声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

恋づくし

2015-06-21 08:06:33 | Diary
最近の朝ドラで右脳を刺激する…

特に、恋愛経験がパティシエには必要だというセリフがありました。


右脳は、直感を司るといいますが
芸術的な創作活動をする時には活発に働いているといいますね。


最近読んだノンフィクション作家、工藤美代子さんの「恋づくし」で

尾崎士郎、梶井基次郎、東郷青児…など著名人を虜にしたという

作家・宇野千代さんの大胆な行動は、まさに右脳が成せる業でしょうか…。(^^;;




その冒頭の部分に、

美肌で知られる宇野千代さんの

若かりし頃から続けている美顔術についての行がありました。

これが、とてもシンプルな方法で

ヤカンでタップリお湯を沸かし、
それをタライに移して30分間、湯気を顔に当てる…

そうすると毛穴が開いて、しっとりと水分を含んだ肌が化粧ノリを良くするとのこと…


30分も顔をタライの上に翳していたら、
クビが痛くなりそう…(~_~;)

美しさを維持するためには労力を惜しまない人だったようです。


直感的な行動で、数々のスキャンダラスなエピソードを創り出したことでも有名な宇野千代さんですが

着物デザイナー・実業家としての実力も並大抵ではなかったようで

生涯で11軒の家を建て、莫大な借金を完済する行動力には驚きます。


「自分は死ぬ気がしない」と思いながら98まで生き抜いた強さの根底には、


“社会から必要とされる存在”であることも一因していると思うのです。


宇野千代さんが、亡くなって7年…

艶っぽさはムリとしても、あのポジティブな思考は見習いたいものです。












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