声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

至上の愛

2017-06-24 11:12:24 | Diary
小林麻央さんの最期の言葉に

感銘を受けた一人です。


その言葉の意味を考えていて、

ふと、

最初に医師から告知を受けた日のblogに書かれていた事を思い出しました。

病院からの帰り途、

公園で遊んでいたお子さんや御主人の顔をみた時の気持ちを、

母親の顔ではなく、一人の女として
夫の腕の中に飛び込み泣きたいと思ってはみたけれど、

いつもの笑顔になり、
走ってくる子供達に両手を広げて抱きしめた…

と。


blogでは、いつも笑顔で

日々の小さな喜びを綴ってきた麻央さんでしたが

本当は、御主人の腕の中で思いっきり泣きたい日もあったのでしょう…。


最期の言葉は、

そんな御主人を思う“気持ち”を伝えたかったのではないかと…

私は勝手に想像しています。



つい最近、読んだばかりの

『音のセラピー』という

イランの工学博士が著した予防医学の本に

『病気治療は、脳が50% 心が30% 体が20%』

とありました。


そういう本を読むたびに感じることは、

「余命」とは、いい加減なもの

誰にも余命など、わからないということ…。


そう信じている私は、

麻央さんのblogを読みながら、

本当に、この人は奇跡を起こせるのではないかと
思っていました。


とても残念でなりません。


ただ、

葛藤の末に辿り着いたという
BBCに寄せられたメッセージにあった

“色どり豊かな人生”

という言葉の意味が

『KOKORO.』を読んでいると

よくわかります…

一生懸命、日々の出来事や想いを綴り

人生を色どり豊かなものにしようとしていた麻央さんの想いが、

伝わってくるのです。



もう、痛みを我慢しなくてもいいのですものね、

美しく生き抜いた麻央さんを私たち読者は忘れません、

どうぞ、安らかに…。



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