露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

本屋の不思議

2019-11-30 15:55:26 | 日記


最近本屋さんに行くと不思議な現象が起こるのです

探していた本は1冊の筈なのに

気付けば手にしている本が増えている

その結果、お財布から出ていくお金が増える

そんな恐ろしい現象


久し振りに出た乙一さんの新作

新刊コーナーで見つけて迷わず手に取り

本棚を歩いている内に

イヤミスとか復活した名著とか年季の入った恐怖譚とか

何故か手にしている本が計4冊になっていました

書店員さんのお薦めコメントが上手なのでしょうね

作者も書名も全く初見の作品でも

読んでみたくなってしまうのです


それが先週のこと

そして今日は江戸川乱歩『孤島の鬼』

ミステリ嫌いから一転してミステリ好き2年生のわたし

江戸川乱歩傑作選と名作選を読み終えて

 綾辻行人さんがお気に入りとのことで興味を持ち

長編を読むのに探していた1冊

先週行った書店にはなかったそれを見つけて

迷わず手に取りました

そしたらその両脇に並んでいた

『パノラマ島綺譚』と『黒蜥蜴』も何故か手に持っていました

双方とも興味があったのは間違いないのですが

角川ホラー文庫の装丁が素敵だったことが

大きな決め手になりました


書店員さんや出版社さんの良いお仕事のお蔭で

読みたいと思う本に事欠かなくて

幸せだな、と思います


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