歳を取ると過去記憶がだんだんと鮮明になってくるといいますが、
小学生で深夜放送を聴き始めた夫は、
時々、
「モコ・ビーバー・オリーブは、憧れの的だったんだよ」
と、たまに思い出しては、懐かしんでいます。
私の場合、
モコさんは、何となく記憶に残っているけれど
ビーバーさんやオリーブさんは、どんな方だったのか印象がなく、💦
でも、あの心地よいコーラスは、しっかり耳が記憶しています。
その私の耳に、
つい先日、異変がありました。
上野でのメサイア練習時のこと、
午前中のリハが終わった直後に
いきなり、
まるで、“海の底で唄っている”?
かのように、
自分の声が内側に、大きく響いて聞こえてきたのです。
いきなり大勢で唄って
血圧が上がったかしら?
と一瞬焦りましたが、💦
不思議なことに、午後の本番では、
歌い終わってからも、耳は元どおりになり
違和感のない状態でした。
結局、リハの直後だけに表れた症状だったのですが、
ネットで調べてみると、
“耳管開放症”という症状に当てはまる事がわかりました。
原因は、いくつかあって
その一つが、睡眠不足。
眠りが浅いのは、いつものことだけれど
前日は興奮して眠れなかったのです。😅
二つ目が、水分不足。
当日の朝から電車移動を考慮して水分を控えていたのと
練習中の90分間、全く水分を取らなかったせいですね。
それと、
久々に高音を出した時に、
歯が、キーンと鳴っていたせいもあるかと…。💦
よく、高い音は“歯に響く”ものですが、
普段は滅多に出さない音に、
歯だけでなく、私の中耳までがビックリしたのかもしれません。
プロの歌手でも、同様の症状が起こるらしいのですが慢性化すると
音程が取りづらくなるとも…。
睡眠不足と水分不足は、要注意です。
それにしても、時代感溢れるレコードジャケットです。😊
しみずゆみ