花嫁の父

夫婦揃って久々に参列した昨日の知人の結婚式でのこと


“花嫁の父”とロビーで数分、談笑する機会があり

お祝いを述べる私たち夫婦に

「いやぁ、3人くらいいたらよかったんだけどウチは1人だから…」

と、

一人娘を嫁に出す気持ちを率直に語ってくださいました。

「でも近いうちにお里帰りの機会もあるでしょうしね」


と言えば、

急に目を細めて嬉しそうに笑った“花嫁のお父様”


披露宴の間は満面の笑みを浮かべていらしたのですが

ラストで感極まりながらご挨拶された時は、

私たち夫婦も、もらい泣き…。

なんだか一人っ子を嫁がせる“花嫁の父”の気持ちに甚く共感したのであります。



帰りの車の中で、

「ウチは娘じゃなくてよかったかも…」

…と、

言う夫に

「どっちみち、ウチは…当分ないと思うよ」

と答えながら、

全く良縁のない息子たちの将来を憂うる母なのでありました。(~_~;)

不吉な予感

実は、一昨日の朝のこと…

会場のホテル駐車場に車を止め、


30分も早く着いたので余裕シャクシャクで

「さて、行きますか」

と草履にはきかえて車を降りた途端に


地面の轍に足をとられ

なんと！

右の“草履の鼻緒が切れた”

…のであります。(~_~;)


( うわーっ！よりにもよって…こんな時に)

と焦りつつも、


自宅からホテルまで30分、

まだ間に合う…と思い、夫に電話しながら、


( そういえば、地域清掃に出ている時間か…)

ついでに、

出がけにリビングのテーブルに夫のケータイが置き忘れられていたのを思い出し


結局、

代わりの草履を届けてもらうのを諦め


仕方ないので、
自分で応急処置をすることに…。



駐車場からケンケンでホテルのロビーまで行き、


フロントでハサミを借りて
↓
手持ちの化粧小物入れの袋の紐を適当な長さに切り
↓
草履の「鼻ツボ」のうらを指でこじあけ
↓
切れた鼻緒を取り出し
↓
そこに、小物入れの紐を通し“鼻ツボ”の中央の金具を挟んで結ぶ
↓
ロビーで、ガムテープを借りてこじあけた草履の裏に貼る

…で、

取り敢えずことなきを得たのであります。



仕事が無事終わり、

気になるのは

“草履の鼻緒が切れるのは縁起が悪い”

というジンクス…


実は、昔から表向きは強がっているけれど
ジンクスには弱い…

気になって家族の安否確認をした結果

今のところ特に変わったところは無さそうです。


義母の草履は、

長らく履いてなかったせいで

よく見れば、もう一方の鼻緒も
いつ切れてもおかしくない状態でした。

なので、

昨日、自分で鼻緒の取り替えをしてみました。

どうかな？