みなさん、おはようございます。今朝は激しい雨が降っています。台風21号から変わった温帯低気圧が九州に近づいているからのようです。ただ、鹿児島では午後3時頃からは晴れに変わるようなのでおはら祭りの夜まつりの時間帯は晴れているようです。明日の本祭は撮影を頼まれているので我が家も出かける予定です。明日は良い天気になりそうです。
ということで、久しぶりに今朝ご紹介するのは、岩屋寺跡・・・跡というくらいなので、こんな感じです。岩屋寺は県内でもきわめて古い創建で、現地に建てられた案内板に書かれた『岩屋寺記』によれば、このあたり一帯は当時の岩屋寺境内で、この周辺には寺院や祠が建ちならび荘厳な構えだったようです。案内板から200mほど山手に、大きな岩をくり抜いた廃仏毀釈の影響を受けていない立派な『頼昌法印石座像』があります。この石座像から少し登ると左側の岩壁に、作者・制作年代は不明ですが、凝灰岩を浮き彫りにした高さ約3mの不動明王の磨崖仏像があります。更に登ると、『奥の院』と呼ばれる寺院跡があり、石仏や参道、石垣などの旧跡が埋もれている中世の遺跡です。少し上り坂になってはいますが、書かれている岩崖を掘り安置している頼昌法印像や鎌倉時代の作といわれる不動明王像が残っています。運動を兼ねて歩き回るのがいいのかも。パワースポットと呼ばれているみたいですよ。NAVIで探すにしても建物ではないので少し分かりづらいですが、鹿児島市からだと加治木バイパスの加治木小の交差点を左手に曲がって注意しながら走っていると道路沿いに案内があります。
-NAVI用 : 姶良市加治木町木田3476