露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

Remi 2nd Live Aurora

2016-05-03 14:02:24 | 日記


去る4月30日

CLUB CITTA' KAWASAKIにておこなわれた

Remiさんの2nd Liveに行ってきました


開場前から並んで待ち

16時過ぎに開場して入場

500円と引き換えにドリンクチケットを受け取って

Remiさんのサイン入り等身大パネルを撮影

プレゼントボックスに書いてきたお手紙を入れて

脇に置かれていた3種類のフライヤーをゲットして

グッズ販売列に並んであれこれ購入

ドリンクを受け取って席に着き

ドキドキしながら待機


そして17時に待ちに待った開演

「Before the Dawn」

聴き馴染んだ曲でありながら

降ってくるような重厚な美声に鳥肌が立ちました

続けて「Emergence」

生バンドの演奏がとてもよく映え

深紅のドレスのRemiさんが

腕でしなやかに鋭く舞う姿も素敵でした

そして「Lost Locus」

弦楽器の響きがとても優雅に

Remiさんの寂しげな歌声を彩っていました


3曲続けて歌ったところでMC

拍手に対して優雅に一礼された後

まずは来場のお礼、そして、お天気のこと

「雨もあがって…」と言いながら自信をなくされたのか

「止んだよね?」と客席に確認

「止んだよ」との声に「良かった♪」と笑顔

天上の声で歌うRemiさんですが

お話しされる時は高い声と独特の間が

とっても可愛らしくて

客席は騒ぎはしないものの、静かに悶えていました(笑

「えーと、何だっけ?うふふ」

「笑うなってね。すごーく緊張してるの」

「そうだ、メンバー紹介!」

次の段取りに思い至って、ドレスの裾を持ち上げつつ

客席からメンバーが良く見えるように移動

上手からドラムKen☆Ken

ベースの川村竜さん

ギター斉藤 jake 慎吾さん

もう1人のギター藤澤健至さん

下手のパーカッションはたけやま裕さん

舞台中央奥の下手側から

ヴァイオリン室屋光一郎さん

チェロ結城貴弘さん

フルートElikoさん

そして下手寄り奥

バンドマスターで鍵盤弾きの伊賀拓郎さん

初めましての演奏家さんたちに会えるのも楽しみでしたが

SHのステージで存じ上げている

Ken☆Kenとjakeさんに会えるのもとても楽しみにしていました


ストリングスやピアノの優雅な響きがとっても素敵でしたし

下手のパーカッションと上手のドラムで

両側からリズムが響いてくるのもぞくぞくしましたし

2本のギターやベースが力強く響くバンドアレンジも

すっごくカッコ良かったです

その中心でRemiさんが様々な色合いで歌っていて

本当に贅沢な空間でした


…そんな場所で幸せに浸りきっていましたので

曲順を正確に憶えていなかったりするのですが

「Fairy Dance」や「Missing Seasons」からも

何曲か歌ってくださって嬉しかったです

合間のMCにてその過去の作品について説明しつつ

「会場にて販売しておりますので、ぜひお家に1枚…」

と、笑い含みに声を震わせながら宣伝なさっていて可愛かったです


また、「Aurora」について

作品に籠めた「光」についての想い

そして、ウィーンのオーケストラ収録

マスタリングはハリウッド…というように

たくさんの凄い才能に支えられてつくられたことを話されました

ただし、楽団名だったり、マスタリングのことだったり

ちょっと言葉の端々がふわふわしておられまして

言いたいことは客席には何となく伝わったのですが

「あのね、ちゃんと紹介しなくちゃいけないのだけれど

わたしもここに立つと頭がパーンて真っ白になっちゃって…」

と、ちょっと慌てておられました

大丈夫です。何だかもの凄いことは伝わりましたから

さて、「A Little Romance」や

「Loves Gone to the Sea」「A Torch Song」

などを歌われた第1部の最後に

「On This Day」を歌われました

真っ直ぐに伸びる高音が印象的なRemiさんの

ビブラートのかかった声を聴くことができました


15分の休憩を挟んで第2部


舞台上に姿を見せたRemiさんは白いドレス

そして歌われた「O Cisne e a Lua」

舞台のスクリーンにはRemiさんが描かれた

絵と物語が映し出されました

歌声が一筋だけでCDよりもシンプルとはいえ

映し出される哀しい恋物語に、ちょっと涙がこみ上げてきました

続いて「Moon Glowing」

背後のスクリーンには窓枠と、その向こうを昇っていく月

月光の射す中で歌うようなRemiさん

そして「Moon」

甘やかな歌詞でありながら

最後の不穏なメロディーが

生の弦楽器の演奏により更に引き立っていました


「第2部は『月』縛りで始めてみました。」とRemiさん

「祖母だったと思うのだけれど…

『れみこや、月が出ているよ。おいで。』って

月を見上げる習慣があったのね」と

「月」や「月明かり」といった言葉が詞に良く出てくる

その原体験を話してくださいました


そして、「Pas de Deux」の英語版を

「nice treat」をねだる悪戯な笑みを浮かべながら

とっても可愛らしく歌ってくださったり

「Realize a Dream」を

実際にドレスの裾を揺らしながら歌われて

ギターやヴァイオリンの激しい演奏を観られて

弾むようなリズムに包まれて

この曲がますます好きになりました

また「Don't Close Your Eyes」を歌われた後

東日本大震災の後に、この曲を書いた時の

被災地の孤独と恐怖に寄り添う想い

また、熊本の被災地への想いを話されました

「東京でも夜が怖かったのに、被災地はどれほどだったのか」

「大切な人がいなくなってしまったりした中で

疲れて休まなければならないのに、眠ることも怖い」

「わたしね、「目を閉じて」って歌詞で良く言うのだけど

この曲だけは「目を閉じないで」」

「怖いなら眠れなくてもいいよ、朝を一緒に待とう。」


そして馬車に揺られているようなリズムが心地好い

「The Pole Star」

この曲も特に大好きなので

天へ伸びるような高音を生で聴けて幸せでした


もう一度素晴らしいメンバーを紹介した後

「楽しい時間はあっという間で、次が最後になります」

ということで「Aurora」

Remiさんの光への想いを形にした1曲

Remiさんの白いドレスが

曙光のようなライトに照らされて

薔薇色に染まっているのがとても美しかったです

そして「Into My Imagination」

ライブアレンジがかかり

全バンドメンバーがそれぞれの楽器を響かせ

今回のライブを象徴する幸せな音空間になっていました


歓声と大きな拍手の中で、皆さま退場

鳴りやまない拍手が手拍子に変わり

客席からの期待の眼差しの中

舞台の暗がりに再びメンバーが姿を見せ

「Fairy Dance」が始まりました

歌う人としてのRemiさんだけではなく

音楽を世界を作る人として

Remiさんが好きだということを実感した曲なので

とっても想い出深い曲が聴けて本当に嬉しかったです


歌い終わって

「アンコールありがとう~」と笑顔

今の活動を始めた第1歩として大切な曲であることを話されて

「お水飲んでいい?」と後ろを向いて水分補給

「お気づきかもしれないけれど、声がちょっと枯れてるの…

大きな声でいっぱい歌ったから、枯れてきちゃって

ちょっとどうしようと思っています。。」


そして次に歌われたのは「Amarantine」

声が枯れてきているとおっしゃっていたのに

オペラのようなこの曲を朗々を歌われていました

改めてRemiさん本当に凄い人です


そして、「Giselle」英語版

暗い舞台で幽かに浮かぶ白いドレスが

この世でない者の姿に見えて

Giselleの哀しい身の上が真に迫りました


「これで本当に最後です。

今日はRemi 2nd Live Auroraにお越しくださり

本当にありがとうございました。」

メンバー皆様が舞台の前の方に並ばれて一礼

客席からの拍手の中、袖へ去っていかれました

Remiさんも下手へ去りつつ

1度立ち止まって、お礼を言ってくださいました

そうして、幸せな舞台は幕となりました


遠路ということで、参加を即決しなかったのですが

最終的に行くことに決めて本当に良かったです

素晴らしい音楽の世界に浸れることができて幸せでした

また音楽だけでなく、Remiさんの優しさや可愛さを

心の栄養としてたっくさん感じ取ることができたので

また参加できる機会があれば、必ず行こうと思います

Remiさん、そしてバンドメンバーやスタッフの皆さん

一緒に楽しんだ客席の皆さんも

本当にありがとうございました!!


【追記】



Remiさんの描かれた「白鳥と月」の絵本

ブックカバーとレコードコースター

そしてRemiさん一押しのブックマーカー

…はさっそく手帳につけてあるので写っていませんが、、

あと、洗濯中のハンドタオルも写っていませんが

素敵なグッズをたくさんゲットすることができました


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