美味堪能

神戸の美味なる食を堪能する日記。
三宮・元町・阪神間はたまた京都までのレストランを食す。
ただ今育児日記に変更中…

趣味のアクセサリー作り アレコレ

2015-11-30 20:37:40 | 興味があるモノコト
 クリスマスらしいものも作ってみた。横にある濃い木のおうちは手作りサイトで買ったもの。3個セットで玄関ニッチに飾っております。

 さて、たまには趣味のアクセサリー作りのことなど…
 前回、初めて収支がプラスになったと書きましたが、そう、かれこれ4年ぐらいネットで細々たまーに販売しておりますが、基本赤字の小遣いを使い続ける完全なる趣味だったのでございます。
 まず、天然石を仕入れる単位が1粒ではないので、半連や1連という連単位で仕入れます。そうすると数個~数百個単位で入ってくるわけでして、それを1個に割れば1つの値段はお安いのですが、結局残り全部の在庫を抱えるわけで…。そう、在庫リスク?を抱えるわけです。
 もちろん一粒単位で販売しているショップもあるのですが、割高な上、天然石はインクルージョン(内包物)があったり、先が割れてるものが入ってたりでいい石が届くかどうか限らないのです。天然石も14金ゴールドフィルドという素材もそんなに安くはないので、1回あれも足りない、こんな石欲しいと仕入れるのが、数千円単位でしょうか。

 私にしてはデコラティブなネックレスを作ってみた。

 思いついた時に作ってUPして、あんまり売れないしこれ以上作ってもなあーと思っては、売れてまた作る気になって…という繰り返しです。ただ、その間にいわゆる「手作りサイト」なるものが台頭してきて、かなりネットでの販売自体が当たり前のようになってきました。
 私が登録しているのは「Creema」「iichi」「minnne」の3つのサイトです。それぞれ特徴があって、どれも登録は無料、売れたら手数料という形で12~20%をとられる形です。UPするだけなら無料なのでコストはかからないのがいいです。
 中ではiichiが一番価格も高く、作家性も高いものがそろっている感じで、minnneが若い子安いもの向け、Creemaはその間ぐらいの特徴があります。
 要はその中でどのぐらい作品が取り上げられて目につくページにピックアップされるか、というのが重要なようですが、私の場合殆ど取り上げられることもなく、ひっそりと見つけた人がお気に入りにしてくれるぐらいで細々やっていまして、今までminneで一度、iichiで一度目につくページに取り上げられた時は、アクセス数がすごかったり、しばらくオーダーが立て続けだったり…とかいう効果がありました。何故取り上げられるかは、サイトによるので基準はわかりませんが…。特徴的な作品だったり?サイトの人が基準に選ぶのでしょうか。
 見返してみると、今年は御影のRubiaさんに置いて頂いているのも含め、月2~4つ売れるようになりました。それで少しずつマイナス○万から少なくなってきて、こないだようやくプラマイがプラスになったということであります。バンザーイ♪
 そこで儲かるようになった?などと思ってはいけません。少しだけプラスになっても、次の材料を仕入れたらまたマイナスになって…という繰り返し(--)なので、こういう趣味で儲かっている人はいるのでしょうか~?? 私は疑問です。(元手がかからない人なら可能?)

 
 基本は何かを作るのが好きなので、好きなアクセサリーを作ってる時は楽しいです。でも全然売れてない月が続くと、自分の趣味は受けないのかなあ?と自信がなくなり、しばらく作らなくなります。でも買ってくれる人がいて、「大事にします」とか「素敵」とかレビュー頂くと嬉しくなってまた作ります。以下ループ・・・
 自分でイケてる!と思うものが出来る時は、手持ちで余ってる石をいい感じのアクセサリーにアレンジ出来た時。お!この石安いと思って注文のついでに買ってみた安い石で素敵なものが出来た時。これいいんじゃないー?と自画自賛してUPします(笑)
 今まで買って下さった人は、皆いい人ばかりで、レビューなしの人もいますが、とても丁寧に気に入ったとか、大切にします、と書いて下さる方がいらっしゃってものすごくうれしいです。自分が作ったものを身につけてお洒落してくれてる人がいるなんて、考えただけで素敵じゃないですか?
 あくまで小遣い使う趣味だけど、需要がある限りは続けてみようかなーとか。
 ただ同じようなショップが山のようにあるのです。私に出来ることは他の人にも出来るわけでして…。後はセンスと好みの問題かな?と思います。素材や材料に拘らなければ安くてチープなものは作れるけど…。年齢的にそういうものより、ちゃんとした本物の石を身につけたいよねと思うのです。

 ちなみに一体いつ作ってるの?と友人に聞かれることがありますが、子供が寝た平日夜か土日にちまちまと…。いつか時間が出来たら、彫金習ってもっと自由に作れるようになりたいと思ったり…。あー、でも陶芸もやってみたい…
 とりあえず、石の負の在庫を減らすことと、もっと素敵なアクセサリーを思いついて生み出すことでしょうか~

ショップリンク:https://www.iichi.com/shop/Latelier-lune
        http://www.creema.jp/c/latelier-lune

ル・ビストロ(元町)

2015-11-25 22:25:47 | Restaurant
 アンティークや器なんかが好きで、好みが合うママ友さんが、最近いくつかオーダーしてくれました。これはロンドンブルートパーズのピアスをご注文♪ 私も大好きな石です。

 さて、アイスランド旅行記の続きはもう年末にでもかけてゆっくり書く気で…。先にレストランブログをば。
 その前に、パリ行く前にiichiという手作りサイトのメルマガにのった後は一時、オーダーや再販の注文が何件か来て大変でしたが、もうすっかり落ち着いていつも通りに細々と続けております。一度取り上げてもらうと、その時のアクセスがすごかったり、しましたが、段々落ち着いてきて今では前通り…。なかなか取り上げてもらうのは難しいですが、そうやって知ってもらうとお気に入り作家にマークしてくれた人などが増えたので嬉しい限りです。ついに収支も4年目にしてプラスになりました。今まで小遣いをひたすら消費していたのでプラスになったのは、進歩かな。(といっても、また材料を仕入れたらマイナスになるのですが…)

 何年ぶりでしょうか? ル・ビストロに行きました。いわずと知れたジビエ料理で有名なレストランです。
 そのボリュームから旦那が好きなのですが、子供が生まれてから行ってないので、かれこれ8年以上は行っていないでしょう。
久しぶりに旦那の誕生日ディナーに行ってみました。
 お店は前のまま、ただ、シェフが一人になっておられまして、ホールや手伝いもおらず、注文から料理から全部ひとりでやっておられるのですごく大変そう…。時間もかかります。
 旦那が好きな牛の胃のアラカルト料理を食べたかったらしいので、アラカルトを頼もうとしたら、時間かかるし出来ない料理も多いみたいで、(一人でやっておられるので)要はコースにしてほしいということのようです。コースは普通のコース(値段・内容別)とジビエのコースがあり、折角なのでジビエのコースにしました。
 ジビエコースは、メインによって値段が違い、マガモなどの鳥は1万円だったかな? パロンプというキジ鴨にしたのですが、これは1万3千円。丹波の猪は1万7千円だったかなー。なかなか高価な値段ですが。

 相変わらずのボリューム! 前菜盛り合わせという中の最初に出てきたムール貝。これだけの量出るのってすごい!

 これも前菜で、生ガキと小さいスープとほたてのチョリソーのせ。美味しいしボリューム満点。ムール貝とこの皿で前菜です。

 魚料理は、オマール海老。内臓とソースが濃厚でした。

 パロンプ。1羽を羽をむしる前のを見せてくれまして、そこから羽をむしり(大変!)料理して二人分分けてだしてもらえます。つけあわせはエシャロットと巨大なセロリの一種。味はじゃがいもっぽいですが、セロリの種類らしい。
 パロンプ(キジ)は山シギほどレバーっぽくなく、鶏肉の少し濃厚な感じ?で食べやすいものでした。足もかじって食べるし、頭も半分に割られて出てきて、脳みそも…。私は平気だけど、脳みそは抵抗あったな…

 デザートは、イチゴに生クリームのようなチーズ入りスープに、洋ナシのコンポート(丸ごと!)
 いやー、食べた食べた。ボリュームはたっぷり。味も濃厚でまさにジビエの旨みを味わいました。値段が高いだけありますが、他では食べられないし、満足度は高いかな。ほかのお客さんは、外人さん一組と後から女性二人組が来ただけですが、それだけでもシェフ一人だから大変かも。
 いやー、前なら好きなアラカルト前菜1品ずつとメインをシェアとか選べる楽しみがあったけど、今はおひとりなので事前に予約しておかないとない食材や時間がかかるから無理なこともあるようなので、事前に予約をおすすめします。何を食べるか事前に決めるのは難しいですけどねえー。ホントは雷鳥を一度食べてみたかったけど、出てしまってなかったのです。
 
 秋冬は脂肪を蓄えた野山の鳥獣が美味しくなる時期。普通のレストランでは無難に牛や鴨や出てもウサギぐらいのメインがほとんどですが、めったに味わえないジビエ料理ならやはりここかなーと思います。私はジビエ好きではないですが(羊好き…)、食べたことないものは食べてみたいと思うのであります。猪や熊も興味あり。ちと値段が高いから手が届きませんが…いつか食べてみたいな。

サロン・ド・ショコラとパリ出張

2015-11-16 23:39:56 | 旅行
 無事帰ってきております。

 まず、パリで起きたテロに対して亡くなられた方にはお悔やみを申し上げます。帰国して2週間以上たっており、出張の報告会もして、報告書もやっと書き上げ、あーもうパリは遠くなったな、と思った矢先に、同時テロのニュースが飛び込んできて本当にびっくりしました。2週間前に起こっていたら…と思うと恐ろしいです。
 行ってた時も帰ってきた時も夢にも思わなかったです。街の雰囲気もそんなこと全然感じなかったしね。

 とりあえず無事ですので、ご報告。
 出張はどうであったかというと、4泊6日の駆け足でしたが、それなりに周りたい店は周れたし、半日フリーももらって美術館も行けたしで充実はしておりました。
 ついた日は夕方パリに着いたので、ホテルの近くにあったギャラリー・ラファイエット(欧州最大の百貨店)の食品売り場を少し見ただけでホテルで休みました。

 ホテルはオペラ座の近くの小さなホテルで、ビジネスっぽい感じでしたが、備えつけの湯沸しと珈琲や紅茶や茶菓子が備えてあって、不自由なかったです。
 2日目は、地下鉄で離れたポルト・ド・ベルサイユの国際展示場で5日間開催される「サロン・ド・ショコラ」視察に。もう21回目だそうです。日本じゃ伊勢丹がバレンタインにかこつけてやってるけど、本場は全然違う。本当にチョコレートの祭典で、バレンタインだとかは関係ないし、一般市民の為?なので入場料はかかりますが、お客さんも沢山。日本人も沢山きてました。

 こんな感じ。インテックス大阪みたいな広い会場に沢山ブースが出てます。

 フランスならず、各国からいろんなチョコレートメーカーが出店。

 強烈! これヌガーだよ。どんだけでかいねん!?

 チョコも量り売りが多い。

 細工ものも。このキティちゃんサンリオの版権無視だろうな…

 チョコだけではなく、パート・ド・フリュイも量り売り。

 マカロン屋さんも多かったな。

 スイーツのアクセサリーやら、石鹸、香辛料やさん、お茶やさんまで色々出店してたよ。

 これは老舗のシャポン。おしゃれー

 こういうびっくり巨大彫刻?なんかも。
 勿論、ジャンポールエヴァンやジャン・シャルル・ロシェー、フランク・ケストナーとかマゼとかボナーとか有名なところも当然出てました。(写真もとったけど、高級ショコラティエは出張報告で書いたので省きます)
 驚いたのは、日本人客が案外多い&そういう人ばかりエス小山とか辻口さんの店とか日本人のブースで買ってたけど、フランス人はあんまり買ってる人見なかったなあ。なんでフランス行ってまで小山とか買うんだろ?? 見たことないようなチョコレート屋さんがいっぱいあるのに?? 日本で買えるじゃん?と疑問に思いましたね。
 あと、メゾン・ド・ショコラとか、ジャック・ジュナンとか案外サロン・ド・ショコラに出てないショコラティエも多かったのも驚きです。一日会場にいたので、さすがに試食も思い切り食べたし、見まくって満足しましたー。

 パリの地下鉄。移動は殆ど地下鉄で。大阪の地下鉄並みに網羅されていて、数分置きにくるので、これを乗りこなせば大抵のところに行けます。(ただ、券売機の操作がわかりにくいよ。コインOKな機械やそうでない機械があったりとか)

 翌朝早朝から出たら目当ての店が開いてなかったので、市場を見ました。果物や野菜、魚、料理された鳥やチーズ、美味しそうだったなあー。椅子があれば、絶対買って食べてたけど。あと飲み物やさんがなかった…

 きのこ ジロールとかあるよ

 色々ショコラティエ・パティシェショップを周ってる中で、サンジェルマンで一番古い石畳の写真。

 オペラ座。もうここではバレエぐらいしかやってなくて、オペラなどは新オペラ座でやってるらしい…一度オペラ座でオペラみてみたい! こっそり調べたけど、あんまりやってなかったんだー

 3日目の半日フリーを頂いて、ルーブル美術館とオランジェリーに行ってきた。

 これルーブルの中庭

 サトモラケのニケ。とにかく駆け足で地下から3Fまで? 一応全部見たと思う。とにかく足が痛くなったが、貧乏性なのでどうせなら全部見たいと思って…。(2回目行くなら見たいものだけでいいけど)

 ルーブルとオランジェリーはテュイルリー公園でつながっています。ちょうど夕暮れの美しい時間。公園の池添いのベンチに座ってくつろぐ沢山の人。

 美しい季節でした。マロニエ?の木が落葉していて、空も澄んで綺麗でした。これはオランジェリーに続く並木道。
 オランジェリーにはモネの睡蓮8枚があります。専用の空間に4枚ずつ睡蓮の絵が置かれており、ここは本当に何時間でも眺めていたいぐらい素晴らしかった。少ししか入れなかったけど、オランジェリーに来れてよかった。

 夕暮れの広場。遠くにエッフェル塔も見えます。

 一応凱旋門とシャンゼリゼ通りも歩いてみたよ。

 4日目の11時にはもうバスに乗って空港に向かったので、実質3日間かな? まあ、サロンドショコラとパリ市内のパティスリーも沢山満たし、百貨店・スーパーも見れたし、十分でした。
 海外旅行によく行っていた私ですが、なんせパリは学生時代以来で、今イチ不慣れでしたが、同行の社長が詳しく助かりましたし、開発の男の子と一緒に行動していたので怖くなかったし、何事もなく無事でした。地下鉄や店に入るのも慣れてきたし。会社の費用で行かせてもらえるなんて本当にありがたいことです。ただ、全て領収書をもらわないと出金出来ないとか、色々個人旅行とは違いましたが~。
 

 今回目からウロコだったのが、「ジャック・ジュナン」のパート・ド・フリュイとキャラメル。なんじゃこりゃ?なジューシーさでびっくりしたぐらい美味しかったよ。キャラメルも柔らかくて溶けて絶品! お土産に買って帰ったら、前に日本で買って食べたことある先輩が全然違う、と言っていたので、現地ならではか。チョコはそんなに感銘受けなかったけど、ジュナンはピカ一でしたよ。長らく並んでサロンドテでもミルフィーユ食べたけど、これも美味しかったですし。
 
 ただ、美食ブログを書いておる私ですが、フランスのご飯は美味しくなかったです。というのも、朝も昼も夜も社長と一緒で、多分会社に請求する食事代があるせいかいいお店にはいかず、近くで適当に食べたりしたのもあると思うけど、全体的に下味があまりついてない肉や魚に濃いソースをかける、という感じ。そりゃあ日本だとどこでも美味しいけど、そうではないようです(社長いわく)
 怪しいスシやラーメン店も山のようにあり、半分以上日本人ではないアジア人がやってるそうな…
 三ツ星のフレンチに行けば、美味しかったのでしょうか…? 予約していければよかったんですが、予約できる語力もないし、勝手に行動していいかわからなかったので…でも一度一流店で食べてみたかったなあ。あ、パンは美味しかったです。チェーンみたいなとこで食べてもおいしかった。
 私の中では、フランスは自費で行かないであろう国なので(観たいところは昔に観たから)こういう機会でもないと行かなかったと思うのでよかったなあ。古い歴史ある街並みは美しかったです。もうこんな機会はないと思うけど(笑)行かせてもらった職場に感謝したいと思います。