声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

不定愁訴と分離不安

2022-10-06 03:12:00 | Diary

Halに付き合って深夜の散歩から帰って来て、
眠れなくなってブログを書き始めた。

夜の空気には、それほど冷たさを感じないが、
敷地内の樹々を見ると、
ここ数日は一気に秋めいてきた。

山の秋は短く数週間もすれば暖房が必要になる…
この冬の暖房費を予測すると今から不安になるが、

我が家のこれまでの電気代の最高が35,000円…
コレは以前、契約していたスマホのS社から請求された今年1月の電気料金だ。

あまりにも高いので、
この4月にS社からA社にスマホごと変えて電気も同じくA社のセット割に変更したが、
果たして、この冬の電気代…
どのくらいになるのだろうか。


岸田総理は所信表明演説で電気料金の高騰に対して
「前例のない思い切った対策を」と言ったらしいが、
どんな具体策を講じるのだろうか…

もしかして人気がガタ落ちの今の状況を察しての思いつき?

いやいや、そんな失礼なことを言ってはいけない。

いけないけれど、つい意地悪な見方をしてしまうのは、
相変わらず中身のない言葉でのらりくらりと時間をかけて《丁寧な説明》とやらを繰り返し、
挙げ句の果てに外ヅラや体面だけを重視してきた…私にはそんな風に思えて仕方ないからだ。

統一教会問題で指摘されている閣僚や、
自分の派閥に所属する議員のスキャンダルにも甘く、
民意を無視した人事もそうだ。

この時期に自分の息子を大事なポストに登用する事について野党議員からの質問に

いけしゃあしゃあと
《適材適所である》と言って退けたのを聞いて、私は心底ガッカリした。
身贔屓にもほどがある。
(~_~;)

起死回生が無理なら、
せめて息子にだけは自分が総理の間に箔をつけておいてやろう…
とでも思っているのかな?

コレって破れかぶれの末期現象ではなかろうか?

ロシアの一方的な併合も破れかぶれの末期現象だと思うが、
何しろ《暖簾に腕押し》で聞く耳を持たないプーチンさんのやる事だ。
最後の切り札をチラつかせているところが、とても怖い。

一方で、
《聞く耳を持っている》ことを、アレほど強調していた岸田さんが、

ここへ来て意固地になったように民意を無視し、
ただ淡々と官僚の書いた原稿を読んでいる。

そこには最初の頃のような声の柔らかさは感じられず、
表情の硬さだけが目立つ。

広島出身で親近感を持っていただけに、返す返すも残念だ…
器ではなかったのかなぁ…。

負のスパイラルに陥ってしまったか。
(−_−;)

この時期は、どうも良くないことを考えがちだ。
これも季節病というやつかな?


昨日からHalの横に夫の手作り簡易ベッドをセッティングして寝ているが、

慣れないせいか、なかなか眠れない。

だけどHalの分離不安は少し落ち着いてきているように思う。
そばに居てやるだけで安心するようだ。

3時過ぎた。
もう寝なくては…。



























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目の下のクマ

2022-10-04 11:12:32 | Diary
「オマエ、今夜から下で寝ろ」
と夫が言う。

昨夜は、深夜2時前に用足し散歩に出て
今朝は4時と5時半に起こされた。

Halの分離不安が続いている…
ここ数日は昼夜逆転で夜中に動き回る。

眠い目を無理に開けて、
パジャマの上からジャージを着込んで車でゴミ出しに行き、
帰ってきたら、どどどっと疲れた。

かと言って昼寝ができない体質だ。

今もボーッとするアタマで、ブログを書いている。

こう言うのをシニア犬の介護というのだろうか?

いやいや、Halはまだ入り口だ。
きっとコレから本格的な介護が始まるのだろう。

夫は、もうHalをドッグホテルに預けることはしないと言う。

私も同感だ。

今回のような冠婚葬祭の場合をどうするか等の問題はあるが、
今後は夫婦で一緒に行くのは難しいだろう。

その場合は事情を説明してわかってもらうしかない…

夫も私も、このところ在宅ワークがなくなり、家を留守にする時間が少しずつ増えてきた。

互いに仕事がある時はHalの精神的負担を少なくするよう、
スケジュール調整をしている。

車で片道30分以内の場合は、
一旦休憩時間に帰宅してHalを散歩させ、また出かける事もある。

今朝、延び延びになっていた私の県外出張の日程が決まったが、

その日は夫が仕事を休むつもりだと言う。

Halを中心に我が家は回っている…

それが夫と私の共通のライフスタイルでもある。

そこは同じで良かったと、つくづく思う。


夫が昔作った曲にHalの画像を重ねてみたら、ピッタリだった。(^^;;

3年前のHal。













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もう一度戻る方法もある

2022-10-04 08:52:00 | 報道 ニュース ワイドショー
昨日は、
かつての古巣で仕事。

セキュリティの厳しい国家の機関である。

縁あって年に数回、ちょっと先輩ヅラして偉そうに講演する。

その前に正門で毎回手続きをするのだけれど、

昨日は初めて生年月日と年齢を尋ねられた。

もちろん入門許可の書類に住所と氏名、電話番号、車種やナンバーなどの必要事項を記入するのはいつもの事だ。

加えて性別と年齢、生年月日を書く欄もあるが、
これまでは、あえて書かずに渡していた。
本人確認書類の運転免許証を提示しているし、特に何も言われなかった。

それが昨日は違った。
生年月日と年齢の欄も記入するよう言われたのは初めてだった。

冗談めかして
「企業秘密なんですけれどね!」
と笑うと、

「申し訳ないです」
と担当者が笑顔で答えた。

検温と来訪者を記録するシステムだろうか
左前にスコープのような機器が取り付けてある。

マスクだと、
本人確認が難しいだけに念には念を入れる必要があるのだろう。

このご時世、
どんな人間がやってくるかわからない。

私の前にも、トラックで乗りつけた作業服姿の男性2人が入門手続きをしていたが、
慣れていないのか随分と時間がかかっていた。

敷地内にはコンビニもあるし、様々な業者が出入りする場所でもある。

1時間の講義終了後、
帰り際に厚生センターと表示されているコンビニに立ち寄ると、

先ほどまで教場にいた受講者と出会った。
「お疲れさまです」と声をかけてくれたのが、ちょっと照れ臭かった。

なんだろう…この妙な感覚は。

以前どこかで味わった事がある。

そうだ、ラジオの生番組をやっている時にも同じような事があった。

私の場合、仕事では本来の自分とは別のキャラクターを演じているようだ。

当たり前のことだが、仕事の顔とプライベートは別物である。

買い物する時などは、気も緩み無防備なせいか、
無意識にブツブツ独り言をいう癖も出る…

声をかけらた時は、
夫から頼まれた特製グッズを探しているところだった。
それを見られたのが恥ずかしかった。

帰り際、
厚生センターから正門の駐車場まで200m近くの道をゆっくり歩いた。

金木犀の香りが辺り一面に漂う場所のすぐ横は、
一般で言うところの女子寮である。

その横の建物の前に何台もの特殊車輌が並んでいた。
近くでは、せっせと整備作業をしている女子の姿があった…

かつては所属の枠すらなかった職場でも普通に女子が働いている。

そういえば、
今、マスメディアを騒がせている女子はどうなるのだろうか。

心のケアが必要な時に
よってたかって周りが騒ぎすぎるのが気になる。
政治利用しようとする人もいるのではなかろうか…。

先だっての記者会見で、
「もっと早く謝って欲しかった、もう遅い…」
と言っていたが、

本当に好きな仕事だったら、また戻ればいい。
だいいち、あんな事で辞めるのは悔しいだろう。
堂々と仕事でリベンジすればいいではないか。

以前、私が関わった民間企業で、
一旦、公務員をやめてコールセンターで働いていた女性が、
再度公務員試験を受けて元の職場に戻った事があった。

年齢制限の枠内であれば再挑戦もできるはずだ。

件の女子は、まだ若い。
やり直せる年齢だ。

そんな事を考えながら歩いて、
正門についた時は午後2:30を過ぎていた。
入門許可証には正確な退出時間を書込んで渡す必要がある。

時間と同じで、もう後戻りはできないのだ。
人生色々ある…
どこにいたって悩みながら前に進むしかないのだ。

上空にバートルが飛ぶのが見えた。


北がまた発射したという今朝のニュース…
発表までに随分と時間がかかった。

日本を飛び越えて太平洋側に落ちたらしい。

まったく…(~_~;)

スキャンダルでゴタゴタ揉めている場合じゃない。



※トップ画像は一昨日の軽井沢で、内容とは全く関係ありません。





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嫌な記憶は自動再生される

2022-10-03 10:52:00 | Diary
関西にいた頃、
局アナを辞めた後でタレントプロダクションに所属していた事があった。

そこにフリーアナウンサーとして在籍し大阪や京都の放送局の仕事を請け負っていたが、
どうしても馴染めない事があった。

例えば自分を売り込むこと。

マネージャーから、
「控えめは美徳ではないよ!」
とさんざん言われて、

「用がなくても局まわりしなさい!」
とハッパをかけられた。

何をしに行くのか?と訊くと

「なんでもエエやん!顔見せにいって顔覚えて貰わんとな」

と言う。

それは私にとって、絶対にムリというほどハードルの高いことだった…。

そんな昔の自分を思い出す時、
決まってMCの仕事での苦い記憶がよみがえる。

キャンペーンで訪れた歌手やタレントの名前を間違えたりなど、
顔から火が出るような言い間違いもある。

ゲストの野球評論家の新幹線が1時間も遅れ、時間どおりの進行ができなくなり、
イベント主催者から進行台本を投げつけられた事もあった。

そんな苦い経験ばかり思い出す。

なぜ、
良い経験は忘れるのに苦い経験は覚えているのだろうか…?

最近読んだ心理学の本に
《嫌な記憶は自動再生される》とあった。

自動再生させないようにするには、どうすればいいのかについては、

前向きに物事を考える事らしいが、
残念ながら今の私には難しいように思う。

全て前向きに…って、
タダのアホではなかろうか?

ちょっとだけ、ムリなくできそうなのが
趣味に打ち込んだり、
綺麗なものを見たり、
犬連れドライブしたり…で楽しみを作ることだ。

昨日は、Halと軽井沢で遊んできた。

天気も良く、21℃という丁度よい気温ではあったが歩いているとじっとり汗をかいた。

ゆっくり街を散歩し、歩き疲れたらカフェテラスで休む。
グリーンカレーの美味しい店も見つけたり、ソフトクリームやケーキなどのスイーツを食べたり…






のんびりと過ごす休日の軽井沢を満喫した。

私の《軽井沢でお汁粉屋をやる夢》は叶わなかったけれど、

軽井沢には息子たちが幼稚園児だった頃から小学生になるまで、
毎週のように訪れた記憶もある。

もう、あの頃のようなウルトラマンの専門店も、タケシさんのカレー屋も、梅宮辰夫さんの漬物店もなくなったけれど…

そこかしこに息子たちと過ごした懐かしい思い出がよみがえる。

嫌な記憶を、
良い思い出で上書きする方法は今のところなさそうだが、
それらを思いっきり忘却の彼方に追いやりたい。

忘れたい。

もう、ぜ〜んぶ忘れたい。
(~_~;)




















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愛犬家だった父の教え

2022-10-02 07:21:00 | 大型犬との生活
家の周りで猫の白雪ちゃんが遊んでいる…

近くでダルメシアンが散歩している。
ロメオかな…
風が吹いてきてブルーシートがロメオの体を包んだ…と思ったら、

そこへ猛スピードで暴走車が突っ込んできてロメオはシートごと跳ね飛ばされた。

(あぁ、もうダメだ)

そっと左前方を見ると…あれ?
はねられたと思ったロメオが歩いている。

生きている…

(あぁ、よかった)

これは夢だ。
何より夢でよかった。


ロメオは10年以上前に飼っていたダルメシアンだ。
なぜHalではなく今朝の夢にロメオが出てきたのだろう。

夢の意味を考える。

ふと、遠い記憶が蘇ってきた、
ロメオより、もっと昔飼っていた犬の記憶だ…

小学生の頃、
父の愛犬、セッターのマックが家の前で車にはねられた。

大きな身体を横たえたマックの腹部が裂けて血が出ていたのを覚えている。

その裂けた傷口を母が必死で押さえているのを見て、

「マックが死ぬる〜っ!」

と、私がわーわー泣き叫んでいると、

父が飛んできて、そのマックの裂けた腹部を釣り糸で縫って繋ぎ合わせた。

慌てず騒がず、父が無言でマックの腹部を器用に縫う姿を見て、
応急処置の素早さに驚いたことを覚えている。

ハンティングが趣味の父にとって猟犬のマックはペットというより大事なパートナーでもあり、簡単に死なせてはならない存在でもあったのだ。

犬の生命力の強さを知ったのも、たぶんあの時だ。

飼い主が必死で助けようとすれば、
犬も必死で生きようとする…

その後も父は何頭もの猟犬を飼ったが、
皆んな良いパートナーだった。

愛情をかけてケアしてやれば、犬はそれに応えてくれる。

遠い大昔の記憶だが、
マックが元気になって動き回れるようになった時の嬉しさは忘れない。

今朝の夢は、きっと亡き父からのメッセージだ。

愛情をかけてやれば、それに応えようとしてくれる… 

Halもきっと、そうだ。





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ドラマの終わりかた

2022-10-01 12:11:00 | 映画・ドラマ
気に入ったドラマが終わると寂しい。

つまらないドラマはストレスの原因になるが、
気に入ったドラマは日々のささやかな楽しみになる…

朝ドラ「ちむどんどん」の最終回は、いきなり30年以上もすっ飛ばし、
結局のところアチコチ膨らましすぎて伏線回収もできずに終わった感があるが、

夜ドラ「あなたのブツが、ここに」は、
24回というコンパクトなストーリーの中に、
主人公や主人公を取り巻く登場人物の個性や心情が丁寧に描かれ、最終回もさわやかな余韻を残して終わった。

大きな夢を描くことをテーマにした朝ドラと、
大きな夢を描けないほど現実的なテーマを描いた夜ドラと、

どちらが見応えがあったか?と訊かれれば、私は間違いなく後者を選ぶ。

恐らく製作費は前者の方が期間も長いし、何倍もかかっているに違いないが、
関西を舞台に現実的な問題を取り上げた夜ドラの方が構成力に於いても優っていたと思う。


昨夜は、youtubeでテーマ曲を聴きたいという夫のリクエストに応えて、

大音響で、《バカサバイバー》をフルで聴いた。

若いウルフルズの映像を見ながら、ドラマのテーマにぴったりだと改めて思った。

よく聴くと
バッド・カンパニーの
《ロック・ステディ》にも雰囲気が似ている。

「あなたのブツが、ここに」は、

若いシングルマザーが生きていくために奮闘するロックな物語だ。

おかげさまで元気が出た。

小さな夢、目標を持って地道にコツコツ毎日続ける…
これって、大事だよね。

さてと、
秋からのドラマ、今度はどんなのが始まるのかな?

また、ささやかな楽しみを見つけないと…。













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