声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

お相手の方

2020-03-22 11:46:00 | 報道 ニュース ワイドショー
歌舞伎役者とのスキャンダル謝罪会見で

女優さんが

「お相手の方」

と自分の恋人を表現していた時に

( なんだかヘン…)

と思ったのだが、


この前の、俳優の謝罪会見でも

「お相手のこと」

と、同様の表現を使っていた。



今日のサンジャポでは

五輪金メダリストでもある元体操選手まで

「お相手の方」と、当時の恋人のことを話していたが、


ヘンだと思うのは私だけなのだろうか…


“お相手の方”というのは

一見、とてもハイソで丁寧な表現だが、


一方で、

なんだかとてもヨソヨソしい…表現のような気がする。


一般的に

「お相手の方は…」

と言う表現を遣っても違和感ないのは

第三者だと思う。


「お相手の方は、どんな方なの?」

「お相手の方は、何をされているの?」

「お相手の方は、どう思っていらっしゃるの?」

…という話し方には、違和感がない。


それが、

女優も俳優も、元体操選手も

自分が当事者であるにも関わらず、

「お相手」と白々しく言う。


当事者なのに…なんかヘンだ。



じゃ、なんと言えばいいのか…だが、


通常の婚約会見などでは、

「お相手の方は、どんな方ですか?」

と訊かれ

「お相手の方は…」

と当事者が答えれば、

(アナタは皇族か!)

と、過剰な敬語表現を笑う。

その場合、

「婚約者は」

とか

「彼(彼女)は」

等々の表現が自然だ。


けれども、

不倫相手の場合は、

なかなか適切な表現が見つからない。

彼(彼女)と言っただけで、配偶者は気分が悪くなる…


名前は言えないだろうし…表現に困るのだ。


オープンにできない存在というのは、

そういう事なんだな。

(ー ー;)


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 実父の遺品 | トップ | テセウス最終回 »
最新の画像もっと見る