声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

牛乳アレルギー

2016-12-14 07:36:19 | Diary
( 追い詰められていたのかな… )

千葉県柏市で起きた牛乳アレルギーの娘に牛乳を飲ませた母親の事件を伝えるニュースを聞いて最初に思った事です。



警察や児童相談所にも
子育てのことで相談していたとのこと、

育児ノイローゼ…にもなっていたのかもしれません。

今から4年前のこのblogにも食物アレルギーによる「アナフィラキシーショック」の事を書きました。


我が家の場合は、

長男が小学生の時に、

給食のスパゲッティにかかっていたクルミ入りのソースを食べて、アナフィラキシーショックを起こし、大騒ぎしましたが、

子供の食物アレルギーは、生死に関わる重大な問題です。


必ず食べ物のパッケージの食品成分表を見て
与えたり、

外食時にもお店の人に材料を確認したりなどしないといけませんし、


一番困るのは、同じくらいの子供同士で集まってオヤツを食べる時に、

保育園などでもそうですが、

他の子はおいしそうにプリンを食べているのにうちの子だけゼリー、

クッキーが食べられないので、お煎餅にしたり

生クリームたっぷりのクリスマスケーキもダメ、

外でも内でも、食べられるものに制限がある事です。

長男の場合も「クッキー」と言えば、
牛乳の入っていない豆乳入りクッキーでした。

正直、あまり美味しくありません。



そんな事ばかりですから、

皆がおいしそうに食べているのをションボリ見ている我が子が不憫でならない…


「食物アレルギー」の子供の親は

いつもどこかに

( 自分の責任で、子供はアレルギーになったのかもしれない )

…という、「負い目」を持っています。

私の場合も、そうでした。


その負い目が、自分を責め続けて

育児ノイローゼに陥ることも、充分にあると思います。

真面目な人ほど、自分自身を思いつめる傾向があります。


最近のニュースは、事情も考慮せずに実名報道をするのが気になります。


どうか、この事件を、

単なる

「母親が衝動的に起こした我が子への殺人未遂」

だと思わないでください。



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