ドン・キホーテ

といっても、お店ではありません。バレエの公演です。今年から来年の初めにかけて、なぜか神戸、大阪ではドン・キホーテの公演が多いようです。

終了した分では、松山バレエ団の公演がありました。それから今日の2004 洋舞フェスティバルもやはりドンキです。来年は熊川哲也の公演もあります。

原作とはちがってて、キトリとバジルの恋物語がメインで、ドンキホーテがからむどたばたがあったあげくにハッピーエンドになります。派手でにぎやかで楽しいです。闘牛士やジプシーのキャラクターダンス、ドンキホーテの理想の姫ドリシネアやキューピッドや妖精がでてくる純粋クラシックの踊りとバラエティにとんでるし、これでもかあ、というぐらい主役の二人はジャンプや回転のテクニックを見せつけてくれます。

今日はこれから洋舞フェスを見に行きます。出演者は複数のバレエ団からオーディションで選ばれたらしいんですが、いろいろ綱引きがあったか、幕ごとに配役が変わるらしいです。うちのバレエ教室のアイドル張くん（所属はちがうバレエ団）がバジル出演するのは一番の見せ場の最終幕なので、そのときには私の周りの席は力がはいった拍手がとびかいそう（笑）この感想はまた明日にでも。ドンキのほかには私の先生が出演するモダンバレエもあるのです。かなりの長丁場になりそう。

ビデオやDVDならこれがもう絶対にお勧め。収録は1983年と古いんですが、バジルのバリシニコフはジャンプはもちろん、とてもチャーミングな伊達男で役にぴったりです。キトリのシンシア・ハーヴェイも元気がよくてかわいいキトリそのもの。あと一ヶ月辛抱すればだいぶん安くなるみたいです。

ミハイル・バリシニコフの「...