声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

方言表現

2015-07-26 09:18:02 | 最近の話題
朝ドラで使われている能登弁…

「だらっ!それ言うたら、いかんやろが!」

「そんなら、やってみるさけね!」

最近、なんとなく自然に受け入れている自分がいます。


役者さんたちも能登弁をうまく使いこなしているからでしょうね。


アクセントやイントネーションも北陸特有の

「ゆすり音調」というのがあって、語尾のうねりなどは難しそうです。


そこで思い出したのが、方言習得に長けていた同業者のFさん…です。

関西にいたころ、同じ事務所の先輩だった人ですが、

彼女は、宮崎から高知に移り住んだ時、

すぐに土佐弁の特徴をつかんで喋り始めたようです。

耳が良いのでしょうね!

コミュニケーションツールとしての方言は効果バツグンですが、

ウッカリ公的な場所で使うと「常識がない」とか「タメ口」とかと言われることもあるので要注意です。


一方で、ドラマで出てくる方言は、
物語の展開に欠かせない大事なポイントです。

「まれ」の中で、一子がホンネでぶつかり合う場面は能登弁でした。


都会に出てきている若者が方言で会話するのは、相手が親兄弟、知人友人に限定される場合で
通常は、公私の使い分けが、しっかりできているケースが多いようです。


使う場所を考えないと方言は、違和感の原因にもなります。


朝ドラの感想を語るWebサイトに

「都会に出て何年も経つのに、いつまでも方言を使うのはおかしい」

という批評がありましたが、

何年経っても、故郷の友人達や家族となら、当たり前のように方言で話すものです。

都内で35年ぶりに島根の高校の同窓会をやった時、

最初は方言が出て来なくて…

なんだか皆んなよそよそしい印象でしたが

バリバリのキャリアウーマンのヨシエさんが

「みんな、益田弁で話そうよ~!」と声かけしてくれたおかげで、

後半になって、ようやく打ち解け始めホッとした経験があります。


ちなみに私の場合、
実父とは石見弁(益田弁)で会話していますが

私の夫は、父の言葉が理解できない事も多く
“言葉の壁”に苦労しているようです。(^^;;





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