一昨日、
5年ぶりに運転免許を更新した。
この時期は、冬休みの学生で混んでいるかと思いきや、
免許センターのロビーに並んでいるのは、自分を含めて中高年が多く、
手続きも、1カ所を除いては比較的スムーズだった。
その1カ所とは、
適性検査のコーナーだ。
50人以上の行列ができている奥のブースから女性職員の甲高い声が聞こえてきた。
「これ以上、見えるメガネはないんですか⁉︎」
「これだとギリギリですよ‼︎」
相手は見えないが、聴覚にも問題があるのかもしれない…。
話がスムーズに通じないらしく何度も同じコメントが聞こえてくる。
女性職員は、通常の何倍もの時間をかけて根気よく説明しているようだ。
数分後、ブースから出てきたのは
予想通り、80代と思しき高齢の男性だった。
次は写真撮影という段になって、
呼び出すまでベンチに座って待っているよう指示があるのだが
例の高齢男性は、付き添いらしい女性から
「写真はとった?」
と話しかけられると、
名前も呼ばれていないのに写真ブースへと移動し始めた…。
どうも手続きの方法や手順、職員の説明が理解できていないようにも思える…、
適性検査でも問題が発見されているのに、
それでも免許を更新させるのだろうか…。
一瞬、
私の脳裏に道端に供えられた花がよぎった。
今年の1月に起きた高齢ドライバーによる女子高生の死傷事故の現場を
私は、ほぼ毎日通っている。
事故現場には、
あれ以来、毎日欠かさず花束が供えられていて、
クリスマスイブの24日には、白い百合の花束が供えられていた…
亡くなった女子高生は、
偶然だが、小学校教師をしている私の知人の教え子だった。
昨年のクリスマスは、元気な姿を見せていた子供が今年はいない…
それが親御さんにとって、どれほど辛いことか…と思う。
現在係争中の裁判では
加害者の弁護側が
『加害者は前頭側頭型認知症で、それを理由に無罪を主張している』と、地元新聞が伝えていた。
本当に、やりきれない…
高齢ドライバーの逆走や操作ミスによる事故が後を絶たない。
その原因に、
安易に運転免許の更新を認めてしまっていることがあるのではないだろうか。
免許センターで見かけた高齢男性も、
写真撮影のブースから出てきたのをみると、
どうやら、免許更新の手続きを終えたようだ。
5年ぶりに運転免許を更新した。
この時期は、冬休みの学生で混んでいるかと思いきや、
免許センターのロビーに並んでいるのは、自分を含めて中高年が多く、
手続きも、1カ所を除いては比較的スムーズだった。
その1カ所とは、
適性検査のコーナーだ。
50人以上の行列ができている奥のブースから女性職員の甲高い声が聞こえてきた。
「これ以上、見えるメガネはないんですか⁉︎」
「これだとギリギリですよ‼︎」
相手は見えないが、聴覚にも問題があるのかもしれない…。
話がスムーズに通じないらしく何度も同じコメントが聞こえてくる。
女性職員は、通常の何倍もの時間をかけて根気よく説明しているようだ。
数分後、ブースから出てきたのは
予想通り、80代と思しき高齢の男性だった。
次は写真撮影という段になって、
呼び出すまでベンチに座って待っているよう指示があるのだが
例の高齢男性は、付き添いらしい女性から
「写真はとった?」
と話しかけられると、
名前も呼ばれていないのに写真ブースへと移動し始めた…。
どうも手続きの方法や手順、職員の説明が理解できていないようにも思える…、
適性検査でも問題が発見されているのに、
それでも免許を更新させるのだろうか…。
一瞬、
私の脳裏に道端に供えられた花がよぎった。
今年の1月に起きた高齢ドライバーによる女子高生の死傷事故の現場を
私は、ほぼ毎日通っている。
事故現場には、
あれ以来、毎日欠かさず花束が供えられていて、
クリスマスイブの24日には、白い百合の花束が供えられていた…
亡くなった女子高生は、
偶然だが、小学校教師をしている私の知人の教え子だった。
昨年のクリスマスは、元気な姿を見せていた子供が今年はいない…
それが親御さんにとって、どれほど辛いことか…と思う。
現在係争中の裁判では
加害者の弁護側が
『加害者は前頭側頭型認知症で、それを理由に無罪を主張している』と、地元新聞が伝えていた。
本当に、やりきれない…
高齢ドライバーの逆走や操作ミスによる事故が後を絶たない。
その原因に、
安易に運転免許の更新を認めてしまっていることがあるのではないだろうか。
免許センターで見かけた高齢男性も、
写真撮影のブースから出てきたのをみると、
どうやら、免許更新の手続きを終えたようだ。