天使の図書館ブログ

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もしドラ☆

2011-05-13 | 
 「もしドラ」という言葉を聞いても、実は最初さっぱりピンと来なかったわたし。

 というか、「もしドラえもんが三頭身ではなく9頭身でハンサムな有能ロボットだったら」の略か、「もしドラえもんがどら焼きではなくハンバーガーの好きなネコ型ロボットだったら」の略かと思ってましたww

 ちなみに、↑のそれぞれの答えは、「ジャイアンにいぢめられるのび太くんの気持ちがまるでわからない」と、「たぶん容貌的に随分アメリカンなドラになっていただろう☆」といったところです。

 そして、肝心の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」ですが、この本、実はわたしまだ未読です 
 まだ読んでないくせに、ブログの記事にとりあげるんかーいっ!!と言われてしまいそうですけども(汗)、ええと一応アニメをですね、最後の3回くらい見ておったのです(^^;)

 本当は最初の1回目から見るつもりでいたんですけど、あれやこれや他のことをしてるうちに、10:55という実に微妙な時間を毎回忘れてしまっていたという。。。

 たぶんこれはわたしが、最初の1~6回を見てないそのせいだと思うんですけど、主人公の親友夕紀ちゃんが亡くなっても、自分的にあんまり悲しいとか、そんな感じでもなく……主人公の名前がなんといってもみなみちゃんだったので、なんかタッチの和也くんが亡くなる場面を思いだしてしまったり(^^;)

 にも関わらず、最終回の最後の最後で迂闊にもちょっとだけ感動してしまい、「これだけ話題になってるんだから、もしドラの原作ってそんなに面白いのかな?」と初めて気になったわけです。

 そこで、密林さんのレビューを読んだところ……「う゛~ん」と思いました。

 実はわたしも、池上彰さんが作者の岩崎夏海さんにインタビューする番組を見てたんですよ。

「表紙が萌えキャラだから売れたんじゃないですか?」という池上さんの鋭い突っ込み……わたしがその時思ったのは、「表紙だけでそこまで売れることはないだろう。やはり中身も面白いからこそ、なのでは?」ということでした。

 わたしは基本、密林のレビューの意見を鵜呑みにすることはないんですが、でも「もしドラ」に関しては読むと大体のところどういう本なのかってわかるような気がします(^^;) 

 まあ、本を買って読んでないわたしがこんなこと書くのもアレ(どれ??)なんですけど、それでも「もしドラ」が売れたのは――表紙の良さの他に、作者様の「真摯さ」といったことがあったんじゃないでしょうか。

 あるいは、作者さんや編集さんの「真摯さ」といったほうが正しいのかもしれません。

 わたしもアニメのほうは、他に何かしながらの「ながら見」だったので(すみません)、はっきりした言い回しを覚えてないんですけど……ドラッカーさんが、「他のことがすべて出来る人間でも、真摯さのない人は雇っちゃいけないよ」、逆にいうなら、「他のことがまるでダメな人間でも、真摯さのある人を選んで雇うべきだ」的なことを本の中でおっしゃっているとか。

 作者の岩崎さんがドラッカーのその言葉に救われたっていうのは、なかなかいいエピソードだな~なんて思いつつ聞いていました。

 あと、自分的に冨野由悠季さんの言葉も印象深かったです。

 そのせいでドラッカーさんの「経済人の終わり」っていう本が、すごく気になるって思いましたから。

 なんにしても、わたしみたいにドラッカーと聞いても、「ヤクの売人かドッジボールの当たり役??」としか連想しない人間にとっては、「そんなすごい人がいるんだ!」って初めて知る契機になりましたし、同じくドラッカーと聞いても「ふあゆー?」だった方がこの機会に彼の本を読んだとすれば――それだけで、岩崎さん&ダイヤモンド社の策略はうまくいったと言えるのではないでしょうか。。。

 とりあえず、今のところ「もしドラ」を読もうとは思わないのですが、アニメのほうはとにかく絵が綺麗で、音楽や声優さんによる盛り上げ方がすごくうまかったな~と、そんなふうに思いながら見ていました♪(^^)





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