声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

33年前の今日

2018-08-12 22:43:26 | Diary
日航機事故のことを知らない世代が増えているという…。

考えてみれば、我が家の息子達だって、
33年も前のことを知るはずがない。


あの日は結婚式を2ヶ月後に控え、
1人で衣装合わせに来ていた。

夕方、
TVのニュース速報で123便が行方不明になったとスーパーで流れ、

そのあとは、長野県側の山中に墜落したのではないかなど情報が錯綜して、

事故現場を特定するまでに、ずいぶんと時間がかかった。


翌朝、
夫の実家の上空を何機もの自衛隊のヘリコプターが飛ぶ音で目が覚め、

その時初めて、落ちたのが長野県ではなく群馬県の、御巣鷹山という場所だと知った。


その後も

日航機事故関連のニュースは、毎日にように取り上げられ、

結婚当時に住んでいた町の近くの斎場では、
事故の犠牲になった身元不明の御遺体の火葬が行われた。

1985年は、忘れられない年になった。


数年前、夫と御巣鷹山に登ったとき、

慰霊碑の近くに置かれた520名の犠牲者の方々の写真は色あせていて、

年月の流れを感じさせた。

生まれたばかりの赤ん坊の写真もあった。

きっと搭乗した直後の機内は賑やかで、笑顔に溢れていただろうと想像した。



先週金曜日の防災ヘリコプターの墜落事故の速報が入ってきたとき、

咄嗟に浮かんだのが、33年前の日航機事故の日のことだった。


亡くなった9名の方々も、
搭乗した直後は、きっと笑顔だったに違いない、

お盆休みは、どうするのか等の和やな会話もされていただろうと…


事故の瞬間は、どんな様子だったのか…
助かる方法はなかったのか…


お盆休みを楽しみにしていたであろう、ご家族の心中を思うと…

本当に、辛くてやるせない。


























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