声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

生きている幸せ

2019-07-21 08:11:50 | Diary
いい事ばかりは続かない…

悪い事ばかりも続かない…


この頃、いつも思う。


今が一番いい、と思っていると


翌日、その思いが裏切られる…




大きな事件が起こると、


それまでの関心が一気に塗り替えられる。


数日前まで気になっていた問題が、

どうでもよくなってしまう…



人の心は移ろいやすい。


だけど、


それは、生きているから…


生きているから、そう思える。


それは、


とても、幸せな事だと思う。




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今朝のなつぞら

2019-07-20 08:22:54 | Diary
今朝は、

いつものような軽快なオープニングタイトルが流れなかったようだが、

私の思い過ごしだろうか…

それにしても、

アニメ映画のクリエーターたちの想いが溢れた内容だった。


胸が熱くなった…


もっと描きたかっただろうに…

と思いながら安否不明になっている若い女性アニメーターの作品を思い浮かべた。


作品のエンドタイトルに名前が出ている事を本人も喜んでいたと、
祖父だという男性は自慢の孫娘だと、涙ながらに語っていた。


TVに映し出されたその絵は、
さすがプロ、と思うほど緻密で美しかった。

20代そこそこで、あれだけの技術を持っているなんて…

京都アニメーションの若きクリエーターたちの実力を思い知らされた気がした。


尊い人財を失った会社の損失は、日本文化の損失だと誰かが言った…


本当に、そうだと思う。


犠牲になったクリエーターたちの想いを、

繋いでいって欲しいと思う。


それには、募金などでは解決できない問題が残る。

社屋は建て直せても、

あれだけの人財を育てるには時間がかかるのだ。


京都アニメーションは、長男の言うように業界では珍しいホワイト企業だったらしい。

そういう会社が、今後も優れた作品を作り続けて行けるよう、

費用と時間をかけて将来的に活躍できるアニメーターを、これまで通り育てて行けるようにと

切に願うばかりだ。


そうでなければ、犠牲者たちが浮かばれない…



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模倣犯を防げ

2019-07-19 07:37:23 | Diary
京都アニメーションの事件は

ガソリンが安易に手に入り

しかも、

それを使った大量殺人が可能である事を証明した。


この手の事件が今後も起きないとは限らない。


どうすれば、今回のようなガソリンによる放火殺人を防げるのか。



私は、車屋の女房をやっていた頃、

夫から頼まれてガソリンスタンドに行き、
ガソリンを専用の携行缶で購入したことがある。


スタンドでスタッフに頼めば、
誰でも簡単に購入できることを初めて知ったのもその時だ。

ガソリンは危険物だ。

それが車への給油以外でも、いとも簡単に購入できる…


今回の犯人も専用の携行缶を予め用意して、
スタジオ近くのスタンドで購入したと聞いているが、


今後は規制が必要になるかもしれない…。


また、

ビルのセキュリティの問題だが、

通常は専用のセキュリティカードがなければ入れないとのことだが、

昨日は、社外の人間との会議もあるとのことで解錠されていたと記事で読んだ。


路上に仰向けに倒れていた犯人の画像を見る限り服装が自由の業界では、
社外の関係者かどうかを判断するのは難しい…


刃物をリュックに入れて歩いていた時点で、

不審者として感知する監視カメラのシステムがあれば…

とも思う。


それ以前に、おそらく、

犯人の男は、ネットでも脅迫めいたことをやっているだろうし、
現場に何度か足を運んでいる可能性がある…


中傷、誹謗、怨まれることも多い業界だが

事前に、
何らかの方法が取れたのではないか…。



今となっては、何もかもが虚しい…


亡くなった33名の方々を悼み、心よりお悔やみ申し上げます。





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京都アニメーション

2019-07-18 16:44:25 | Diary
都内の息子に

どういう会社なのかを訊くと

「日本のアニメ会社で一番ホワイトで良い会社」

というレスがきた。


「凄い損失だね」


と返すと

「アニメ業界にとってとんでもない損失だよ」

と即答してきた。


相当、憤っているようだ…

長男も、いわゆるアニオタである。



「ほかの制作会社と違って完全自社制作で他の会社とは比べ物にならないくらい凄い作品作ってる会社なんだよ
俺も一番好きな会社で京都の本社行ったことあるし」

とのこと。


そういえば、
長男の出張先は京都が多い。

以前「けいおん」のイベントにも行ったと話していた。



長男は、IT企業のゲーム部門でキャラクターデザインの仕事をしているが、

同じクリエーターとしてリスペクトしているアニメーション製作のプロたちが、

こんな残忍なやり方で犠牲になったことが許せないという…。


ふと、
毎朝観ている朝ドラのシーンで

アニメーション製作に携わる人達のことを思い浮かべた。


仕事柄、長男と同じくらいの若者が多い現場だというのは今も同じだろう…

その人たちの親は、きっと私と同じくらいだ…

どんな思いで火事の映像を見たのか…



犯人は「パクられた…」というような事を言っているらしいが、

どんな動機にしろ、許せない。



古いビルだし、セキュリティーも甘かったのだろうか。


本当に、悲しい…


残念です。


















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速報の基準

2019-07-17 21:36:17 | Diary
芸能界の実力者である故人の生前の功績を称え、持ち上げたワイドショーが

今度は、元所属タレントを民放に出さないよう圧力をかけたと騒ぐんだろうなぁ…

でも、

なぜ、このタイミングなんだろう…


それに、
公正取引委員会から“注意”されたって、

ニュース速報で流すほどのこと?


最近のニュース速報は、速報でなくてもいい、
明日以降でもいい事を流しているみたい…。

速報の基準が低すぎる。


せっかく、番組を見ているときに
大した事ない“速報”を流さないでもらいたい。




それはそうと

テスラって、1100万もするんだね。

ウチの近所の土建屋さんが乗ってるけど…


狭い車庫に入らないらしく、ずっと敷地内の駐車場に置いてあったのに、

最近、どこかへ移動したみたい…。


ちなみに、

この辺りの公共事業を請け負っているのも
全て、その土建屋さん。

テスラのような車って、事業用車として認められるのかなぁ…。


市川市長の公用車騒ぎで

税務署に目をつけられたりして…。













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不思議な縁

2019-07-16 21:09:05 | 大型犬との生活
「なぜ、みんな年齢を訊くんだろうねぇ」

と夫は不思議がる…


「普通は犬種じゃないのかなぁ…」

と首をひねる。


「ダルメシアンだってことは、見ればわかるでしょ?」


「…」

「その次は、たいてい年齢でしょ?」

「…」


夫は、どうも理解できないらしい。


確かに、出会う人のほぼ全員がHalの年齢を訊いてくる…


保護犬だと答えるとみんなビックリするのは

「何年も一緒にいるみたいに見えるから」

だと、

ほぼ全員が口を揃えて言う。


それは、私たちも同感で、

Halとは、何年も前からずっと一緒にいるような錯覚をおぼえることがある。


これは先住犬のダルメシアンたちのおかげだ…


7月12日はロメオの命日。

ロメオが逝ってから、ちょうど10年…


その節目にHalがやってきた。


縁とは不思議なものだ。



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年齢不詳のわけ

2019-07-16 07:05:12 | 大型犬との生活
ペンションの夕食時、向かい側のスコッチテリア連れの夫婦から

「いくつですか?」

と声をかけられる…。

夫が

「実は、わかんないんですよ」

と答え、

私が

「保護犬を引きとったんです」

と答える…。


そうすると、たいていの人が目をまん丸くして驚く…。

この流れが毎回パターン化してきた。


スコッチテリア連れ夫妻のご主人はどこかで見た顔だと思ったら、

イッセイ尾形によく似ている…

髪の色までテーブルの下で、Halをジッと見ているスコッチテリアと同じだ。


ワイン飲み放題で相当酔っ払っているのかロレツが回らないのにやたらとよく喋る。


「私は55なんですけどね…だいたいこの歳になると大型犬はなかなか大変で…このくらいがちょうどいいんですよw」

と、前でニコニコ笑いながら黙って聞いている奥さんに共感を求めた。

「お宅もそうでしょ?」

と、

今度は隣のテーブルにいたコーギー連れの母親らしき女性にも話しかけた。

女性はお風呂上がりなのか、宿の浴衣を着ていて、
それがふくよかな躰つきによく似合っていた…
肌もツヤツヤしていて若々しく、妙に艶っぽく見えた。

彼女の椅子の横でオスワリしているコーギーもTシャツを着せられているが、

飼い主同様に、ムチムチコロコロしていて可愛い。

彼女は、切れ長の色っぽい目でこちらをチラリと見ながら、

「私は62ですけど…」

と、穏やかな表情に笑みを浮かべた…


( う…、ウチにも答えろってことかい… )


と、思って目の前の夫を見ると

1人でアジの刺身を黙々と食べている。



確かにドッグレスキュー担当者からHalを引き取る時に里親の年齢制限はあった。

実年齢を言うべきか?

でも、コレは旅先で知り合った人との世間話である。


この場合、

年齢詐称してもいいんじゃなかろうか…

と一瞬よぎった。



ますます酔っ払ったスコッチテリアのご主人が

今度は直接、夫に声を投げかけた。

「同じくらいでしょ?」


夫は

「まぁ、そうですね…アハハ」

とテキトーに答えた。


犬は飼い主に似ると言うが

飼い主が、犬に似ることもあるということだ。


写真は、
帰りの伊豆スカイラインでの“似た者親子”




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犬連れ旅行

2019-07-15 07:44:10 | 大型犬との生活


海の日にちなんで

海を見に長距離ドライブ旅行へと出かける。


犬連れゆえに、細切れに休憩しつつ

5時間の行程を7時間かけて


着いたのは伊豆高原の犬連れOKの小さなペンション。




Halの過去を知らないカーチャンとトーチャンは

「前の飼い主さんと旅行したことがあるのかなぁ」

「環境が変わると、どんな反応を示すのかなぁ」

と心配しつつ、

宿泊先の規約を細かく調べる…


宿泊規約の中に、

・ベッドの上で寝せないでください

等々があるため、

ベッドに上るのが大好きなHalの事を考え、危険回避のため和室を予約。


和室とはいえ、い草の畳ってわけないだろうと思ったら、

やはりビニール畳だった。(^_^;)


( どこかの高級な温泉旅館を想像していると、がっかりするかも …)


爪切りを頑なに拒否し続けているHalである。

Halの爪跡を気にしていたカーチャンはひと安心…。



初めての和室?で、ビニール畳のニオイが気になるのか、

いつも以上に落ち着かないHalは部屋中を嗅ぎまわり、

オロオロしている…。


こういう時は、いつも使っている布団が役立つものだ。



露天風呂にもHalと入れるらしいが

犬用の浴槽は小さすぎて入れずに断念…


夜は川の字で寝る。




朝は案の定、寝不足…

なので、朝ごはんの後もうつらうつら…。





伊豆高原も雨…


さて、ゆっくり帰ろう。




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いぬのきもち

2019-07-10 14:58:42 | 大型犬との生活
二階で夫が誰かと電話をしている…

時折、声を荒げている。

仕事で何かトラブったらしい…


その声を階下で不快な思いで聞いているのは私だけではない。

Halも一緒である。


Halは、先ほどからオロオロと動き回り、

階段の下から二階を心配そうに見ているのだ。





よほど心配なのか、時たまヒーヒー言いながら、

耳をそばだてて聞いている…


尋常でない何かを察知しているのだ。


犬は人間の気持ちを読むらしい。

それは、先代のロメオのときも経験済みだ。


夫や私が、仕事で壁にぶつかったとき、

愚痴をこぼすと、

ロメオは下を向いてジッと聞いてくれていた。


Halは、ロメオ以上に繊細で、

夫と私が軽く罵り合うだけでも心配そうな表情を見せる。


もしかしたら、

以前の飼い主も、家庭内で言い争いをよくしていたのかもしれない…


階段下で心配するHalの真剣な表情を見ていたら

なんだか、可笑しくなった。


こういう時は、イタズラをしたくなる…


ホレ!



あっ?バレた?




ムフ…やっぱりカワイイ❤︎









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ホウズキと風鈴

2019-07-10 14:43:25 | Diary
何年前だったか、
たまたま都内で仕事があった日に、

浅草線のメトロで浴衣姿の小さな女の子が母親の手に引っ張られながら、

大きなホウズキの鉢を持って乗ってきた事があった。

ホウズキの朱色が目に鮮やかで、

見ているうちに子供の頃、父方の祖母が連れて行ってくれた田舎の縁日を思い出した。


あれは、まだ私が小学生の頃だ。

祖母の家の中庭をぐるりと囲む縁側には、

夏になると、縁日で買ったホウズキ鉢が飾られ、そこに小さな風鈴がぶら下がっていて、

それが、時たま風に揺られチリンチリンと鳴っていた。

夏休みに祖母の家に泊まるたびに

眠りの浅い私は、風鈴がなる度に決まって目が覚めた。



その懐かしい音を、
つい最近、思いがけない場所で聞いた。


父が救急搬送された大学病院から
危篤の報せを受けた日の夜だ。

夜10時半ごろ病院の駐車場に車を停め、シトシトと小雨が降る中、

玄関に続く通路を小走りで通ったとき、
通路に飾られていた5、6個のホウズキ鉢の下に吊り下げてある風鈴がチリンチリンと鳴った。

ハッとしたが、
その時は、とにかく病室に行かなくてはと足早に通り過ぎた。


そして、

真夜中の0時過ぎだったか、
病院の地下出口から父の亡骸を乗せた葬儀社の車を見送った後、

再び病院の玄関を出て駐車場に続く通路を歩いて行く時にも…

風もないのに、どういうわけか通路の右側に並んだホウズキ鉢の風鈴がチリンチリンと鳴った。

まるで私が通り過ぎる瞬間に合わせて鳴らせているかのようだった。


その懐かしい音に、祖母の顔が浮かんだ。

きっと祖母が父を迎えに来たのだ…。

子供の頃、事情があって

実の親と一緒に暮らす事が叶わなかった父は、淋しい少年時代を過ごした。

そのせいか親に対する思慕が特別強い人だった。


私が小学生の頃、
会社勤めをしていた父に栄転の話があったときも「お袋が淋しがるから」と言って、転勤を断ったほどだ。

40年前に祖母が肝臓癌で亡くなったときも、
チューブに繋がれて苦しむ姿を見ていられないと言って、延命処置の中止を主治医に訴えたのも父だった。


きっと、そうだ…

ようやく祖母の元に父は行く事ができたのだ。

チリンチリン…と風鈴を鳴らせて、祖母がそれを私に報せてくれたのだ。


父の最期の衣装は、
看護師に促され慌てて購入した病院一階の自販機で売られていた三千百円の浴衣だった。

きっと父はあの浴衣を着て、祖母に手を引かれて、あの世に旅立ったのだ。
昔、祖母が私を縁日に連れて行ったように…。


その翌日の夜のことだ。

奇妙なことがあった…

夜10時過ぎ、

疲れ果てて寝ていた私の左頬に小さな虫が落ちてきていきなり噛み付いた。

思わず虫をつまんで、ティッシュに包んだが、
左頬は、しばらく腫れていた。

なんの虫だろうと、
ティッシュを開いて見ると

それは見たことのない小さな褐色の蜘蛛だった。

蜘蛛が人に噛み付く事があるのだろうか…。

私は蜘蛛が大っ嫌いだ。
その大っ嫌いな蜘蛛に噛まれた。

瞬間、父の顔が浮かんだ。
最期を看取らなかった事を恨んでいるのだろうか…。

翌朝、
左頬の腫れは跡形もなく引いていたが、
ゴミ箱には、ティッシュで包まれた蜘蛛の死骸が残っていた。

もしかしたら

近いうち、私はスパイダーウーマンになるかもしれない。

(~_~;)

なんだか支離滅裂な文章で、スミマセン…汗。





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