実父の4つ下の叔父が持ってきた自作の画集に
懐かしい父方の祖母宅の庭の配置図が描かれていました。
今は七尾町という地名ですが
夏休みになると遊びに行っていた小学生当時は
「清水」と言っていました。
私が通った高校のすぐ近くで、部屋数が多かったため、
一時期、母校の若い数学教師が間借りしていた事もあります。
配置図には、
遥か昔に改築したため、
今では存在しない、私の記憶の中の縁側がありました。
ここでよくオヤツを食べた事を思い出します。
当時の私は、座敷で何かを食べると必ず汚すので
オヤツは縁側で…と決まっていたようです。
そういえば…
小学2年の頃だったかと思いますが、
祖母と近所の店に買い物に行き、チョコを買ってもらいました。
いつもの縁側に座って、食べ始めた時
中心に何か種のようなものが入っているのに気づき
「おばあちゃん、このチョコ、タネがあるよ~」
という私に
「タネは出して食べんさい!」
と祖母は答えました。
一粒ごとに、プッと庭にタネを吐き出しながら食べましたっけ…。
祖母も私も、アーモンドチョコというモノを知らなかったんです。(~_~;)
父方の祖母は、少々ピントのずれた人でした。
多分その血を私も継いでいるのかもしれません。