声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

スコットランド民謡

2014-09-19 00:28:14 | Diary
花子とアンの中でスコット先生が唄った
The Water is Wide、

そして卒業式で唄った「蛍の光」、それに「アニー・ローリー」…

思えば、多くのスコットランド民謡に親しんできました。



今回の独立問題で、

「ああ、そういえば…」

と思い出したことが、もう一つあります。

今から30年以上も前ですが、
大阪市内の、とある大手百貨店の特設ステージに、

スコットランド民謡をバグパイプ演奏とダンスで披露するイベントがあり、

その出演者たちと3日間行動を共にしたことがありました。

そのイベントでの打ち合わせでの事です、

「はるばるイギリスからやってきた皆さんです」

という台本の行で、

リーダー格の出演男性からクレームが出たのです。

「日本では皆ひとまとめにしてイギリスと言っているが、我々はスコットランド人であって、イギリス人ではない」

…と。

主催者の許可をもらって
「はるばるスコットランドから…」

と直しましたが、

その拘り方は私たち日本人には理解できないほど強くて、

いつもイギリスと一絡げに言われることが、よほど腹立たしく思えたのか、

キルト姿の彼は、

「スコットランドはイングランドやアイルランド、ウェールズとは全く違う国ですよ。」

とまで、ハッキリ言うのでした。


その言葉に、自分自身の認識不足を恥ずかしく思うと同時に、

彼らの自国スコットランドへの愛国心の強さに、驚きと感動を覚えました。

今回の独立騒動は、然もありなん…とも思いますが、

難しい問題ですね、この手の話題は…。


当時、3日間の公演が終わる頃には、楽団員やダンサーの皆さんとも一緒に踊るほど仲良くなりましたが…、


このイベントでは、

2日目にPAさんに預けていた私のバッグが置引に遭うというアクシデントも…。


いろいろな意味でとても良い経験をさせていただきました。






清水由美 

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