9th Story Concert 『Nein』 4/29 Ⅳ

「何か屋根裏に連れ込まれそうになった」とNoël

それ本当に危ない感じですから、凄く怖かったんですよ

Noël「何か俺を呼ぶ暖かい声が聞こえてきて…お前らだったんだな」

『Nein』本編は終わったんだが、アンコールを用意している

…とのことですが、少し時間がかかるようなのでお話など

今回初めてストコンを東京以外でやった、ということで

彼方此方から自分のところの近くでもやって欲しいとの声があって

Revoも悩んでて、まずは大阪で、ということになったらしい

そこから別の所へ広がっていけるかもしれない

「ってグラサンが言ってた」とNoëlが陛下の言葉を伝えてくれました

これだけの規模と人数で場所を変えながら行うのは大変で

でも応えてくださった気持ちが本当に嬉しいです


アンコールは『Nein』の各曲の元の曲をできるだけ忠実にする

とのことなのですが、その分準備がかかるので

Noëlが歌のリクエストをきいてくれました

まず最初にあたった方へ「Sound Horizonで好きな歌は？」と質問

「全部」という答えに、「強いて言うと？」

その答えに「ん？ホームラン？？」と聞き返していて

確定した答えは「焔」

「かなりうろ覚えだけど…」と言いつつ

「瞳を閉じて闇に～」と歌い始めてくれたのですが

やっぱりところどころ曖昧で

同じ歌詞を繰り返して「やっちまった」という表情していたり

「ふふふ～ふん」と鼻歌で誤魔化したり

ですが「君に贈ろう～♪」のところまで歌ってくれて

しかもリクエストした方へ腕を伸ばして歌っていて

客席「「「きゃ～！！」」」


次に指名された方の答えは「ぴこまりじゃんけん」

Noël「俺あいつに出会ったのちょっと前のことだぞ」

「確かメジャーデビュー前の何かだよな」

「何かこう、めさましジャンケンのアレみたいな」

と、かなり曖昧だと言い置きつつも「まぁやってみるか」

「ぴこまりじゃんけん、じゃんけん……変なピース！！」

スリーピースを出すNoël

客席からは「ずるい～」の声

そんなこんなで舞台の準備ができたそうで

始まったのは「磔刑の聖女」

修道女姿で歌うエリーザベト

Märchenさんは映像で

最後舞台上のエリーザベトは

見えない相手を抱き締めるようにしていて切なかったです


Noël「できるだけ忠実に再現するが

おなじ…おなじな、ん？

オ・リ・ジ・ナ・ル・と・お・な・じではない」

「あのクソパイセン出やがらなかった！

なかなかお人形さん貸してくれないし

お前らの中にはあのクソパイセンいるか？

俺の中にはいらねぇ」

祝賀祭の時のことを随分根に持っているようですね


そしてもう1曲、「星女神の巫女」

天井にまで映し出される光

兵士に腕を捕えられるミーシャ


Noël「大阪ではできなかった２つの物語を観てもらったが

どちらが正しいかなんてわからねぇ

そうでなかった可能性があったとしても

ひとつを選んで生きていくしかないんだよな。

否定したっていいけれど

これだけ優しいローランがたくさんいれば

否定しないでくれる奴もひとりくらいいるんじゃないか」

「逃げるというのも、何かしら抗うこと戦うことなのかもな

そういうことを伝えたくて『Nein』をつくったんじゃないかRevoは」


そしてメンバー紹介

後方にお名前が映し出されるとともに

登場する方の名前を呼び上げて紹介するNoël

バンドメンバーの演奏

次々にパフォーマンスを魅せる黒猫ダンサーズ

各曲のシンガー・アクターがそれぞれの曲と共に登場

そしてバニオン君！…に抱きつくNoël！！

勢揃いして並んだところで、下手のバニオン君と子役が可愛い

ローランが「「可愛い～！！」」と騒いでましたら

Noël「お前らそんなに可愛いか…ママンが」

と隣のRIKKIママンを示す

ローラン「「（ママン）可愛い～！！」」

Noël「可愛い奴がたくさんいるからわかんねぇな

だが、お前らも可愛いぜ」

ローラン歓喜


そこから新曲を披露してくれるとのことで

Noël「DX盤買ったか？知らなくても難しいことはない

リストバンドが赤く光ったら跳ぶ準備だ」

どのCDを買うことを選んでも楽しめるよう

配慮してくれて優しい


Noël「このままだと狭いから、可愛い奴らは上へ」

さりげなく上がっていたあっちゃんが見つかり、下へ

Noël「上がっている巨人がいま～す」と指摘されたサッシャさんも下へ

そして始まった「即ち…小惑星を喰らう超紅炎」

激熱で大好きな曲なので大興奮

そして、「恋心♪」でハートを作る仕草も可愛くて

リストバンドが赤く光ったら構えて全力で跳んで

めっちゃくちゃ楽しかったです！！


そして檀上からみんな戻ってきて勢揃い

「遠いな」と前へ出たものの

他に誰も前に出なくて焦るNoël

「俺は結構前に出てるから、他のみんなが出ないと」

と、今度は皆さま前へ

手を繋いでお礼をしてくださいました

客席からも頭を下げたり、「ありがと～！！」の声

そうして皆さまとはお別れ

一度階段裏へ姿を消すNoël

再び姿を現してくれましたが

「最後に話そうと思っていたこともう話しちゃった」

大阪でのストコン開催のことでしょうね

「まぁこういうことも起きる」

「今日はこれで終わりだが、少しの間だけだ。ヴァニスタでも来たい」

そう言ってくれました


Noëlが去った後

みんなで国歌を歌って

「「「Sound Horizon Kingdom!!!」」」

拍手と歓声


大阪公演1日目

初めてのストコン参加でしたが

今回参加できて本当に良かったと思いました

音の世界が現実に立ち上がるのを目の当たりに出来て

本当にどこを観るべきか判らなくなるくらい

いくつもの別世界を廻った気持ちになれて

たくさんの力強い言葉も受け取れて

本当に幸せな時間でした

舞台の上の皆さまも、裏で支えてくださった皆さまも

一緒に楽しんだローランも

ありがとうございました