声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

災害派遣の現場で

2018-07-20 17:21:14 | Diary
防衛省のツイッターによれば、

海田の13音楽隊が広島の三原で演奏を行ったらしい。


大変、恐縮だが


今、音楽を聴くほど余裕がある方々が

どれほどいるだろうか…。


少し早すぎるように思えて仕方ない。


それとも、

このツィートは被害の少ない地域の施設だろうか…。



私が、そう思う理由は


かつて、演奏ボランティアで訪れた、とある病院の患者さんから聞いた一言だ。


「病気の事で頭がいっぱいの時には、音楽どころじゃないのよ」




豪雨災害から、2週間…


断水は少しずつ解消されてきたと言うが


家の片付け、

今後の生活…


不安材料で頭がいっぱいの時に、


音楽を聴く気になるだろうか?



演奏派遣と同じツイートには、

瓦礫撤去の作業や行方不明者の捜索の様子の画像が並んでいる。


音楽には癒しの効果があるのは承知しているが、

演奏にはタイミングも大切だ。


ツィートの画像では、

少人数編成の木管と金管のアンサンブルのようだ。

もちろん、喜んでくださる方が多ければ、それはそれでいいけれど…。


被災して気持ちに余裕がない時には、

逆効果になる場合もあるので注意が必要だ。



昨日、

自衛官時代の友人に暑中見舞いのメールをすると

ご長男が災害派遣で出動しているという…。


連日報道されているように大量の土砂に阻まれ、

作業は長期化しそうだとか…。


訓練されている自衛官とはいえ、

この酷暑では、さぞかし苦労も多いことだろう…。


友人に息子さんへの感謝を伝えると

「そう思ってくださる方がいるだけで
やりがいもあると思います、ありがとうござます」

と返ってきた。


彼女も、心配なのだ。

そんな自衛官の家族も、いることを忘れてはいけない…

と、心から思うのです。




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