美味堪能

神戸の美味なる食を堪能する日記。
三宮・元町・阪神間はたまた京都までのレストランを食す。
ただ今育児日記に変更中…

春の京和菓子体験(俵屋吉冨)

2014-02-27 20:25:54 | 興味があるモノコト
 お抹茶と和菓子付き。お菓子はうぐいすの求肥でした。

 先日京都の俵屋吉冨の春の京都和菓子体験に行ってきました。老舗和菓子屋さんで3種類の春の和菓子が作れるというものです。こういう体験ものに目がない&和菓子好きなので、同じく和菓子好きな先輩を誘って参加してみました。

 京都は今出川にある京菓子資料館。ここは吉冨のお店の横にありまして、1Fがお茶などを飲める喫茶室、2Fが京菓子の資料館、3Fの部屋で和菓子作り体験が行われました。結構人数が多くて、2つの班に分かれた様子。
 私たちはまず、1Fのお茶処でお抹茶と和菓子を頂きました。お店の方がお菓子の説明とお抹茶の簡単なお作法を教えて下さいました。次に2Fにあがって、和菓子の歴史を学芸員?の説明を聞きながら、展示品を見ます。全て菓子で出来た紅葉や桃の見事な細工ものなどの展示から、和菓子の歴史はなかなか面白い…。
 そしていよいよ3Fにあがって、持参のエプロン、三角巾、マスクをして更に手洗いをして、用意されたテーブルへ。

 前に実演テーブルが用意されていて、1種類ずつ職人さんがこうやって作ります、というのをやってくれるので、それを見て自分のテーブルに戻って作ります。

 こんな感じで各自の餡や材料はもう用意されています。
 作ったのは、桃の茶巾包、ひちぎり(蛤の形?)、きんとんの3種類です。

 これが私めが作りました3種類。なんか上手そうですが、ちょっと手伝ってもらったり…特に難しかったのが、茶巾絞り。これって茶巾の絞るシワがそのまま線に出るから、シワを均等にして絞らないと汚い…。職人さんはこうです、とひょいひょいと作るんですが、そんなにうまくいかん~!
 でもこれ、味は作りたてで柔らかくて新鮮な美味しい味でした! 出来たら箱もキャリーも用意してくれてまして、自分で詰めてお持ち帰り出来ます(当日中に絶対食べる厳重注意あり)勿論作る時は、ゴム手袋にアルコール吹きつけて、衛生管理は厳重でした。
 ここのお店の作りたて餡が美味しいのか、そもそも作りたて(店に出てない)状態だと新鮮なのかな?
 ビーンズは、真中のひちぎりがいい、と選んでました♪

 参加した人達は女の子同士のグループ数組と、お母さんと息子(小学高学年ぐらい)、外人さん、なんかが参加してました。皆最後は写真とったり、職人さんに質問したりしてました。
 この作る体験の時に、白衣にマスク、帽子を着用した男性職人達(社員?)がサポートしてくれるのですが、うちの工場の人達に見える…。洋菓子も一緒だからなあ。ちなみに前で実演して見せてくれた職人さんはこの道20年の方だそうです。
 はー、自分で好きな和菓子とか作ってみたいなあ~(丸めるだけじゃなくて、芸術的な上生菓子ね)


 1時間半ぐらいで終わり、後は三条あたりをぶらぶらして「ちゃらん」というSAVYにのっていたお茶専門店でお茶をしました。軽めのお茶で良かったので茶だんごにしてみたんですが、このお店もうすぐ閉店する、という…。イメージも本格的なお茶の店、というよりは軽いカフェ的な感じ。ちょっと失敗したかな?って感じでした。
 京都は前もそうでしたが、本当に味も雰囲気もいい店が多いのですが、そうでない店も多々あるので、なかなか見分けるのは難しい…。特に雑誌にのってると全部いいお店に見えちゃうし。

 寺町界隈をぶらぶらして、「ワルダー」というパン屋と、もう一軒のパンやさんでパンを買って帰りました。京都はパンもなかなかレベルが高いらしい…。久々に旦那&子と一緒ではないので自由にぶらぶら出来て楽しかった休日でした。