『絵馬に願ひを！』～大神再臨祭～廻玖夜 Ⅰ

『絵馬に願ひを！』〜大神再臨祭〜　廻玖夜

今宵もまたプレミアム神様

昨夜と同じように御朱印いただいて絵馬掛けて

客席へ

今日はまた少し前の席の舞台真正面

既にいい眺め

そういえば昨夜と続けて絵馬を掛けたのはですね

犬彦君や宮比ちゃん

御影さんや知美さんが絵馬を掛ける時

周りにあるのはもしや……と思ったので

双眼鏡を用意して確認しようとしたのですが

自分の絵馬は定かには見分けられませんでしたね


時を開演前に戻して

色々と準備を整えた後の前説

「よぉ見ねえ顔だな」

この店は初めてか？

俺はこの店のオーナーの諏訪ルアン建だ

ママのおっぱいは置いてねえが

お前らをハッピーにするものは各種置いてある

選択とか誰がどうなろうが興味ねえ

夜に落ちる奴が増えることを期待してる

ーースワタケさんの不穏な願い

まさかあんな結果になるなんて


程なく会場が闇に包まれ

星空の下の神社へ

前回の選択は右の「参詣す」

「星空へと繋ぐ坂道」

姫子ちゃんが駈けていく様子を

流れ去る景色を踊り手さん達が表現する様が美しい


「狼欒大社」

「マジ実に神社の娘」と言われて

ドヤ顔な姫子ちゃん可愛い

「最後に君の背中を蹴った」と同時に

強い光が客席に振られるので

能楽関係者さんの蹴りが眩しい

嬉しい


「夜の罪咎が見せる夢」

夜を重ねる毎に視野が広がっているようで

踊り手さんにも目を配れるようになりました

リフトが高くて華やかで凄い


選択は左へ　生まれるのは1人

「希望の詩」

それでもあなたをあいしてる、と

おもちゃのピアノを前に座り込む伊坂那美さん

静かに背後から歩み寄る伊咲那美さん怖い


解釈は右　裏がけは縁起が良くない

というものの「をん」ちゃんによると

「裏掛けはこっちの責任だったかも。めんご」

謝る気持ちのまるで入っていない「めんご」

やたらと可愛かったです

水面に映る少女の記憶

「恋は岩をも動かして」

姫子ちゃんの好きな杵瀬命くんを

やはり好きな天野力くん

他にもたくさん同じものが好きな二人

癒されます

「死はいつも水の貌で……」

穏やかな歌声が本当に素敵なのですが

激しく揺れ動く地面も

高台へと迫る水も

恐ろしい情景に胸が詰まります


選択は左　豪雨災害への備え

6度目の夜にして初めて聴く曲

国土情報院に勤める八島知美さん

官公庁の作業服を着て、髪も短くなっていました

自身の経験を交えながらのお話には

何故かDJとしてスワタケさんが参加

知美さんも「やりにくいな……」と零しつつ

データを示しながら

未来へと語りかけることで

災害へと立ち向かっておられました

解釈は右

防災意識植え付けるには良い方法

でも資金が××勢力に流れてない？

「さらりと怖いことを言う」

と呆れ気味の「わ」君でした


水面に映ったのは「ある少女の告白」

紗幕が下りた向こう側

階段の上に立つのは明るい配色のブレザーを着た

ハーフツインテールの女の子

宗像沙依さん

沙の文字にちょっと自信がないのですが

宮比ちゃんや許理ちゃんとアイドルをしている子ですね

「お姫様になりたい」という願望

三姉妹の次女という翳りがちな立場でも

相手の望み通りに振舞うことで

注目を浴びてきた

現代のお姫様はアイドル

黒い感情を滲ませながら語るのを聞く

能楽関係者さん

声は聞こえなかったので

念ずることで直接話していたのでしょう

「家族にトラブルがないか？」

そう尋ねたようですが

家族の安否を盾に巫女にしようとしていませんか？

何だか扱いにくそうなので神様は反対です

そんな宗像さんでも、思わず色々話してしまったそうで

新サクラヒメの構想があるのだとか

その続きはBlu-rayで聞ける？のかもしれません

手水舎にも変化が起こるとは思いもよらず

情報を受取りきれませんでした……


「紫青の参道」

仔等の運命と修むる学問を弄べり

弄ばれた当人はそれぞれ1回転してからポーズを取るのですが

やはり、知美さんの向きが選択に合わせて異なっていました


道の果てに綴られた結末は

危険を無視して利益を追い求めることに

研究者は警鐘を鳴らし続けた


そして姫子ちゃんの願いを受け

もう一度参道の始まりへ

『絵馬に願ひを！』～大神再臨祭～廻玖夜　Ⅱ　に続きます