから

そう、これからはスープや具沢山のお味噌汁やシチューやらがおいしいですね

毎年、凝る汁物は微妙にちがっていて、ミネストローネ命の年もあれば、やたらに豚汁の研究に燃えたこともあります。ねぎとかしょうがをいっぱい入れるのが好みです。実家はさつまいもを使うのですが、個人的には小芋のほうが好き クリームシチューは毎年、何度も作らずにはいられません　

今年ヒットの予感がするのが、栄養と料理 10月号で辰巳芳子さんが紹介していた雑穀スープ。大麦、あわ、きび、たまねぎ、セロリ、干ししいたけに白ワインとオリーブ油というくみあわせ。体にじわじわっと栄養がしみわたってくるような滋味あふれるスープです分量どおり作ってみると、おじやのようなかんじになりましたので、お湯でだいぶん薄めて、塩で好みの味にしあげました。本では里芋がはいっていましたが、なにもなしでも十分にいけます。他に何をくわえてみようか、と考えるのも楽しいです。薄味にすれば、おじやとして食べてもいいのかもしれません。

写真の本は辰巳さんの本。出汁の引き方からていねいに解説してあります。少々高いのでためらっているのですが、このスープを飲んでるとやっぱり買って、きちんと作ったおいしいスープを味わおうかなあという気になりつつあります。