インテンポ

インテンポ（音楽的に安定したテンポ）とメトロノーム・テンポは違うといわれます。が、音楽的な盛り上がりにあわせて自然に変化するのと、技術的に未熟なせいでテンポが揺れ動くというのは天と地ほどの差があるのです。

踊り全般がそうですが、足をはじめとする身体でリズムをこしらえてくるフラメンコのバイレなど、特にそれがわかるといえましょう。はい、お察しの通り、昨日はこのことを注意されっぱなし　ううう... 振りはなんとかはいってきたとはいえ、話にならないレベルです。先生としては、全体を見てグレードアップしたいと思ってらしたらしいんですけど、とてもとてもそのレベルに達していないのでした

自分でカウントをとる練習のしかたそのものがまちがっているのだから、これで練習しなさい、と貸していただいたのがパルマのCD。パルマ（手拍子）を延々と、76から300までテンポを変えてたたいているというもの。ソロコンパスのアレグリアスあたりを使うより、正確にテンポを刻んでいるようです。2枚組みで1枚目はsimples、2枚目はdoublesすが、踊りのお供でしたら、1枚目のほうですね。

推奨テンポは、

歌ぶり4　（tempo 120）
シレンシオ 1（tempo 76)
足 4 (tempo 120）または5(tempo 138)
ブレリア 6(tempo 160）または7(tempo 184)

ちっとも面白いCDではありません。論より証拠、こちらできいてみてください。が、インテンポを身に着けるのには、これしかありますまい。あるいは、メトロノームを使って機械的で崩れないテンポを身に着けておく練習を自習ではやらないといけないってのが現状です。

すねたり、めげっぱなしになるのは簡単ですが、なんとかなると思われているのだから、しかってもらっているのでしょう。うん、ぐずぐずいっててもなんにもならないしね明日から自習はもちろん、通勤もこのパルマCDをお供にすることになるかな。そう、ちょっとでもマシに踊れるようにがんばろう