これ読んでます♪おもしろ過ぎです
今、ようやくケプラーが出てきました。
精度の良い膨大な観測データを持つティコ・ブラーエと共に観測と実証を重ねて
ケプラーは天体の動きが楕円軌道になっている事を発見し、
その楕円を通る際にスワイプする面積が同じであるように速度が変わるという事も発見しました。
しかし、ブラーエが、自分の天文学を否定されて従兄弟と決闘をして
危うく命を落としかけていた事は知りませんでした。
ここでブラーエが死んでいたら、さらに天文学は遅れていて
今の宇宙開発は到底無かったんだと思うと、なかなか感慨深いです。
またケプラーが生まれながらの近視で物がぶれて見えていたこともこの本で知りました。
しかし、まだまだ天動説は有力です。
どうしても宇宙の中心へ物が落ちる事が証明できないのです。
地球へ物が落ちる=地球が宇宙の中心
アリストテレスやヒッパルコスの説をまとめ数学的に説明した
プトレマイオスの説が1000年以上続いていいます。