声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

おもてなし不足

2014-10-13 20:56:31 | まちづくり


台風19号は本当に恨めしいですね。

野外のイベントが雨のせいで台無し…、
何日も何ヶ月も前から準備して来られた当事者や主催者の方々は、
さぞかし腹立たしいことでしょう。

その気持ちは、主催者側の立場で関わる事が多い私には、よ~くわかります。

ただ、荒天にも関わらず開催する場合は、あらかじめ準備して柔軟に対応することで、

雨の中を、わざわざやって来た観光客に
「おもてなし」の気持ちを表す事もできたはずなのに、

何の配慮も感じられず、

あぁ、残念だなぁ…と思えるイベントに出会うことがあります。


本日、赤城山大沼で行われた秋祭りも、そうでした。


私の周りには10時すぎから、
外国人を含む30~40人の観光客が寒い中を神事が終わるまで待っていました。

お目当ての流鏑馬を見るためです。

…が、私は結局ワケあって、
やむなく帰って来ました。

高齢の父親が寒さに耐えられなくなったのです。(~_~;)

確かに、予想以上の寒さでした。

すぐに休む場所を探しましたが、
お土産物屋の店内には椅子もなく、あるのは冷たい雨に濡れた屋外のベンチだけ…。


本殿の中や来賓用の休憩室には赤々とストーブが燃えているのが見えていても、

一般の観光客には、暖を取る場所も救護所も、ないのです。

もちろん、本殿に近い駐車場は来賓用で満車、

足の悪い実父を連れてきても、車を離れた場所に置かなくてはならず、

帰り際も、よろけながら歩く実父の姿を見ながら、連れて来たことを後悔しました。


群馬県の魅力度は今回もビリから
2番目だそうですね。


せっかく素晴らしい催しがあっても

受け入れ側の準備不足が原因ではないでしょうか?

おもてなし…を表現するのが、とても苦手な主催者が多いですね。

そう思えた、
本日の赤城山大沼、秋祭りでした。






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