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なんでだろうと思う気持ち

なんとなくなんでだろうと思うことを調べ
興味を持つことの楽しさを共有できればと思います。

ボールペンって。

2011年09月07日 | 日記
何気なく使っているボールペン。
でも、このボールペンって誰が作ったんだろうかと思い調べてみました。
ボールペンって和製英語だったんですね。
本当はBallpoint pen(ボールポイントペン)と呼びます。

ご存知の通り、このボールポイントペンは先端に小さなボールがついています。
そのボールが回転すると細い管状のインクを詰めた部分からボールにインクが付着して
紙等に文字や線を書くことができる筆記具です。
インクは重力で下に向いたボールに付着して筆記具として機能します。
つまり、ボールポイントペンは先端を上に向かって使用するとだんだんインクが出なくなるわけです。
そういえばそうですね。机が無い時に壁なんかに文字を書くとインクが出ないなんてことありますよね。

http://www.ideafinder.com/history/inventions/ballpen.htmこのページによりますと、
1888年にJohn Loud's(ジョンラウド)がアメリカで皮なめし用のroller-ball-tip marking pen
(ローラーマーキングチップペン)の特許申請を行ったが、実際には上手く使用できなかったようです。

1935年にハンガリーのLadislas Biro(ラディスラス、ビロ)とその兄弟のGeorg(ジョージ)が改良版を
考えてそれが現在のボールペンの原型となった。Biros(Biro)というアルゼンチンの工場で作られ販売された。
なので、ボールポイントペンは、Biro(ビロ)という呼ばれ方もするのですね。
つまりメーカー名で呼んでるわけです。

実際に大量に販売されたのは1940年代のアメリカのようですね。もちろん大ヒットしたようです。
その後は様々な会社が作りだしたようです。
ボールポイントペンはペン先のボールの精度が滑らかさを、インクの種類が速乾性やインクダレ、
滲み等に影響を与える。非常に繊細な技術の積み重ねがこの一本のボールポイントペンにあったのですね。