衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

サシガメと桜古木に寄生する虫

2014-05-26 22:13:42 | 
久しぶりにサシガメさんとお会いした、天気の良い週末。

サシガメさんは衣笠山で鳥や昆虫を観察することを楽しんでいらっしゃる方々のお一人で、障害を持つ人たちの野外活動等のボランティアもされているアクティブな方。

お会いするたびに、鳥の見分け方や珍しい昆虫等を教えて頂く。


この日は、桜の古木についているサシガメ(カメムシ)と、寄生虫のようなものを発見され、ちょうど通りかかった時に声をかけて頂いた。


サシガメ


ウィキペディアによると、サシガメは一般のカメムシ類とは異なり捕食性。多くの種は主として昆虫などを捕食するが、ヒトを含む脊椎動物に対する吸血性を発達させたものがあるようだ。昆虫食の種類であっても、捕らえたり触れたりしたときなどに偶発的にヒトを刺すこともあるらしい。



桜の古木についていたサシガメのすぐ近くに、一見、枯れた繊維のように見える茶色いヒモ状のものがうごめいていた。


画像中央にサシガメ、左にヒモ状の虫

先日から、このヒモ状の虫について調べているが、未だに判明していない。

宜しければの動画↓


横に繋いでいるボブが騒いでいます。m(__)m

さて、この日は少し変わったキノコや植物も発見。








蛍の観察も間もなく始まり、ヤマユリも可愛らしい蕾を観察できるようになった。




マムシ草と赤いウラシマ草も発見。


マムシ草


衣笠山では珍しい赤いウラシマ草


梅雨入り前の衣笠山は、楽しく、気持ち良い散歩ができる。


イケイケなヴァレンシア

コメント (2)
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新たなスヌード

2014-05-25 17:15:41 | 
ジェッシーの膿皮症がひどくなり、掻きむしりから首の下や耳をガードする為に新たにスヌードを2枚オーダー。

ガードするために使えそうなスヌードは、伊豆大島のぱす蔵さん(きょうもお天気☀パスタとナナ~みんながんばれ!
に作って頂いたもの1枚しかなかった。これでこまめな洗濯にも対応できる。


購入したお店は、お洒落でかわいい商品を手作りで販売されている「雑貨SHOP ナラのクローゼット」さん。

紹介下さったのは、お洒落なアメコカみそらちゃんとベンツ君のママであるみそべんさん(みそらべんつののんびり生活)



さて、到着した商品をシャンプー後のジェッシーにさっそく装着。



ジェッシー、耳も隠すのよ。



あら、可愛い~。



もう一枚も装着させてみると...



デザインの可愛さで、ジェッシーも少しはアメコカに見えるかしらね。



あらら、ボブが...



さすが新しい物にめざといヤツ。



ジェラシーから破かれては困るのでボブにも装着してあげると...




うっ、似合わな~い!



ちょっと気色ワルイ感じよ、ボブ。



じぇっちゃん、やっぱりアメコカね。可愛い~。


この綺麗な黄緑色のメッシュ素材商品はサービスくださったもの



昼寝中のヴァレンシアにも被せてあげたら、


ジャストサイズ!

水色が良く似合うね~、可愛い!



ヴァレンシア、鳥を狙うときは外していこうね。



気に入ったようで自慢げなポーズのジェッシー(ホントは鬱陶しい)。



まるでスヌードファッションショーだわね。





でもやっぱりジェッシーが一番似合うかしらね。



肌に安心で優しいコットンやガーゼを使ったスヌード。とても気に入りました。あとは、ベビー用の靴下をゲットすればガードは完璧ね。


ジェッシーが少しでも快適であるよう、閲覧下さる皆様がいろいろとアドバイスを下さり、心より感謝!




コメント (5)
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むっちゃんの旅立ち

2014-05-23 21:51:36 | 
5月21日21時半頃、さくらの里山科の伴侶動物として迎えられたむっちゃんは、心筋梗塞による発作で突然倒れ、そのまま眠るように息を引き取りました。


むっちゃんは二年前、東日本大震災の被災地である福島にてみなしご救援隊スタッフにより救出され、ちばわん経由で山科へやってきた元被災犬。


福島にて父犬共に救出された際の画像

向かって左がむっちゃん兄犬、右が父犬むっちゃん


むっちゃんはクッシング症候群という病気を抱え、ときおり酸素テント内で療養しながらも、体調の良いときにはドッグランに出たがったり、建物周辺での散歩も可能であった。

伴侶動物として、同じように迎えられた犬達は現在6頭。何より、どの犬とも問題なく暮らせる心優しいワンコだったむっちゃん。




亡くなった日は、ドッグランに行きたいそぶりを見せるなど、普段と変わりなく過ごしていたとのこと。

唯一違ったのは、普段よりも長い時間起きていて、多数の職員さん達のところへ歩み寄っていく姿が目撃されている。

今思えば、職員さん達にお別れをしていたのではないかという話も聞こえてきた。


そして倒れてすぐ、抱きかかえた職員さんの腕の中で息を引き取ったのだそう。




この突然の訃報で、この日のワンズフロアは深い悲しみに包まれていました。



被災犬だったむっちゃんを迎えてくれた施設長さん



勤務の職員さんだけでなく、休日の職員さん達も涙で目を赤くしてかけつけたばかりか、入居者の方々も皆泣いている。


他フロアの職員さん達


犬達もいつもと明らかに様子が違う





ミニチュアダックスのジローちゃんは、むっちゃんが亡くなった日、傍らに寄り沿って夜を過ごしたそうだ。



むっちゃんの遺体を出棺準備のため小さなストレッチャーに乗せると、車椅子の入居者の方も次々とお別れにきました。





むっちゃんの手を握ったり、顔を撫でたり、声をあげて泣いたり...



皆、号泣。



この老人達にとって、むっちゃんがどれだけ重要な存在であったかがわかります。



それを見ていた私もさらに悲しくなってしまいました。



療養中のりりまむさんも駆けつけてくれました。




伴侶動物担当責任者である畠職員さんもお別れの挨拶


いよいよ出棺の時刻。



犬フロアの職員さん達数人で棺を運びます。



このときのダイちゃんの表情もまた忘れられません。



むっちゃんが愛したドッグランを一周してから火葬場に向かいます。


見送る施設長さん


ここが、むっちゃんが亡くなった日に出たがっていたというドッグラン。

むっちゃんを乗せた車椅子を押し、広いランを一周

天国に行く前に隅々まで走っておいで...

職員さん達のむっちゃんへの愛情が痛いほど伝わってきました。


想い出の一つとして撮った、むっちゃんの肉球

前足


後ろ足

ダイちゃん、ぶんちゃん、ジローちゃんも、むっちゃんとの最期を楽しむため、一緒にランに出ました。





でも間もなく...



ぶん&ダイ「シケタ送リダシハ、似合ワネェ」


むっちゃんが微笑んでいるかのよう


建物内からの視線も感じ、フト見ると...



アミちゃんです。


じぃーっと静かにこちらを見守っている

いつもなら、ランに出ているダイちゃんに怒り爆発、吠えまくるのに。


そして正面玄関から出棺。



ここでも、たくさんの職員さんがお別れに駆けつけてくれました。



正面玄関から山科へ入ってきたむっちゃん。

この山科老人ホームの習わしに従って、最後も正面玄関から出て行きます。




県道を車で走ること15分程。

まもなく火葬場に到着、いよいよ本当に最後のお別れの時。



火葬場の職員さんに託した後も、最後までむっちゃんに触れ続けていた畠職員さんや、同行した皆さん。



あまりにも皆が別れを惜しむため、扉が閉じられる寸前、むっちゃんはうっすらと目を開きました。


「ありがとう、もうお別れだよ」と言っているかのよう

...そして、係の人と共に扉の向こうへ消えていきました。





むっちゃんの亡骸には小学生からの手紙も添えてありました。



そう...ずーっと大好きだよ、山科むっちゃん。

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訃報 むっちゃん

2014-05-22 07:10:17 | 
山科のむっちゃんが昨日、心不全で急逝しました。



突然の訃報に驚き、心よりご冥福をお祈りいたします。

本日午後火葬の予定だそうです。


お散歩ボランティアでお世話になりました皆さま、むっちゃんを応援下さった皆さま、有難うございました。

特別老人ホーム山科の畠職員に代わり、お礼を申し上げます。



コメント (6)
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まるこのお家にて

2014-05-21 21:19:12 | 
私が現在行っている犬のお散歩ボランティアは3カ所。

毎晩は近所のグループホームの丸心ちゃん、土曜日は特別養護老人ホーム「さくらの里山科」の伴侶動物達、そして可能なときに、近所のお寺のラブラドールのラブちゃん。

丸心ちゃんとは、よほど何かない限りはジェッシーと一緒に毎晩の寝る前散歩に繰り出す。

山科の伴侶動物達は用事の無い土曜日に、そして犬散歩に衣笠山へ足を運んでいた飼主が急死後、お寺に引き取られたラブちゃんは、ご家族が長い距離の散歩に連れだせないため、私の可能な時に連れ出してあげるようにしている。


さて、昨夜は雷を伴った豪雨が予想されたため、いつもより1時間早く寝る前散歩に繰り出したジェッシーと丸心ちゃん。



体調が思わしくなく、それでも同行したがるジェッシーを抱っこで夜散歩に連れ出していた数日前までがウソのように、消炎鎮痛剤服用で見違えるほど元気になった。

このところは置いていかれまいと吠えて訴えることも出来るようになり、丸心ちゃんとほぼ同じペースで歩けるようにさえなっている。


落ちていた梅の実に興味を示す丸心ちゃん

ジェッシーは、その梅の実を口に入れようとムキになっていたため、喉につかえたら大変だと慌てたが、顔面神経が麻痺しているお陰で口に入れることが出来ず。

そして丸心ちゃんの住んでいるグループホームに戻ると、ジェッシーが真っ先に向かうのは、丸心ちゃんのフードボールのある場所。



恥ずかしいほど卑しいジェッシーであるが、そのようなことも出来るようになったのかと嬉しく思う。


散歩仲間であることを判っていて、迎えに行くとジェッシーに向かって尾を振って応える丸心ちゃん。

先日は寝る前散歩後に、ジェッシー共にグループホームの中までお邪魔したところ、部屋の中を走り回って大喜びしてくれた丸心ちゃん。


昨夜もまだ雨が降り出していなかったため、散歩後に立ち寄ってみた。



ご老人のご家族がちょうど面会に訪問されていて、リビングで職員さんや入居の方々共に談笑中。


お客様に出されているお茶を美味しいモノではないかとチェックするジェッシー(苦笑)


おばあちゃまに甘えるジェッシーと、丸心ママの前から離れようとしない丸心



丸心ちゃんは、ママと慕っている職員さんの前に伏せて寛ぐ。

前夜、宿直だったその職員さんの仮眠時に、しばし一緒に寝たのだそう。

グループホームに住む丸心ちゃんにも就寝時に肌を寄せて下さる人がいることに、私はとても嬉しく思う。


恒例、宜しければの動画↓



動画を撮っている間じゅう、入居されているおばあちゃまが犬達の動きを見て、楽しそうに笑っている声が聞こえている。

丸心ちゃんの存在が、家族と離れて入居されているご老人達に、癒しと寛ぎを如何に与えているかが良く判る。
コメント (4)
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