みなさん、おはようございます。今日は午前中は天気が悪いようですね。
まだベランダには出ていませんが。冬、雨と聞くと外に出る意欲がなくなります。
さて、今日ご紹介するのは慈眼寺公園です。
慈眼寺は百済の僧侶日羅によって飛鳥時代の頃に建立されたという説もあるようですが、島津家によって再興された後、栄えました。18代当主島津家久の菩提寺となって「慈眼寺」と改名し、実質的な薩摩藩祖の菩提寺と言うことで一乗院、宝満寺と共に「薩摩三名刹」と言われました。鹿児島は真面目に廃仏毀釈に対応したことから、慈眼寺はなくなって、公園となり、入り口に残る仁王像や公園に点在する石仏ぐらいしか跡を偲ぶ物は残っていません。慈眼寺公園は綺麗な川の流れがある事から夏場はそうめん流しで賑わいます。また、桜の季節には鹿児島市内で最初に桜が満開になる事から気の早い花見ファンで賑わいます。また、野鳥好きの私には野鳥観察を楽しめる場所でもあります。...
昭和49年(1974年)、名勝・慈眼寺跡として、市の文化財に指定。