先日とある作家さんの短編集を買って読んだのですが
好みに合うお話が2つしかなくて
しかも別のアンソロジーで読んだことのあるお話
高い評価を受け続けている作家さんですが
作風が余りにも多彩なためか
好きな雰囲気のものを探すのが少し難しい
そう前々から思っていたのですが
やはり今回も上手くいかなかったので
今後は単独の作品集とは距離を置き
アンソロジストさんに頼ろうかと思います
わたしが全幅の信頼を置いているお三方が
朝宮運河さん、千街晶之さん、東雅夫さん
なお異形コレクションの井上雅彦さんは別格の位置づけです
ホラーやミステリはたまたゴシックな
良い物語をたくさん読むことができているのは
素晴らしいアンソロジーの数々のおかげです
興味のある作家さんについて
まず短編を読んで好みに合うか測ることが多く
一方でアンソロジーをきっかけに
作家さんを知ることもありますし
単独のものでも多数の作家さんのものでも
短編集が新たな世界への扉になってくれています
信頼するアンソロジストさんの導きを受けながら
広大すぎる物語の森を
楽しく彷徨っていきたいと思います