
9月9日 10時22分のNHKニュースで東京電力福島第一原子力発電所の周辺に
ひまわりを栽培して放射性セシウムを土壌から除去することの実験で、放射性
セシウムが最大で半分になったとのことです。
但し、この文中に放射性セシウムを吸収したひまわりは土中に埋めるしかなく、
廃棄場所の確保が課題となるとありました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110909/k10015484921000.html
ひまわりはチェルノブイリ事故の周辺にもたくさん植えられていたとニュース
で見たのですが、いったいなんで「ひまわり」なのか気になり調べました。
理屈は、ひまわりのファイトレメディエーション(phytoremediation)
(植物が根から水分や養分を吸収する能力を利用し、土壌や地下水中の汚染物質
や気孔を通じて大気中の汚染物質を吸収、分解する技術)を利用するということでした。
放射性セシウムは土壌からひまわりに吸収されるということで、でもそのひまわりは
土中に埋めるしかないわけですね。焼却してもその灰をどこかに埋めるか捨てることに
なるわけです。やはり放射性物質を分解するのは大変なことなのですね。
調べると様々な情報がありますが、一概にチェルノブイリと比較するのも良くないのですが
チェルノブイリは30キロ以内では25年間も周辺に立入り禁止だったとのことでした。
正しい情報が不足しているのか、それとも隠ぺいされてるのか、本当に何もわからないのか。
後から後から、実はこんな事があったとかという話しなんかは聞きたくないです。
いったい何が正しいのか、自分達で問題意識を持って考えていくしかないようですね。
3月11日以降ずっと怒りを感じていました。
本当はブログに書きたくなかったのですが。
ひまわりの花はいつも太陽を見ています。
私達はテレビや新聞、ネットで情報を得ます。その光に向いて判断します。
被災地の人の為に、日本国民のために政治家や知識人は正しく情報を発信すべきです。
本当に植えて欲しいのは誠実なひまわりの種です。
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