露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

Revo’s Orchestra Consert 2024 6月30日昼 Ⅲ

2024-07-13 20:30:36 | SH/LHイベント記憶留書

第二部

「Il fratello ~『兄妹』に捧げる弦楽四重奏~」

シンプルな弦楽四重奏から始まる壮大な曲

生演奏で聴ける幸せ


第二部の始まりにRevo陛下から解説

第二部最初はインスト曲で、初披露のものと決めている

漫画『GUNSLINGER GIRL』のイメージアルバムからの1曲


そしてゲストVocal SAK.さんが登場

青と黒の髪飾りに

青いロングドレスと黒いレースの長手袋

Revo陛下「4人の中で一番オーケストラ共に歌うのに相応しい人」

ということで

「第二部はライブになる時に合図すると言いましたがまだです」

歌声を聴いてください


「贖罪と《焔》の息吹」

高らかに伸びるSAK.さんの歌声が

あまりにも違和感なくオーケストラと溶け合うせいか

元々オーケストラの曲でしたっけ

と思い違う程に違和感がありませんでした

穏やかな「おはよう ほむら」の声に

母子ともに無事に産まれたように見えた


そしてもう1曲歌ってくださいました

「The Beast of The Endness」

那美さんを通してしかSAK.さんを見たことがなかったので

改めてSAK.さんを目の当たりにすると

揺るぎない歌声に驚くばかりです

語りも力強く凄い迫力で

世界の破滅を告げる巫女のような

神懸った姿にも思えました


Revo陛下「素晴らしいソプラノを聞いていただきました」

SAK.さん「信じられないくらい緊張しました」

ーーそんな風には少しも見えない堂々とした歌声が素敵でした


「そろそろライブしたいんじゃない?」とRevo陛下

「紅蓮の弓矢」

今回のコンサートではほぼ同じ位置で歌われるのですが

それがわたしの席の真正面でして

最高の眺めでした

かっちりしたお衣装なのに

上着の襟元一瞬はだける荒っぽい仕草なさらないでください

ギャップが堪りません

歌い終えて

「いいイェーガーでした」とRevo陛下

そして栗山先生からもコメントを、とマイクを向ける

「こんにちは」と今日も穏やかなご挨拶

「手が赤くまるで拍手を、話しているのですが」

「今日は陛下からその指示がありませんでしたね」

という先生の指摘に

「君たちは言わなければやらないのか?」と

Revo陛下から厳しい視線が

ーー実際のところ、どの曲にも感激して

拍手し過ぎて痛いくらいになっているのですが

栗山せんせいは「もっと熱狂してください」と

「Bravo!」の発声を指導してくださいました

舌を巻く、最後まで声を出し切る、と熱い指導を受ける

貴重な経験をしました

そしてSAK.さんと陛下の2人で歌う曲を、と

「狼欒神社」

歌ながら終始笑ってらした様に見えたのですが

テンポ早かった模様

高速祝詞を歌い切られたのが凄い

一方、「摂理を捻ぢ曲げ」の仕草が

どう見ても膝で摂理を叩き折られてました

そして念願の

「絵馬に願ひを!」に参加できたのが嬉しかったです


これで最後の曲と、袖に下がられたのですが

鳴り止まない拍手の中戻ってこられました

「ある男の言葉を思い出しました」とRevo陛下

「君達はそんなに暇なのかね?」

嬉しそうな笑顔が印象的でした

Jimangさん、Halloween Partyで再びお会いできるのが

とても楽しみです

アンコールには跳ぶ曲を、ということで

「即ち…光をも逃がさぬ暗黒の超←重↓力↑」

初めての方も参加できるように説明された上で

客席も立って跳ぶ楽しい1曲

前回は気づかなったのですが

演奏者さんも跳んでおられて凄い

ちなみに、楽譜に「ここで跳ぶ」と書いてあるそうです

Revo陛下のアドリブはチェロとトロンボーンでした

そして本当にいよいよ最後の曲

「みんなにもオーケストラと歌う体験を」と

とても豪華なSHK国歌斉唱

「臣下であり臣民」の振りが追加されました

舞台の方とも同じ歌を歌う感動に浸りながら

「「「Sound Horizon Kingdom!!」」」と唱和

 退場される皆様に最後の最後まで

「ありがとー!」の歓声と拍手を送りました

SAK.さんがサンホラで歓声をもらうの初めて

とおっしゃっていたのですが

『絵馬に願ひを!』は声出し禁止の時期で

Revo's Acoustic Night に参加された方以外

歓声やお名前を読んでのお礼はできていないのですよね

他の皆様にも歓声を送る機会に恵まれますように


オーケストラの方々も全て退場されてから

独り残られたRevo陛下のお話

トークコーナーでのオーケストラの話で補足を

音量の話しかしなかったけれど、音階の話がある

それぞれの文化の中で生まれた楽器が

オーケストラの西洋音楽に合わせられるかというと

難しいことがある

雅楽の楽器を合わせたけれど、

それに中国の楽器、インドの楽器、と足していくのは難しい

お話し足りなかったことをたっぷりと補われ

「SNSで情報を流す時は上手くまとめといてね」

ローランを信頼した言葉を残し

「ありがとう」と去っていかれました


本当はより多くの公演に参加したかったのですが

2公演でも参加できて本当に良かったです

作曲家としてのRevo陛下の凄さを改めて実感した

とても豊かな時間を過ごせました

豪華なオーケストラと素晴らしい音響の会場で

演出も詞も削ぎ落した音だけが響く空間に浸る

もっと聴いていたと思いますし

その一方で

音だけでも素晴らしい楽曲に

詞と演技と踊り

語りと効果音と映像とを足したStory Consertが

どれだけ贅沢な舞台だったかを思うと

眩暈すら覚えます


楽しみだったコンサートがひとつ

過去の思い出になってしまいましたが

この先に待つ新しい感動との出会いを信じて

希望をもって生きようと思います


大好きな音楽が演奏されることに

手を貸してくださる皆様には尊敬と感謝しかありませんし

一緒に楽しめるローランがたくさんいるのも楽しくて

たくさんの人たちに「ありがとう」の気持ちでいっぱいです

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