声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

お世話になりました

2022-07-14 11:32:00 | アナウンサー 話し方 企業研修 ビジネス
地元ラジオ局の引っ越しに伴って

来月から、アナウンスセミナーの教室も移転することになった。

ここに通った年月を振り返ると、
パーソナリティ時代の自分を思い出す。

好き勝手に喋らせてもらったなぁ…

生放送のスタジオは既に機材が運び出されて、もぬけのから状態だが、

静寂の中に、ふと当時の自分を思い出す。


活気ある場所に人がいないと、こんなに寂しく感じるものなのか…

そうだ、
100円均一の自販機にもお世話になった。


「自販機さん、ありがとう」
感謝してます。

通いなれた場所を去る時の一抹の淋しさを味わう瞬間。

もう、
ここへ来ることはないんだなぁ…。

だけど、
このビル、これからどうするんだろう。

築40年以上経っているし、非常階段は雨漏りだらけで、
あちこち修復は必要になっているし…

壊すにも費用がかかり過ぎる。


先だっての《引っ越し特番》で、

「5階と7階に出るという噂の幽霊さんたちも新社屋に一緒に来るのだろうか」という話題が出ていたが、

人に憑いているわけではなさそうだから、
恐らく、それはないだろう。

(知らんけど…)

名刺に刷り込まれた新社屋の場所を見ると、

ここは確か、
萩原朔太郎さんの生家があった場所に近い。

朔太郎さんの幽霊なら大歓迎、
ぜひ出逢いたいなぁ…

^^;


(注:
この局では以前から幽霊が出るという噂がありました。しかし気配を感じることはあっても実際に幽霊をみた人は少なく確証はありません。
ちなみに、かつてMBSで心霊現象専門のレポーターをやっていた私は、心霊現象には詳しいほうですが、このラジオ局に出ると噂された幽霊さんは、好意的でややミーハーなタイプのようです。悪霊ではないので、ご安心ください)


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母猫ユキちゃんの捕獲

2022-07-14 11:06:00 | Diary
「絶対にムリだろう」

と夫は言う。

庭ネコのユキちゃんの捕獲だ。

娘ネコの白雪ちゃんが《さくらねこ》になってからと言うもの、

この2週間、肝心の母ネコであるユキちゃんを捕まえるタイミングを狙っていた。

保護団体から捕獲器を借りてきて、
蓋が閉まらないようにセッティングした捕獲器の中で餌やりをするなどで、慣らしてきた。

1日目は捕獲器の入り口辺りに餌の入った器を置き、

徐々に器を奥の方へ移動させて、その中で食べさせるようにする…

最初は警戒していた母娘ネコたちも、徐々に捕獲器への警戒心を解いていったように見えた。

問題はユキちゃんだけをどう捕獲器に入れるか…。
白雪ちゃんがいない時でないと難しい。

人馴れしている娘ネコの白雪ちゃんと違って、
いまだに私たちを威嚇してくるユキちゃんはヒョウのようにぴょんぴょん跳び、逃げ足が速い。

餌を食べに来るのは毎日の場合もあれば
2、3日に1度の時もある。

病院の予約日に来るとは限らない。

今日来なかったら病院をキャンセルしようと思っていた矢先、

タイミングよくユキちゃんが来た。

白雪ちゃんが食べ残した餌を食べている。

夫は絶対にムリだと言っていたが、

食べている途中に蓋を止めてある結束バンドを外せないものか…。

それに餌の器を思い切って1番奥に移動させないと捕獲器の蓋は閉まらないだろう。

餌を足すふりをして器を1番奥に押せば、
また中に入ってくれるだろうか…

試しに、ユキちゃんに話しかけながら餌を足して器を動かしてみた。

お腹が空いているのか、再び奥に入って餌を食べ始めた。

尻尾が挟まらない位置にいるのを確認してから、
気づかれないように、そっと捕獲器の蓋の両側に止めて結束バンドを外した。

ガチャンという音とともに蓋が閉まった。

ユキちゃんはびっくりして、今まで聞いたことのないような鳴き声をあげながら騒いでいる。

「ごめんね」

罪悪感に苛まれる瞬間だ。

「病院に行こうね」

と、話しかけると少し落ち着いたようにも見えた。

しばらくして娘ネコの白雪ちゃんがやって来た。

捕われた母ネコに驚いたのか、
捕獲器の周りをオロオロと回りながら、
ニャオニャオ鳴いている…

が、白雪ちゃんは自分の時の事を思い出したのか、

「白雪ちゃんと同じ病院に行くよ」
と話しかけると、

意味を悟ったのか、
急に冷静に母ネコの様子を見始めた。

さすが白雪ちゃん、頭がいい。
こうなったら白雪ちゃんに通訳を頼もう…

「大丈夫だよ、って伝えてね」

捕獲器のユキちゃんにはチュールを買ってきてあげよう。










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寄り添う御魂

2022-07-11 09:51:54 | 報道 ニュース ワイドショー
安倍元総理への襲撃事件で献花台を訪れる10代20代の若者が多い、という記事を読んだ。

この記事に、

(日本はまだ大丈夫…かな)

と、ほっとした。

若者にとって、物心ついた時からメディアに登場する元総理は、
直接会うことはなくても身近な存在だった…

と言うことなのかもしれない。

故人を悼む気持ちを持つことは、当たり前の事のようで、
実はそうでなかったりする。

既に元総理の功績ばかりを取り上げて美化する論調もある。

一方では冷静に《功罪》を取り上げるメディアもある。

それはそれで、今後の日本の政治を考えて行く上で必要なことではあるが、

すぐに特集を組んでやる事ではないのではないだろうか?

私は、そんなメディアの対応について相変わらず違和感を持っている。

そして、第一報では衝撃を受けたが、時間の経過とともに、
不思議なほど今回の事件を冷静に受け止めている。

何故だろうか?と考えた。

歳を重ねてきて、悲しみや怒りの感情が鈍くなってきているのは事実だが、

1つには国内ではなく、まるで遠い外国で起こった事件であるかのような錯覚が拭えない事と、

元総理は自分のような庶民にとって、やはり遠い存在だった…

と言うのが、その理由なのではないかと思う。

私は冷血な人間だろうか?

それとも、
喪失感は親密さと比例する、と言う事なのだろうか…。

葬儀は家族葬だと記事にあった。

親しい人との別れは辛いものだが、
ある説によれば、

死の瞬間、走馬灯のように自身の人生の出来事が思い出され、
そして、魂は身体から離れて、自分の亡骸を上から眺めている…

のだそうだ。

今頃、きっと安倍元総理の御魂は夫人の側に寄り添っておられる事だろう…

永い間、お疲れさまでした…

合掌。















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この違和感は何なのか

2022-07-10 14:57:00 | 報道 ニュース ワイドショー
2日前の衝撃的な事件から今日まで
世の中が目まぐるしく動き続けた。

TVをつければ安倍元総理の演説シーンが何度も流れる…

その背後に41歳にしては幼い印象の無表情な犯人の顔が映し出される…

警備の不備を証明するかのようにビデオが繰り返される。

警察関係者には、

「あのとき、こうしていれば…」

との思いが強く残るだろう。


「望遠カメラに見えた」

というが、
大きなバッグから水平に持って一発目を発射した後に、

反射的に犯人の足を拳銃で撃つことは難しかったか…

足がすくんで身体が動かなかったのだろうか…

プロなら元総理の前に身体を投げ出して守るのが当然だ、

と言う意見もある。

それなら死亡するのはSPや警察官だったはずだ…

いや、防弾チョッキを装着していれば、怪我で済んだかもしれない。

人の命に優劣はつけられないが、

果たして身代わりになって犠牲になる覚悟が彼らにあったのだろうか…

とも考える。


日本で白昼堂々と改造銃を手にして発砲するなどという大胆な犯罪を想像できる者は皆無だったと言う事だ。

つい最近読んだ《盗まれた顔》という小説に、
優秀な警察官やSPは、不審な動きをする人間の顔を見ただけで勘が働くのだそうだ。

やはり、あれは小説の中だけだったのか


それより、つくづくメディアは用意周到だ...と思う。

午後3時にはキャスターもアナウンサーも喪服姿で出演、
あからさま過ぎて、イヤな気分になった。


それ以上に、まるで口合せをしたかのような政治家たちの

「民主主義の根幹をなす選挙期間中に言論の自由を奪う蛮行」

という表現にも嫌気がさした。

犯人の動機は、そこではないようにも思えて違和感がある。

本当に個人的恨みによるものなのか…

発表されている動機だが、恨みにしても

《人を殺したくなるような恨み》からは、ほど遠い印象を受ける。

どこまで真実が暴かれるのか…

今後が気になる。


先ほど投票所を出たところでA新聞の出口調査に回答してきた。

「物価高騰を考慮して選んだか」

という質問だが、
どの政党も、そこは選挙の争点にしていたのでは?

なんともピントのズレた質問だ。

それとも年齢と性別によって質問が変わるのか?

結局、今回も同じ予想通りの保守圧勝なら
今までと何も変わらないのかもしれない…


昨日は弔い合戦のような演説をする候補者もいたらしいが、

事件を選挙に軽々しく利用することに強い違和感がある。

政治って、
選挙って、

何のために、誰のためにやるんだろう…

なんだか…虚しい。






























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神頼みの十字架

2022-07-06 19:07:00 | 最近の話題
Halのドライブ散歩の途中、通りかかった宝くじ売り場の前で

外国人の母娘連れが佇んでいた。

最近、私の住む市でも外国人が増えていると聞くが、
南米系の人たちだろうか…

黒いTシャツに同色のパンツ姿の30代半ばの母親のそばで、

ショートパンツ姿のおさげ髪の7、8歳の女の子が何やらぶつぶつ言いながら

両掌を胸の前に合わせて何かを祈っていた…
そして神妙な面持ちでゆっくりと十字をきった。

その仕草が自然で、とても愛らしくて、見ていて微笑ましかった…

(ママ、当たるといいね!)

声は聞こえなかったが、
女の子が母親にそう話しているような気がした。

どこの国から来たのだろうか…。

買ったのは7億円のサマージャンボ?

もし当たったら、
何に使うのかな…。

ポルトガル語だと

「あたりますように」は、

Que ganhe a lotaria!

というらしい。

七夕の午後の風景。










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後で、は失敗する

2022-07-06 07:54:00 | 花 園芸 庭
人工授粉させたキウィが実をつけてくれた…

人工授粉と言ってもミツバチの代わりにオスの花の花粉をメスの花の花粉につけただけだが…

コレが見事に成功したようだ。

…嬉しい。

我が家にとってグッドニュースだが、

最近の私は失敗続きだ。


昨日は帰宅後、

家の鍵を持っていない事に気づき呆然とした。

しかも、こんな時に限って夫とHalは出かけている…

(Halだけ家にいても、どうにもならないが…)

オマケに、
いつもは、どこか必ず閉め忘れているくせに、
こんな時に限ってデッキ側の窓を全部閉めている。

せっかく早めに帰って来たのに、結局
車の中で仕方なく雨宿りした。

コレで2回目?
いやいや3回は有るかな?

そういえば出がけに鍵を探していたんだ…

「家の鍵を知らない?」

と夫に訊いた時に

「玄関にあったよ」

と言っていたんだ…

それを聞いていながら後でバッグに入れればいいやと思って、

それを忘れて出てしまった…と言う事だ。

すぐにバッグに入れておけば問題はなかったのに、

何でも「後でやろう」と思うと必ず失敗する。

もう《後で》を禁句にしなくては…

人間いつどうなるか分からないのだから。

(−_−;)













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通じない電話

2022-07-04 18:42:00 | 報道 ニュース ワイドショー
今朝8:50から義母の手術。
主治医の説明では、昼頃には終わるとの事だったが…

待てど暮らせど連絡がない。

病院の書類に親族連絡先のケータイ番号を記入してあったのに、

考えてみれば、
契約中のケータイ電話会社は一昨日からの通信障害が続いている状態。

こんな大事なときに何で?


午後1:30…

ようやく義姉からイエデンに連絡があった。

無事、義母の手術終了とのこと…

午前中に終わる予定が、思いのほか時間がかかったのは、
脆くなった骨を補強するのに時間がかかったらしい。

92歳、よく頑張った。
(T ^ T)

これで、主治医Uドクターのこれまでの最高齢術例の82歳は、
92歳に書き換えられるワケだ。

おかあさん、間違いなく記録更新だよ!

明日から早速リハビリを始めて
早ければ9日には退院だと言う。

ホッとした。
安心したら急にお腹が空いた。

面会はできないので、9日の退院が待ち遠しい…。

昨日、
スティングのイングリッシュマン・イン・ニューヨークを聴いていたら

偶然だけど、
義母にそっくりの高齢女性が出ていた。








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義母の怪我で

2022-07-03 07:56:00 | Diary
気になっている事がある…

義母の手術のことだ。

左肩と肘の骨折が思いのほか重症で、
明日、転院先の総合病院で手術を受けることになった。


主治医の話しでは、
「これまで82歳の女性が、左肩と手首を同時に手術したことがありましたが…」

との事。

主治医は義母の92歳という年齢と、
体力的に4、5時間の手術に耐えられるか…を気にしている様子。

「心臓弁膜症もあるので慎重に注意してやりますが…」

ここまで聞くと、
通常の場合、年齢に考慮して手術せずに残りの時間を不自由な身体で過ごす選択肢もある…

と言おうとしているのかな?とも思えてくる。

が、
義母は、それを望んでいない。

今までと同じように居宅介護支援を受けながらノンビリと庭の花々と猫の世話をして、

好きな時に食べて好きな時に寝る…
そんな生活を続けたいのだ。

いわゆるQOLを優先したいわけで

怪我によって身体が不自由になって、施設に入居することを望んでいない事は
付き添いの義姉同様、私にも分かる。

第一、義母は自分の置かれている状況を冷静に分析している…

耳は遠いものの、医者も驚くほど説明を理解してる。

選択肢は1つ、
元の生活に出来るだけ近づけるために手術をする…

説明を終えた主治医は
「頑張れそうですね!」
とひと言残して退席して行ったが、

義母の手術が成功すれば主治医にとっても高齢者の術例の記録を更新することになる。

コロナ禍で手術当日も、入院中も親族すら面会できない…

不安だらけだ。

その不安を察してか、
病棟の入り口で義姉と私に向かって車椅子に乗せられた義母は、

いつもの明るい声で

「じゃぁね〜!風邪引かないようにね〜」

と後ろ向きのまま手を振って行った。

義母は、覚悟ができている…
そう思った。

こうなったら、嫁の私に出来ることは祈ることだけだ。

まずは、明日の手術が無事終わることを祈ろう。









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山暮らしの週末

2022-07-02 10:31:00 | 花 園芸 庭
週末は家庭菜園。

夫婦と犬1匹で裏の畑に出る…

夫、せっせと耕し、






妻、芋を掘り収穫する






犬、寝る







トマトも、もうすぐたくさん実りそうだが


今日は3個だけ。




ナスの花が咲いている

今日のところは実も小さいので
ナスはまだナシ


山では、涼しい風が吹きはじめた。

暑中お見舞い申し上げます。











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紫色のクリームソーダ

2022-07-01 19:24:00 | Diary
近所の民家カフェはカキ氷を食べに来る客で駐車場が満杯。

待合せ時間に大幅に遅刻して到着した私は迷ったあげく野菜カレーを注文し、

ランチを食べ終えた友人が、デザートに宇治抹茶金時カキ氷を注文した。

この古民家カフェの人気メニューのカキ氷は、自分でシロップとトッピングをかけるようで見た目も上品だが、

カレーの後のカキ氷は、さすがに食べ合わせが悪いような気がして、
迷ったあげく、私は紫色のクリームソーダを注文した。

トッピングにブルーベリーが1粒乗っていたが、
予想通りソーダもブルーベリー味でスッキリした味わい。


カキ氷を食べなかった理由は、
胃腸が弱いせいもあるが、

最近、TV等でやっている健康番組で盛んに取り上げている《腸と脳》の関係が気になって仕方ない…

《腸が脳に指令を出す》という説もあるし、
腸が弱いと、脳の働きも悪いと言う事なのか?

だから自分は頭が悪いのだと単細胞の私などは思ってしまう。

最近とみに記憶力の低下が著しいのは、腸の病気を患ったせいで、脳の働きが鈍っているのではないかしら?


そうは言っても、
食べたいものは食べたいんだよ。
(-。-;

友人とのランチの後、
帰宅して敷地内をHalと散歩していたら今は誰も管理していないブルーベリーの樹に大きな実がついていた。

引っ越して行ったお婆さんが

「好きなだけとって食べてくださいね」

と言ってくれた事を思い出した。

鳥に食べられる前にと、慌てて収穫してきたが、

これだけあれば当分、ヨーグルトのトッピングには事欠かないだろう。



これも山暮らしの特典だな。

^_^

これ以上、脳が衰えないように腸を大事にしよう。



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