昨日は仕事帰りに太田市の大光院
「呑龍様」に立寄ってお花見をしてきたのですが、
境内のベンチに座った途端、つい居眠りしそうになりました。
「なぜ、こんなに眠いのかな?」と思った瞬間に思い浮かんだのが
「春うらら」というコトバ…。
“うらら”は→“麗”と書きますね
うららかな春の日差しに…などと使われ晴れていて、のんびり長閑な状況を表す言葉です。
そういえばその昔、流行った
山本リンダさんの「狙いうち」の冒頭の歌詞にも「ウララ」が使われていますが
もとは曲先で都倉俊一さんが「ウダダ、ウダダ」と歌って阿久悠さんにイメージを伝えたモノが「ウララウララ♪」になったとか…。
メロディとリズムで語感も変わるのですね。(^^;;
でも、やっぱり「うらら」で思い浮かぶ曲といえば
♪春のうららの隅田川
滝廉太郎の「花」ですね!
先日、ラジオから有名な女性歌手が唄うポップスアレンジの「花」が流れてきましたが、
バックで流れていた打ち込みのシャカシャカというリズムに違和感があり、
不似合いなリズムが、武島羽衣の名詩と滝廉太郎の優美な旋律を邪魔していると思いました。 (~_~;)
中学時代に音楽の先生が
「『花』は、この美しいピアノ伴奏とで一体なのです、だから伴奏に手を抜いてはいけない…」
と言っていたことが思い出されます。
あまりにも美しいピアノ伴奏をアレンジするのは、恐らく勇気の要ることでしょう。
歌詞と旋律と伴奏…「花」はそれら三つが相まって“名曲”として永く愛されていると思うのですが
あなたは、どう思われますか?