美味堪能

神戸の美味なる食を堪能する日記。
三宮・元町・阪神間はたまた京都までのレストランを食す。
ただ今育児日記に変更中…

「24」シーズン6

2007-09-17 01:17:48 | レビュー
 なんと久しぶりに育児以外のことを書いたことか・・・

 「24」シーズン6のレンタルが開始。
 シーズン1からはまって、シーズン5は去年の妊娠中に見て「こんなの見てお腹の
子供にいいのかなあ?」とか旦那と言っていた。(テロだの爆撃だの人が死んだり
するから)
 一体見る暇はあるのか!?とそもそも思っていたし、出産以後ビデオなんて
映画もだが全く見る暇なし。平日夜は疲れてうたた寝してしまうし。
 しかし「24」は1話が45分ぐらいなので、1話ずつなら見れるかもしれんと
思っていたのと、最近ビーンズは夜8時半頃には寝るので、次の乳までは時間が
あると言えばある。普段はネットしたり離乳食作ったりお風呂入ったりしているのだが。
 
 この連休の初日によったらレンタル可があったので(開始日数日は貸し出し中ばかりだ)借りてみた。
 おお。ビデオも久しぶりだわ、24も久しぶり。
 相変わらずジャックは不死身ぶりを発揮。拷問を受けて普通歩けんやろと思う状況で
走るわ全く支障のない姿は殆どアメコミのヒーローだよ・・・
 確かこのシーズン6はエミー賞だったかをとったシリーズ最高傑作と言われている。
 とりあえずレンタル開始されたら全部観たいなあ。

 観だしたらやっぱり1話だけで終われない(^^;)続きは・・・と2話観てしまい
もう寝る時間・・・でも観れるだけでも産んだ当初からは考えられない進歩だわ。
アメリカのドラマは他にはLOSTとかも観てたけど、「24」は他とは段違いに
面白いと思うなあ。
 
 ちなみにビーンズにはテレビを見せてません。ある本でテレビは刺激が強すぎて
親の語りかける言葉や絵本に注意を払わなくなってしまうそうな。しかもビーンズが
最近まで夜も居間のバウンサーで寝ていたので長らく我が家はテレビなし状態。
特には困らなかったけど、ニュースには疎かったかも・・・
 最近ようやく寝室に夜寝かせた後は、こっそりニュースなんかを見るようになりました。
 まだ映画なんかを見るには落ち着かないけど・・・とりあえず「24」は全部観るぞ!

絵本「セーラーとペッカ、町へいく」

2007-08-13 00:28:33 | レビュー
 あまりにも面白い絵本があったので久々に紹介。

 出産以来久々に図書館に行きました。前は2週間に1回とかよく行っていたが、
ビーンズを産んでからは「本?いつ読むのソレ?」という状態なので、行ってもなあ~
&隣町の図書館は階段しかなくベビカのままでは行けないこともあり・・・(いちいち
抱っこ紐に変えてベビカは下に置いていかねばならない)
 しかし旦那が担いであがるという強行突破式で、半年ぶりぐらいに(笑)
 元々児童書フロアが好きなので、ビーンズ用の絵本とは別に発見!

「セーラーとペッカ、町へいく」 ヨックム・ノードストリューム/偕成社

 スウェーデンのアーティストが書いた絵本らしい。
 まずなんともヘタうまな絵が「なんじゃこりゃ?」と目をひいた。
 お話は引退した船乗りセーラーと一緒に暮す犬のペッカの日常のお話。
 この犬のペッカが、ぶっさいくなスヌーピーみたいな犬で、服を着て
両手(?)両足に靴を履いて新聞など読んでいるのが妙にイイ感じ。
 そしてセーラーはおっさんなのだが、ある朝セーターが探してもないので
町に買いに行くことにするのだが、セーターがないから素肌にサスペンダー
という格好で出かけるのである!(驚)
 途中車が壊れ、歩いて町についた一人と一匹はそれぞれ服屋と床屋へ。
 満足した後は「町へきたついでに、タトゥーをいれよう」とタトゥーの店へ向かう。
 は?タトゥー? (爆笑)
 面白すぎ。ついでに・・・って。
 そしてほんとにセーラーは腕にタトゥーを入れて帰るのである。

 まあ、よく考えれば引退した船乗りだし、タトゥー入れてもおかしくないけどさ。
児童書でしかも「町にきたついでに」タトゥー?予想だにせぬ展開にウケました。

 なんとも味がある絵本です。つっこみどころ満載。
 犬のペッカのぶさいくさと歩く時は四足になってたりするかわいさにやられました。
 セーラーとペッカシリーズは全5巻あるらしい。他のが早く読みたいんだけど・・・(笑) 

オペラ「トスカ」

2006-10-22 21:47:07 | レビュー

 久々のオペラです。

 「トスカ」プッチーニ作曲
 ハンガリー国立歌劇場
 トスカ:ゲオルギーナ・スカーチ
 カヴァラドッシ:イシュトバーン・コヴァーチハージ
 スカルピア:ベーラ・ペレンツ
 指揮:西本智美

 実は「トスカ」は初めて観ましたが、今日は歌も素晴らしかったし、舞台演出も
良かったです。舞台が立体的に作られていて、空間を感じました~。
 歌は、カヴァラドッシ役の人が良かったなあ。勿論トスカ役も良かったのですが、
割と感情移入出来て見れたと思います~。
 ちなみに曲は1曲しか知らなかった・・・
 指揮者は外人の筈だったのに、いきなり変更されてました。ファンの人には
嬉しいのか?西本智美でした・・・。
  
 生で素晴らしい歌声を聞いて、胎教には良かったかなあ・・・なんて。(愛憎すごい
物語だけど・・・)結構ベビーはお腹で動きまくってました。
 
 ところで、幕の合間にフェスティバルホールのTeaRoomでお茶飲んだりしますが
とにかく高いのね~ コーヒー・ソフトドリンク400円、サンドウィッチ500円とか
モエ・エ・シャンドンのシャンパン、グラス1杯1000円とか・・・
 そこしかないので、ついつい買ってしまうんだけど・・・。本当はこっそり外で買って
持ち込むのがベター・・・ってオペラに来るような人はそんなこと気にしないか(^-^;)
 やっぱり年配のご夫婦が圧倒的に多い。後は女性同士(フォーマルな格好の人も多い)
か男性一人っぽい人もいるかなあ。

 さて、次はいつ行けることやら・・・? 

イタリア・ベッリーニ大劇場「ノルマ」

2006-07-10 22:40:13 | レビュー

 久しぶりに行きました。オペラ・・・
 大阪フェスティバルホールに来日したのは、イタリア ベッリーニ大劇場

 「ノルマ」

 指揮:ジュリアーノ・カレッラ(知らない)
 演出:ワルター・パリアーロ 
 ノルマ役にディミトラ・テオドッシュウ ギリシャ出身の歌姫で"マリア・カラスの再来”
 と呼ばれているそうな・・・
 ポリオーネ役:カルロ・ヴェントレ
 
 あらすじは、これまたオペラにありがちなすごいなあ、あり得ない~と思うような
内容。ローマ帝国支配下のガリア地方の巫女ノルマが、敵であるローマの総督と密かに
情を通じ、二人の子供までもうけていたが、その総督は今は若い巫女にぞっこん。
 それを知って自殺しようとしたりするが果たせず、部族がローマに対して叛乱を
おこした時、捕らえられた総督に制裁をと叫ぶ民に、ノルマは生贄として裏切り者の
巫女を一緒に火刑にすると宣言し、最後は愛の戻った総督と二人して火刑台に進む
・・・というなんとも悲惨な内容です。(こういうの多い)
 
 さて、科白というのが結構面白いのでありますが、(科白は両サイドの電子掲示板に
表示されますので、話もわかります)浮気な総督の開き直りの科白「彼女を愛するように
なったのも運命なら、あの女(ノルマのコト)と別れることになったのも運命だ」
とか、時々笑えるのであります。
 歌の方は、さすがにノルマ役テオドッシュウはすごい声でしたが、極たまに?というような
音程の時があって、無知な私には外したのか元々外してあるのかわかりませんが、すご
かったけど、金切り声っぽい印象もところどころあってそれほどかな?という思いが少し・・・
聞けばこの「ノルマ」というのは、マリア・カラス以後歌える歌手がいなかったと・・・。
カラスはCDとかでしか聞いたことがないけれど、きっとカラスまではいかないのでは?
と素人ながら思ったり・・・
 アダルジーザ(若い巫女)役のニディア・パラチオスの方が声がしっとりしてたし、
部族長役のリッカルド・ザネッラートもいい声でしたね~

 さて、オペラ観劇というとおじさまおばさまが圧倒的に多いのであります。何となく
お金持ちそうな感じの・・・とはいえ、着物の人からラフな格好の人までそれぞれですが、
ちょっとお洒落をしていっても浮かないのがいいです♪ いつか着物を着て観劇して
みたいものです・・・
 しかし、大阪に来るオペラって東欧やらどうも田舎の劇場が多いんだなあ・・・
その分安いけど、一度超有名なキャストのオペラを観てみたいな~ お金がないケド

「ダ・ヴィンチ・コード」映画

2006-06-01 21:29:06 | レビュー
 今日は1日映画の日♪1000円ということで、早速観てきました。

「ダ・ヴィンチ・コード」

 感想は、まあまあかな~?あんまり深い内容の映画ではなけれど、2時間半?
特に退屈せずに観れました。
 ちなみに私は原作を読みました。他にも観た人が言ってたのですが、
原作を読まずに観ると分かりにくいそうです。後で原作を読んでなるほど~と
わかったことも多かったとか。
 確かにかなり原作をはしょって映画にしているので、初めて映画を観ると
分かりにくいところが多いかも・・・??
 トムハンクスが教授役と知ったときは「え~」って感じでしたが、まあ
髪型はさておきそんなに嫌でもなかったかな。オドレイ・トトゥは
可愛かったです。

 そもそもこのダン・ブラウンがダ・ヴィンチ・コードの前に書いた
「天使と悪魔」という本も読みましたが、これも全く同じような展開。
舞台がパリか、イタリアかっていうだけ~ ワンパターンで2作読むと
ワンパタで少々うんざりといった感じがしました。
 まあ、最初に読んだ時は確かに最後はどうなるのだ?という続きを
読みたくなる感はありましたが・・・2作目はまたか~って感じが・・・

 そもそも、この「ダ・ヴィンチ・コード」キリスト教ご法度の秘密を
元ネタにしているところが最大の驚きであり、話題なんですよね。
(ネタばれになるから書きませんが)
 でも最後に「この映画はフィクションです・・・」ってなお決まりの
注釈があるのでした・・実際全くの架空なのか、ある程度信憑性があるのかで
面白さは違ってくると思いますが。

 おすすめ・・・は特にしません。ビデオでもいいかも?
ちなみに映画館はさすがに満席でした。 

カレル・チャペックとチェコの人形アニメ

2006-05-28 22:52:03 | レビュー
 図書館でいつも借りるのは偏ったジャンルなのであまり書きませんが、
久々に普通の本もよんでみようと借りたのが、チャペックでした。
(私は日本人作家は苦手で、村上春樹ぐらいしか読めない・・・)
チャペックといえば「ダーシェンカ」が好きです。たまらなく犬がかわいい・・・
 今回借りたのは

「ひとつのポケットから出た話」

 チャペックの短編集です。ミステリが多いけど、どこか温かくて可笑しくて
ウィットに飛んでいて、私は好きですね~。
 人間のバカな可笑しさみたいなものが描かれているけれど、チャペック自身は
そういう人間のバカな所も好きなんだなあというのが伝わってきます。
他にも「ロボット」や「山椒魚戦争」が有名です。
 
 そもそもチェコというお国柄、どこか暗さがあるんですよね。決して明るいイメージ
ではなく、退廃的とは言わないけれど、東欧の暗さというのか、内省的な暗さというかなあ?
ロシアとも違う。そこがいいのかも知れない。

 チェコアニメ好きの人の影響で、私もいくつか見ましたが、驚嘆すべきはパペット
(人形)アニメです。少しずつ動かして撮影する気が遠くなるような作業を芸術的な
作品に創り上げるチェコアニメって本当にすごい・・・。
 人形アニメで知られてるのは「チェブラーシカ」ですが(これはロシア)
チェコでは、カレル・ゼマン、イジー・トルンカ、ヤン・ジュヴァンクマイエルなど有名な人が沢山います。私は興味深々だけどどこか入り込めてないので有名な作品を少しだけ観た程度ですが、この世界も奥が深そうだー。1回観ただけで、夢に見そうなものもあり(^-^;)

 そうそう、「ミトン」なんてすごく可愛いのでおすすめです!女の子の
手袋のミトンが子犬になるんですよ~

「ブレードランナー」映画

2006-05-28 01:35:45 | レビュー
 なにを今さらな映画ですが、実は幻想文学好きが波及してSFも好きなのです。
 旦那が観たことがないというので、再び観ましたSF映画の名作

「ブレードランナー」

 原作はフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
主演はハリソン・フォード。びっくりするほど若くはない。
(「地獄の黙示録」のハリソンときたら!今観ると超かっこいいですよ~)
 昔原作を読み、映画もビデオで観たはずなんですが、かんなり前だったせいか
こんな話だったかな?と新鮮な気持ちでした。
 レプリカント(アンドロイド)がどれだけ人間らしさをもてるか、その悲しさを
よく描いた映画です。
 しかし改めて観ると、レプリカントが最後時間切れにならなかったら、単なる
SFホラー映画に終わっていたんじゃないか?という疑問が・・・勿論あの終わりと
あの科白があるから名作なんでしょうけどね。リュック・ベッソンの「フィフス・
エレメント」は思い切りブレードランナーの真似してると分かったし。

 会社で昔よく話をしていたのが、SF映画でどちらが好きか二つに分かれる映画があります。この「ブレードランナー」かテリーギリアムの「未来世紀ブラジル」。
ちなみに私は未来世紀ブラジル派。あのラストの後味の虚しさは、ずっと忘れられ
ません・・・。変な映画だけど・・・

 SF映画は、ちゃんとしたSF作家の原作がある映画は設定がきっちりしていて
「なんじゃそりゃ?」という映画はあまりありません。よっぽと低予算であるとか、
時間を短縮しすぎてわけがわからないというものはたまにあるけど・・・。
 今まででMYベストくだらないSF映画は「スターシップ・トゥルーパーズ」。
ビデオ代返せ!と叫びたくなりましたね。映画館で観てたら、金返せと叫んでいた
かもしれん・・・
「ガタカ」は好き。「2001年宇宙の旅」はどうしても途中で寝てしまう(--)

 最近SF映画が少ないので寂しいです。スケールの大きなSF映画作ってほしい
なあ・・・代わりにFTブームなのは嬉しいけど・・・

「タッチ・オブ・スパイス」(映画)

2006-05-10 09:42:41 | レビュー
 GWどこも行かないならば映画を観るってことで、久々にいい映画を観ました。

「タッチ・オブ・スパイス」

 ギリシアの映画です。本国ではハリウッド映画を押さえて動員数がNo.1になったそうですが、本当にいい映画でした。
 ニューシネマ・・・に似てる感じです。

 勿論題名とおり、この映画のポイントは「スパイス」。主人公のおじいさんがイスタンブールでスパイス店をやっており、このおじいさんがまた一々言うことが深い!
ううーむとうなるようなことをさらりと言うすごい哲学的な人なのであります。
 何か言う度に私は「このじいさん深い!」とうなってばかりでした。

 時々すごく嘘くさい(わざとか?)合成映像とかもあるのですが、よく
笑えたし、素直に楽しめて、感動して泣くとかではないけれどいい映画でした。
 私はすごく好きだなあ。
 
 
 
 

「輝ける青春」イタリア映画

2006-04-18 23:58:15 | レビュー
 イタリア映画「輝ける青春」
 しばらく前に観にいったこの映画、なんと上映時間は6時間!
 1部2部と休憩を挟んで2部形式、十三の映画館くんだりまで(旦那の希望で)観にいった映画です。元々イタリアで人気のあったドラマを映画化したと聞いています。
 ある家族の年代を一緒に追い、当時のイタリアの時代背景や家族の絆を描いた作品というまさにそんな映画でした。
 6時間殆ど飽きなかったし眠くもならず、何度か泣き、ほんとにイタリア映画らしいじーんとくる感動があった映画です。舞台はフィレンツェやトリノ、トスカーナ等イタリア各地が出てきて、昨年イタリアを旅した私達には「おお」とくる景色もありました。出てる役者さんは殆ど知らなかったんですけど、いい映画でした。
 DVD出てるかな?

 今日は健康診断でバリウムデビュー。バリウムってヨーグルト味でした。先輩にきくとグレープフルーツ味だったという話も・・・それにしても前に飲む気泡剤。炭酸苦手の私にはキツかったです(TT)まだ全部身体からお出ましになってないし・・・心配だなあ。