最近本屋さんに行くと不思議な現象が起こるのです
探していた本は1冊の筈なのに
気付けば手にしている本が増えている
その結果、お財布から出ていくお金が増える
そんな恐ろしい現象
久し振りに出た乙一さんの新作
新刊コーナーで見つけて迷わず手に取り
本棚を歩いている内に
イヤミスとか復活した名著とか年季の入った恐怖譚とか
何故か手にしている本が計4冊になっていました
書店員さんのお薦めコメントが上手なのでしょうね
作者も書名も全く初見の作品でも
読んでみたくなってしまうのです
それが先週のこと
そして今日は江戸川乱歩『孤島の鬼』
ミステリ嫌いから一転してミステリ好き2年生のわたし
江戸川乱歩傑作選と名作選を読み終えて
綾辻行人さんがお気に入りとのことで興味を持ち
長編を読むのに探していた1冊
先週行った書店にはなかったそれを見つけて
迷わず手に取りました
そしたらその両脇に並んでいた
『パノラマ島綺譚』と『黒蜥蜴』も何故か手に持っていました
双方とも興味があったのは間違いないのですが
角川ホラー文庫の装丁が素敵だったことが
大きな決め手になりました
書店員さんや出版社さんの良いお仕事のお蔭で
読みたいと思う本に事欠かなくて
幸せだな、と思います