露の音 幽かな独り言

 
軌跡を見失わないよう
     追憶のよすがを
       記憶の欠片を遺したいのです

Revo’s Orchestra Consert 2024 6月29日夜 Ⅱ

2024-07-02 23:20:00 | SH/LHイベント記憶留書


「Schwarzweiß~霧の向こうへ繋がる世界~」

曲調がいきなり激しくなる

ギターソロも演奏されていたのが凄かったです


「朝と夜の物語」

木管楽器の優しい音色が印象的で

聴けて幸せでした


「神話」

ハーモニーが超絶美しかったです

詩女神六姉妹も別々の音色で奏でられて

元々オーケストラのインスト曲でしたっけ

というくらい違和感がなかったです


「暁光の唄」

音だけで涙が滲みました

最後の本が閉じられる音を

楽譜捲る音で再現されていました


ここでRevo陛下が登場

キングレコード時代について

曲が激しくなってきて

「ご迷惑をおかけしております」

とオーケストラの皆様に謝罪

「変拍子はクラシックでもたくさんあって

だから大丈夫なんだよ」

と、客席に向けて弁明されてから

これからの曲について

「タイアップやコラボはこれから始まりました」

ポニーキャニオン時代

「暁の鎮魂歌」

「冥王」から引用されたメロディーを

重厚な響きで聴くことができて幸せでした


「MOON PRIDE」

まさか演奏されるとは思えず

キラキラとした演奏もできることに驚きました

曲だけでも楽しい


「西洋骨董屋根裏堂」

この曲再現できるんだ!と更に驚きました

大好きな屋根裏のメロディーを豪華に聴けたのも嬉しかったです


「紫青の参道」

なんだか不思議な感じでした

和の音色を洋の楽器で再演

同じメロディーなのに違う

でもどこか心躍る感覚は同じ

不思議でした


最新の地平線まで辿り着いたところで第一部はここまで

オーケストラの皆様は休憩へ

その間、Revo陛下がお話なさるというのですが

「ここは昭和女子大学」

「せっかくなので教授をお呼びして

これからの女性の生き方についてお話ししたいと」

ーーざわざわする客席

「それでは、きよみず教授」

と呼ばれて袖から姿を見せたのは

白衣を纏い、指示棒を携えた

清水耕司さん

お馴染みのサンホララボ研究員のお一人でした

ーー本当に我らが王様は冗談なのか本気なのか区別がつきません

お二人ともカウンタースツールに腰掛け

まずはRevo陛下から清水さんへコンサートの感想を問われると

音だけで歌詞がなくと物語や人物が蘇り

自分の中で上演される

との、観客の多くが共感しまくりの的確な感想

ーー正直言ってわたしにはイヴェールの幻覚が見えました

それに対しRevo陛下は

「みんなの感性が凄いから」

誰だって思い出や記憶を持っているけれど

それを思い起こすきっかけになったら

そう思ってやっています


また、音色で印象が変わるということに

女性ヴォーカルをトロンボーンで演奏したら

雄々しさが感じられた

と原典を作られたRevo陛下も新鮮だった模様


どうしてオーケストラコンサートを?との清水さんの問いに

「大作を作り続けるのは辛いんですよ」

それで間が空き過ぎないように

既存の曲のいいところを見せたい、と思って


また、20年超の音楽を時系列で辿る中で

清水さんは「5年前よりも今の方がもっとサンホラが好き」とのこと

こんなにサンホラ好きになるとは思わなかった

好きになったのには理由があって

物語があること

孤高のアーティストだったRevo陛下が

社会の繋がりを持とうとする

その物語に惹かれるそうです


そんな清水さんから客席へナイスアシスト

「僕の方を見てないで皆さんの方を向いてください。

大枚叩いて誰を見にきたと思っているんですか」

「栗山先生とオーケストラのみなさん」

ボソッと答えるRevo陛下が何だか可愛い

Revo陛下「みんな先生とかに言われなかった?

話している人の目を見なさいって

まぁ、こんなグラサンしている奴に言われてもね」

なんて言いつつ客席の方へ向き直ってくださるRevo陛下

そして栗山先生が可愛い、という話になり

Revo陛下「萌えポイント出してく?」

なんて脱線しそうになりつつ

清水さんから「まずはオーケストラコンサート開催おめでとうございます

そしてお誕生日おめでとうございます

皆さんもおめでとうって言いました?」

と、これまたナイスアシスト

客席から「「「おめでとー!!!」」」の声が乱れ飛ぶと

ピースした指をチョキチョキしながら応えてくださるRevo陛下

下手よりの席から斜めに見る形で見上げていたのですが

座っていても背骨のラインがとても素敵でした

そして時間になり清水さん退場

順次戻ってこられるオーケストラの皆さんが揃うまで

Revo陛下がもうすこしお話

「物語を作るのが大変」

物語と寄り添う音楽を創って来たから

Linked Horizonでも作品を理解した曲を作る、と言ってもらえた

それまでずっとやってきたことだからね

曲作りは日本の中ではかなりできる方

だけど物語を作るのがなかなか

そう、おっしゃっている内に揃うオーケストラの皆様

Revo陛下「これからチューニングという神聖な儀式が始まります」

と静かに舞台袖へ去って行かれました


Revo’s Orchestra Consert 2024 6月29日夜 Ⅲ へ続きます


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