例年にないほどの盛り上がりを見せた今年のニューイヤー駅伝…
やはり『陸王』の影響力は予想以上に大きいことを実感。
6区→7区の中継所では、いつもなら十分駐車スペースもあると思って、
時間にも余裕を持って出かけたのに予想に反して、どこも満杯…。
ようやくコンビニの駐車場の隅に一台分ほどのスペースを見つけて
いつも以上に多めにドリンクとオヤツを購入。
(^_^;)
その後は、混雑している中継所から、少し離れた空っ風の直接当たらない場所を探しながら歩く。
たまたま、7区を走るランナーがタスキを継いでから200mほどの、
直線から緩いカーブに差し掛かった見通しのよい
選手の“本来の走り”が間近に見える場所をみつけてスタンバイ。
その観戦スポットで、
ワンセグTVを見ながら選手が走って来るのを待つ間、
じっと、選手のオーダー表を見ながら名前を覚える。
そして、選手が走って来たら
大声で、「◯◯さん!ガンバって!!」
と、
名前を呼んで応援するのが、私のいつものスタイル…。
すると、夫が横で必ず
「名前、間違ったらシャレにならんぞ!」
と茶々を入れる。
確かに違う名前を呼ばれたら、
一瞬、
「エッ!?オレ◯◯じゃないけど…」
と表情を変え、走りのペースが狂ってしまうかもしれない…
そんなことにならないよう、緊張感を持って選手の名前を覚えるのだ。
最初に走って来た旭化成の鎧坂さん、
ホンダの上野さん、
トヨタ自動車の早川さん
トヨタ自動車九州の奥野さん、
4位までは間隔が空いていたので、
慌てることなく名前を確認できた。
選手たちの快走を間近で観ながら声援を送るのは気分がいいものだ。
しかし、ずいぶん差がついたなぁ…と思っていると、
5位、6位の選手が近づいてきた。
箱根駅伝の「山の神」と言われた神野大地選手が見えた途端、
隣のコニカミノルタの名入りのジャンパーのオジサンも何やら不思議なモノを取り出した。
手に持った巻物のようなモノを横に伸ばしたり縮めたりしていたが、
何が書いてあったのか後ろからは、見えず。
何かのサインのようにも思えるけれど…
このオジサン、関係者?
毎度のことながら駅伝は非情だ。
トップの選手が走り去って15分で、
最後尾の選手がやって来なければタイムアウト。
初出場ひらまつ病院は残念ながらタスキを繋げず…。
7区を走る堤さんは介護士として、週2日の夜勤をこなしながら練習してきたとTVで紹介していたが、
来年もぜひ、エントリーしてもらいたい。
そんな思いも伝えたくて、大声で応援。
しかし、
どのランナーも美しい…。
走り方のスタイルに、こんなに興味を持ったのは『陸王』の影響だ。
足元のシューズにも、選手の走りを支える工夫があるのだなぁ…と、
ドラマに影響を受けやすい単純な私は甚く感心…
年明けの上州路は、いつになく暖かかった。
しみずゆみ