声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

人間の時間と犬の時間

2023-05-12 08:07:00 | 大型犬との生活
この二日間、仕事で家をあけた。

前日は番組収録後に午前の講座、
終了後に最寄駅から在来線で新幹線に乗り継ぐ予定だったが、

どこの駐車場も満杯で、
結局、新幹線の駅に近い駐車場まで移動し、そこから新幹線に飛び乗った。

昼過ぎると地方都市の在来線駅に近い駐車場でも、
ほぼ満杯になるのは、恐らくここ数年のことだ。

駅前に高層マンションが立ち始め、
寂れていた駅周辺にもやや活気が感じられるようになった。


自宅から在来線駅までは車で30分はかかるが、
仕事先からの移動なら、たいした時間はかからないし、
いつもの駐車場なら空いているだろうと思ったのが甘かった。

たしか時間貸し駐車場のアプリも入れたはずなのに…いつの間にか消えてしまっている。

肝心な時に使えないなんて…。


車の移動も新幹線移動も、体力より精神的な負担が大きい。

無事に現地に到着できるか否か…それだけでストレスなのだ。

無事に仕事を終えて帰る時には、ホッとして眠ってしまい、
うっかり新幹線の降車駅を乗り過ごしてしまったことがあった。

あれ以来、乗り過ごさないように帰る時も気をつけるようにしているが、

もっと緊張感が必要なのは降車駅から自宅までの運転だ。

昨夜は、また道を間違えてしまった。
自宅へのルートならいつもの道を通ればいい…
そう思ってナビを入れずに走行していたのだが、

駅の近くのビルが無くなり駐車場になっていたり…で、
いつもの街並みが変わってしまっていたのが原因だ。

東京駅発6時半の新幹線に乗ったのに、帰宅した時は9時前だった。


玄関を開けると予想どおりM嬢が待ち構えていたかのように飛びかかってきた。

着替える間もなくスーツのジャケットを前脚の爪で引っ掻かれた。

膝には穴が空いてるし、もうこのスーツはオシャカだな。

犬にとっての2日間は、人間なら1週間分の時間にあたるらしい。

いつも一緒に寝ている布団のシーツにも空いていた。

数えてみると引っ掻いた跡と咬んで空けたかと思える穴が3つもあった。

夫に訊くと、
「いい子にしていたよ」との事だが、

恐らくM嬢も私がいなくなったのではないかと思っていたのではないか…

シーツに空いた3つの穴も、
きっと彼女が不安になって咬んだ穴だ。


今朝は安心したのか、落ち着いた様子で寝ていた。

M嬢はHalと同じ匂いがする…
埃にまみれたポップコーンのような匂いがする。














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昨朝の珍事

2023-05-12 07:00:00 | Diary

昨日の朝は、けたたましい4時過ぎの緊急地震速報で起こされた。

しばらくしてドカンと突き上げるような衝撃に飛び起きた。

エレベーターは動いているのか?

(あぁ、ここは2階だ…よかった)

とはいえ、2階の部屋にしては揺れが大きい。

(電車動くかな…)

朝のニュースは通常運行を伝えていたが、地震の後だ。
何が起こるかわからない。

余裕をみて予定時刻より30分早めにチェックアウトした。

ホテルから最寄駅まで7、8分の道を背中にリュック、右手にボストンバッグを抱えて、ペタンコ靴で早足で歩く。

天気は良いが、明らかに寝不足だ。
前日の疲れが抜けない。

姿勢もよくないなぁ…そう思っていた時にアクシデントが起こった。

いきなり歩道の何かに蹴つまずいて転んだ…。

転んだ拍子に右足の靴が脱げて5メートル先まで飛んだ。

荷物のせいですぐに立ち上がれない。

そばを通りかかった背の高いビジネスマンが
「大丈夫ですか?」
と靴を拾いながら声をかけてくれた。

礼を言いながら起き上がったが、

向かい側から歩いてくる通勤の人たちが、みんな笑うのをこらえて私を見てるような気がした。

これはきっと珍事…だ。

何もないところで派手に転んだのだ。

移動にラクだと思っていたヒールのない靴が逆に気の緩みに繋がったか、
滅多に背負うことがないリュックのせいでバランスを崩したか…。

私はこういう時、決まって大げさな声を出すクセがある。
今回もギャーッと言いながらつんのめって歩道の左端に転んだらしい。

怪我はないが、パンツスーツの左膝に1cmくらいの穴が空いていた。





なんとみっともない。(汗)

だけど、都内にも親切な人はいるものだ。

どこのどなたか存じませぬが、
昨朝は、ありがとうございました。









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雨の日曜日は二度寝する

2023-05-07 10:34:00 | Diary
タイトルを書きながら

昔、どこかで聞いたシャンソンを思い出した、
暗い日曜日》という歌だったか…

このところ、M嬢のおかげで気分が落ち込むことは少なくなった。

とはいえ、
あれこれ考え込むHSP的な性格ゆえに
気分が晴れないことも多い。

今朝は前編、後編と分かれた夢を見た。

前半はM嬢に叩き起こされる5時前で、
後半は朝散歩の後、二度寝した時にみた。

大竹しのぶさんが朗読劇に出演すると言うので観にいくと、
関西時代の友人が朗読劇に出演していた。

(わぁ〜っ!凄いなぁ…こんな有名人と同じステージに立てるなんて)

そう思いながらも、
(自分はなんにもやってない…)
と落ち込んでいる夢だった。

コレが前編。


後編は、夫の両親が出てきた。

二世帯住宅で同居していて、
オレンジマーマレードを塗ったトーストを義父のために作っているシーンから始まった。

息子たちの朝食も作らないと…と思って冷蔵庫を開けると、

上段に入っているのは食パンばかり。
レーズン入りやオレンジピール入りの食パンが入っているが、
何故か全て真ん中がくり抜いてある…

(エッ?だれの仕業だろう…)

そう思って振り向くと、
まぁるい顔をした小学4年生の頃の長男がそばに立っていた…

そこで目が覚めた。

はっきり覚えているのが私の夢の特徴だが、
みた夢には理由があると1日中考えてしまうのもHSP的性格の特徴なのかもしれない…。

雨の日曜日、
連休最後の日だ。

今日は何をしようか…。








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そろそろ仕事モード

2023-05-06 07:48:55 | Diary
連休もあと2日だなぁ…と思っていたら
昨日の緊急地震速報…

のんびり気分が一気に覚めて、いきなり現実の世界に呼び戻された感がある。

《流体が原因か?》という専門家の記事を読みながら、
今、自分たちが生活している土地のずっと地下でいったいどういう動きが起きているのか…
とても気になる。

気になるが、
日々の生活の中では忘れてしまっていることが多い。

残念な事に、毎年のGWに交通事故や不慮の事故で亡くなる人がいる。
今年は、それに地震も加わった。

まさに災害は忘れた頃にやってくるのだ。


とはいえGW中に気が緩むのは仕方ない。

私などは子供の頃からの習慣なのか
どこにも行かなくても、自由な時間が増えると思うだけでウキウキしてくるのだ。


今のところGW中に《毎日1冊の本を読む》目標は、
右目の結膜下出血が治ったとたんに、
今度は左目の結膜下出血が始まって、今のところ10冊借りてきたうち、6冊を完読したのみ、

目標達成率は、たぶん7割止まりだろう。

夫は日曜大工と園芸に余念がない。

平日より休日の方がよく働く。
この連休にウッドデッキの床を張り替えたり、
庭に花を植えたり休む間もなく働いている。

昨夜は久々にウッドデッキにガーデンセットを出してBQをしたが、

うっかり夫が落とした焼いたイカを
M嬢が拾って食べてしまった。

以前、やはり夫が目を離した隙にロメオがイカの刺身を食べて痙攣を起こした事があった。

犬に生イカは要注意だ。

少量なので今のところ問題なさそうだが、
生でなくてよかった…

気の緩みは禁物だ。














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皇族方のホンネ

2023-05-04 07:39:00 | Diary
2日は軽井沢レイクガーデンに雑貨を探しに行った。

連休の谷間のせいか、思いのほか軽井沢は空いていた。

上皇様御夫妻で有名になったテニスコートの辺りも、
のんびりと犬連れてゆっくり歩けるほど人がいなかった。


間もなく、英国では戴冠式が行われるが
少し前に図書館で面白い雑誌を見つけた。

《どなたでも自由にお持ち帰りください》

と図書館入り口に置かれた段ボールのボックスに入っていた平成25年に発行された《90周年記念・文藝春秋》は、
永久保存にしようと思っているほど面白い。






昭和天皇の御食事の内容や味のお好み、
著名人との面談時のご様子などユニークな記事もある。

特に昭和24年6月号からの抜粋は、

徳川夢声とサトウハチロー、仏文学者の辰野隆氏の御三方が昭和天皇を訪問した際の会話だが、
その時の様子がまるでTVでも見ているように目に浮かぶ。

御三方の会話を聞いていらした昭和天皇が、
時おり《アッ、ハァハァ…》という笑い声を発せられた行では、
その声と御姿を想像して自然に口角が上がる…。


昭和51年に行われた《皇族団樂》という記事も面白い。

三笠宮智仁殿下、高松宮宣仁殿下、同妃殿下、秩父宮妃が新春座談会という設定でざっくばらんにお話になっている…

三笠宮殿下の、
『皇族は儲けちゃいけないのが原則だから原稿や本を書けば源泉徴収される』や
『戸籍ないのに住民税も払っている…』の行には、驚いた。


何より、こんな取材ができること自体、今ではとても考えられないことで、

振り返ってみれば、
昭和年代の皇室のほうが今よりずっと開放的で、
我々にとって身近な存在だったのではないか…と、そんな気がしてくる。

まさに、
こう言うナマの声を私たち国民は求めているのだ。

皇族方のお子様が《税金で贅沢をしている》と言われて必ずイジメに遭う…という行も、
意外と知られていないのではないか。

そう言う問題を棚上げにせず関係省庁が早いうちに手当てしておけば、
昨今の問題も拗れなくて済んだのではないかな…。

誰も望んで皇族に生まれてきたわけではないし、
また望まれて皇族になられた妃殿下方にも、
我々国民には想像もつかない御苦労がおありなのだ…

戦前も戦後も、皇族という立場が様々な可能性を狭めてしまう事実は間違いなくあった。

《自由に選べない》のだから。


この文藝春秋《90周年記念》版を読むと、
『ひらかれた皇室』って、何だろう…と考える。

ネット社会になって以降、昭和の時代以上に、憶測や事実を曲げた週刊誌記事も多い中、
今の皇族方は、どのような思いで生活されているのだろう。

常に国民感情を気にしながら、
言いたいことも言えないのでは、とても気の毒に思う。

昭和の時代が懐かしい…






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