バスタの完全版第5巻。う゛~んわたしこれ、もしかしたらいつか買っちゃうのかな。右上のほうにいる誰かさんのお陰で(笑)
カル×シェラなSS☆です(^^;)
なんにしても、基本需要度の超低そうなCPですよね
わたしもこんなSSは全然書く気なかったんだけど、きのうHPのほうで軽く萌えを吐きだしたら、なんか続きが書きたくなってきちゃってww
まーつまり、そんなよーなお話なわけです。。。
もしカル命!!なファンの方が何かの間違いでここを読んでおられましたら、シェラの名前の部分は別キャラの名前をあてがうとかしてくださいませ(あと、一番賢明なのは「何も見なかった☆」ということにして、ブラウザを閉じることかも・笑)
ええと、なんていうかシェラって、一応生き残り組だったりしますよね(^^;)
そしてマカPと馬橇(字、違うぞ☆笑)と行動を共にするようになって以来……19巻からは完璧におにゃのこ☆として登場しているというか。
まあ、ああいう極限状態なので、もう男の振りをするのに限界があった&マカPに女だってバレちった☆っていう事情があると思うんですけど……19巻のシェラってめっちゃおっぱい大きいじゃないデスか!!!
いえ、作者様は11巻で「サラシでもまいてんだろーか」なんておっしゃってますけど、サラシで隠せますか、あのおっぱいの大きさを!!!
いやいや、絶対無理でしょう……そんなわけでカルも気づいちゃったんだ、きっとそーなんだ☆とか想像するとちょっと楽しい(笑)
まあ、↓のお話はそーゆー路線のSSではないんですけど、わたし的にもともとシェラってポジション的(?)になんかオイシイな~とは思ってたんです♪(^^)
それにカルの裸も見ちゃってるから、なんかもう「やっちゃえー!!」とか思ってこのSSは書いた……のかもしれませんww
う゛~んでもまあ、シェラってきっと、24巻あたりのカルにもし出会ったとしたら、「カル様の目のかわりになりたい☆」とか思うタイプの女の子っぽそうな感じしますよね(^^;)
んで、目の見えないカルに尽くしてるうちにコドモとか出来ちゃえばいいんだ!!とか思うけど、カルはそういうキャラとしてはバスタ内で造形されてないからな~
ま、そういうわけでこーゆー妄想にファンは走るしかないわけですww
それにしてもカルって、「闇の反逆軍団編」の頃と「D・Sと再会したその後☆」で、性格全然違ってますよね(^^;)
ネイだってまあ、ダーシュに見せてる顔と鬼道衆に見せてる顔は違ってただろうけど……カルはD・Sに対してと魔戦将軍に見せてる顔が違いすぎるよーな気が。。。
いや、ファンとしてはそんなことはどーだっていいんですけどね!わたしはどんなカルでも、愛してることに変わりはないぜ!!イヤッホー(うざい絵文字☆)
なんにしても本文のほうが(短い時間でテキトーに書いたわりに)ちょい長なので、バスタ本編については、また時間があった時にでもなんか記事書くと思います(^^;)
んで、↓のSSは単なる妄想捏造文章なので、あまり深くお考えになりませぬよう、平にお願い申し上げますm(_ _)m
うん、展開に無理があるとか、キャラ造形が原作に忠実じゃないとか、そんなこといちいち言ってたら、二次小説で萌えなんか誰も発散できないぜ!!っていうよーな、そういうお話なので
ではでは、大して全然エロくもなくてつまんないですが、もしシェラ×カルいける!!とか思ってくださる方がひとりでもいれば幸いです~(何が??とゆーか、そんな人はいなさそうだけどね、うん^^;)
なんにしてもとりあえず、それではまた~!!
~もしも貴方がわたしを必要としてくれるなら~
(舞い散る桜吹雪の中で)
シェラ:「カルさま、どうかなさったのですか?」
カル:「いや……わたしの魔力のせいで、今年も桜の花が咲くのが遅れてしまったなと思ってな」
シェラ:「そんなことですか。でも、サクラの精たちはみんな言っていますよ。『冬来たりなば、春遠からじ』って。意味はですね……」
カル:「つらい時期を耐え抜けば、幸せな時期は必ず来るということだろう?もちろん、知っている」
シェラ:「(ちょっとしゅんとして☆)そ、そうですよね。僭越なことを申しました……」
カル:「いや、いいんだ、シェラ。おまえの気遣いはわかっている。それより、果樹園ではそろそろ梨の白い花が咲きはじめているだろう?そこで、梨の花の精たちがなんて言っているのかを聞かせてくれないか?」
シェラ:「(パッと顔を上げる☆)は、はい!!!」
カル:「それと、林檎の花が咲きはじめたら……おまえの耳に可愛い林檎の花をかけてやろう」
シェラ:「え!?カルさま、今なんて……」
(ザァッ!とサクラが風に舞い散る音で、一瞬何も聞こえなかったらしい☆)」
カル:「いや、なんでもない。明日にでも、魔戦将軍たちを招いて、花見でもしようかと言ったんだ」
(果樹園にて)
シェラ:「カル様、梨の花の精たちは、今年は豊作になるだろうと申しています」
カル:「そうか。それは良かったな……民たちも実りの季節になれば大喜びすることだろう」
(梨の白い花の枝を手折るカル。そしてそれをシェラの耳にかける)
シェラ:「あ、あの……カル様、これはどういう………(//_//)」
(とん、と梨の樹の幹に、シェラのことを寄りかからせると、シェラにキスするカル☆)
シェラ:「あああ、あの、カ、カル様っ!!お戯れはおやめくださいっ!!!」(真っ赤☆)
カル:「梨の花の精が今、わたしにこう言ったのだ。花影で今おまえにこうしておかなければ、後悔するだろう、と」
シェラ:「……………っ!!!(絶句☆//_//)」
(そのまま、ふわりと風か何かのように果樹園の道を通り抜け、どこかへ行ってしまうカル。
その場に取り残されたシェラは、暫しの間梨の白い花房の影で、ぼんやりたたずむことに。)
(城内のシェラのお・へ・や☆笑)
シェラ:「(あの方は、どうしてわたしにあんなことを……ただの気まぐれか?
いや、というよりもそもそもカル様は女ギライのはず……というか、わたしのことだって男と思っているはずなのに……)」
(ここで何かにハッと気づくシェラ☆)
シェラ:「(ままま、まさかカル様は、相手が男でなければ駄目とかいう……つ、つまり、ようするにホホホ、フォモということか!?
だだだ、だとしたら……わたしはあの方を騙しているということに……)」
(ベッドの上でふう、と溜息を着き、シェラは鏡の前に立つと、上着を脱いだ。幾重にも巻いたサラシ(11巻にそう書いてあった☆「→サラシでまいてんだろーか?」)をほどくと、豊かにふくらんだ乳房が露わになる)
シェラ:「(こんなもの、あの方にもわたしにも必要はない。むしろ邪魔なだけだ……。
それなのに、あの方に触れられた今、わたしは自分が女であることを少しだけ喜んだのだ。
なんとあさましいことだろう……)」
――そして、シェラはふと思いだした。
初めてカルに出会った日のことを、そしてあの方の語る理想郷の理念に惹かれ、どこまでも彼について行きたいと願った日のことを……。
その時、シェラは竪琴を片手に各地を放浪してまわる、旅の吟遊詩人だった。
街角で古代の王たちの勲しについての歌を歌っていると、カル様が「良い声だな」と声をかけてくださったのだ。
シェラは一目で、この銀の髪に蒼い瞳をした男が――「特別な誰か」であると直感した。
彼はいつか、世界にその名を歌われ、語り継がれるような、偉大な何かを成し遂げる人物になるに違いない……。
そしてそのことについて歌った歌を、いつか自分が歌にして語り継いでいきたい――そう感じたのだ……。
シェラ:「(だが、魔戦将軍には、男しかなれぬという不文律のようなものがあると、風の噂に聞いていたから……それでわたしは男の振りを………)」
(シェラはもう一度服を着ると、自分の両腕で自分の体をぎゅっと抱きしめた)
シェラ:「(馬鹿だ、わたしは……!!
もしあの方が求められるのが男なら、女ではなくむしろ男でありたかったなんて……!!
そしてもし一夜の慰みに抱かれるだけでも――あの方になら、そうされても良かっただなんて……)」
(シェラは両方の手で顔を覆うと、静かに涙を流しはじめた。
けれど、暫くのちに「こんなものはただの感傷だ」と彼女は思い直し、銀の竪琴を片手にカルの寝所へ向かった。
無論、寝ている無防備な間でも、あの方に護衛など必要ないとシェラにもよくわかっている。
そして、もし再びカルと顔を合わせたとしても――昼間、梨の白い花影で何かあったことなど、彼女は毛ほども感じさせない態度をとるつもりであった)
(カル=スのお・へ・や☆笑)
カル:「(自分の唇に何度か指で触れる)わたしは、何故あんなことをあの娘にしたのだろうな……」
(結局、暫く考えても答えが出なかったので、カルは寝所で眠りにつくことにした。
シェラは魔戦将軍のひとりにして、忠実なる自分の部下……それ以上でもそれ以下でもない。
にも関わらず、主従関係を越えるようなふるまいをしてしまったのは、梨の花の精の悪戯だったのだろうとカルは結論づけた。
そして特に何も説明などしなくても、聡明なシェラのことだからそのことも彼女はわかっているに違いないと彼は思ったのだ)←女心のわからない、ダメなカル(笑)
――そして、そんな彼の耳にその時、絹の天幕越しにシェラが奏でる竪琴の音が聴こえてきた。
カルは彼女の奏でる竪琴の音色がとても好きだった。
だが、どうも今日はいつもと旋律の調子が違う気がした……自分の内側にある何かと、シェラのそれとが不思議と共鳴しあっているような、そんな印象を強く受ける。
やがて、シェラの奏でる旋律はどこか物悲しいものとなっていき、カルが驚いたことには、そこへ奏者のすすり泣きが加わったのである。
シェラ:「ぐすっ……ひっく………」
カル:「(何故泣く……)」
(咄嗟に、自分であれば泣いている姿を誰にも見られたくないだろうと思い、カルは寝たふりをしてやりすごそうとした。
だがここでふと、相手が<男>ではなく<女>であることを思いだし、彼の脳裏にネイの姿が思い浮かんだ)
ネイ:『ダーシュ、ダーシュ……ねえ、カル。ダーシュは一体いつ帰ってくるの?』
(この時、ネイはまだ幼く、ダーク・シュナイダーが他の女の寝屋で何をしているのかなど、理解できない年齢だった。
カル自身は一応「理解」はしていたが、あんなに多くの女に手をだすダーク・シュナイダーの性格や心理といったものはまるで理解が不能だった。)
カル:『あ~、その……ネイ、ダーク・シュナイダーは夜を徹しての軍議に参加しているんだよ。
だから明日の朝までは帰ってこない』
ネイ:『嘘よ!ネイ、ちゃんとわかってるもん!!
ダーシュは他の女のところにお泊りしにいってるんでしょ?
カルはなんでそのことをネイに隠すの!?』
カル:『……………』
ネイ:『カルの嘘つき!!嘘つき!!!』
(半ば八つあたり的に胸を叩かれ、カルはその反動でソファの上へ倒れこんだ。
そしてそんな自分の上にネイが覆い被さるように抱きついてくる)
ネイ:『カルの、嘘つき……だから、カルなんかだーいっ嫌い………』
(カルはそのまま、幼いネイの体を抱きしめるようにして、泣きじゃくる彼女のことを受けとめたままでいた。
こういう時だけネイが自分のことをダーク・シュナイダーの「代わり」にしていることに彼は気づいていたが――だからといってどうということもない。
ダーク・シュナイダーにとってのネイが<娘>なら、彼にとってのネイというのは<妹>のようなものだったのだから……)
カル:「(もっとも、ネイのほうでは私を<兄>などと思ったことは、一度もないだろうがな)」
(カルは前髪をかきあげると、ベッドから足を下ろし、絹の天幕を開いてシェラのいる窓敷居のほうへ向かった。
裸足なので、ぺたぺたというなんだか奇妙な足音がする)
カル:「どうした、シェラ。何か悲しいことでもあったのか?」
(ネイ以外の<女性>といったものを慰めた経験のないカルは、いつもの部下に何かを命じるような口調でそう聞いた。
途端、シェラの泣き声がぴたりと止む。)
シェラ:「す、すみません、カル様……!!
せっかくお休みになったところだったのに、わたしのせいでその眠りを乱してしまって……」
カル:「いや、最初から眠ってなどいなかった。
それより、今おまえが泣いていたわけを話せ」
シェラ:「そ、それは………」
(きゅっと下唇を噛み、シェラは苦しげな表情で下を向いた。
カルはそんな彼女と向かい合わせになるように、窓敷居に腰かけている。)
カル:「今夜は、月が美しいな。
今宵の月齢は15.8か。十六夜の月だ」
(ある種の魔法を行使する際、天体の運行が密接な関わりを持っている場合がある。
そこでカルは月齢や夜空を彩る星の運行といったことについては、細かく調べて常に頭に叩きこんであった。)
シェラ:「……カル様、わたしのことは構わず、お休みになってください。
わたしは、ただ……」
カル:「ただ、なんだ?」
(月の放つ妖しい光から、カルはシェラのほうへ視線を戻した)
シェラ:「悲しかったんです。
次期に、魔戦将軍のひとりとして、あなたのそばにいられなくなるだろうことが……」
カル:「それは何故だ?」
(カルの問いかけは短いものだった。
そしてそんなカルの瞳の中に、シェラは純粋な疑問以上の何かを、ひとつも読みとることが出来ない)
シェラ:「だって、わたしは女だから……っ!!
女など、カル様にとっては不要な存在でしょう?
わたしはあなたにとってもはや必要のない存在なんです。だから……」
カル:「……………」
――母さま、僕がいつまでもずっと一生そばにいるよ。
僕がずっと母さまのそばにいて、悲しい時は慰めてあげる……。
忘れてしまいたいのに、いつまでも忘れられない記憶が、不意にカルの心の闇を影のようによぎっていった。
この世に、必要とされない者などひとりもいない……言葉でそう語るのは簡単だが、それを<実感>として感じることは難しい。
カル=スは誰よりもそのことをよく知っていた。
カル:「シェラ、こっちへ来い」
カルは立ち上がると、シェラの腕を強引にとって、自分の寝所へ彼女のことを連れていった。
シェラ:「カル様、どうしてこんな……」
(それ以上のことは、シェラの中で言葉にならなかった。
くいっと顎を持ち上げられると、昼間の時と同じように、唇にキスされる。
けれど、昼間とは違って、今されたキスはもっと……恋人同士のそれに近いものだった。)
シェラ:「カル様、お戯れはおやめください!!
わたしをただの卑しい<女>に堕落させるおつもりなのですか!?」
カル:「いや、人が人を必要とするのに――男も女もない。
これは、私がおまえを必要としていることをわからせるための……いわば儀式のようなものだ」
シェラ:「儀式……」
(シェラにはもう、それ以上のことが何も考えられなくなった。
自分が尊敬し、心から崇拝する男の唇が首筋に触れ、それから女として憎むべき象徴であるふたつのものに触れ……それから、彼女は甘美な痺れにも近い感覚を全身に味わったのだった)
シェラ:「カル様、カル様……っ!!」
(シェラはこの時も涙を流していたが、それはその前に流していた悲しみの涙とはまるで性質を異にしたものだった。
それは誰かに必要とされる喜びであり、自分が愛する者に必要とされたことへの、喜びの涙でもあった。)
シェラ:「(これがもし、ただ一夜限りのものであったとしても……カル様、わたしはあなたを……ただ、あなたのことだけを………)」
(はあっ!とシェラが甘い溜息を洩らした時、カルが彼女の首と肩の間に頭を置いたまま、隣へ倒れこんだ)
シェラ:「カル様、カル様……っ!!」
(シェラはまるで自分の救い主か何かにすがりつくように、カルの体に抱きついた。
いつもの冷静な自分ならばおそらく、こんなことをすれば鬱陶しがられるだけだろうとか、そんな理性による計算が働いたかもしれない。
けれど今、シェラはただの<女>だった。
もっとも愛されたいと願い続けた男に愛されたばかりの、幸福なただの<女>でしかなかった。)
カル:「シェラ、魔戦将軍としてのおまえの任を解くつもりはない。
それから、これからも私の寝所へ来て……時々歌を歌ってほしい。
私が何もかも忘れてよく眠れるように、愛するおまえが歌う、優しい恋の歌を」
シェラ:「も、もちろんっ!!
もし、わたしでよろしければ、何度でも……!!」
(そこまで言ってしまってから、シェラはハッとした。
何度でも、というのは、つまりそれは――と考えて、彼女はさらに顔を紅潮させた。)
シェラ:「ち、違うんですっ!!
これはそういう意味じゃなくて……っ!!」
(シェラの狼狽ぶりに、カルはくすりと笑った。
そんなことは説明されなくてもよくわかっている……だが、シェラは自分がはしたない女だと思われたくなくて、頬を赤く染めているのだろうということも、彼にはよくわかっていた。)
カル:「いいんだ、シェラ。
なんにしても今夜は遅いから、もう眠ろう……」
(そう最後に言い残して、カルは実際、次の瞬間には目蓋を閉じて眠りはじめていた。
シェラはそんな愛しい男の寝顔を眺めながら、こう思っていた。
カル様は一体、いつから自分が女であると気づいていたのか、それに、もし最初から女だとわかっていたのだとしたら――何故魔戦将軍のひとりとなることを許したのだろう、と……)
シェラ:「まあ、そんなことはもうどうでもいいか」
(思わず口にだしてそう呟いて、シェラはカルの白くて冷たい肌の上に、自分の体をもう一度重ねあわせた。
今はただ、幸せな気持ちのまま、愛し崇敬する男の胸に抱かれていようと、シェラはそう思った。
もし今夜起きたことが、カル様の気まぐれか一夜限りの戯れにすぎないことであったとしても……シェラは彼のためならば命を捨てられると、今あらためてそう思っていた。
そして愛する男と愛された喜びをともに枕として、彼女もまた安らかな眠りの中へ落ちていったのだった)。
終わり
カル×シェラなSS☆です(^^;)
なんにしても、基本需要度の超低そうなCPですよね
わたしもこんなSSは全然書く気なかったんだけど、きのうHPのほうで軽く萌えを吐きだしたら、なんか続きが書きたくなってきちゃってww
まーつまり、そんなよーなお話なわけです。。。
もしカル命!!なファンの方が何かの間違いでここを読んでおられましたら、シェラの名前の部分は別キャラの名前をあてがうとかしてくださいませ(あと、一番賢明なのは「何も見なかった☆」ということにして、ブラウザを閉じることかも・笑)
ええと、なんていうかシェラって、一応生き残り組だったりしますよね(^^;)
そしてマカPと馬橇(字、違うぞ☆笑)と行動を共にするようになって以来……19巻からは完璧におにゃのこ☆として登場しているというか。
まあ、ああいう極限状態なので、もう男の振りをするのに限界があった&マカPに女だってバレちった☆っていう事情があると思うんですけど……19巻のシェラってめっちゃおっぱい大きいじゃないデスか!!!
いえ、作者様は11巻で「サラシでもまいてんだろーか」なんておっしゃってますけど、サラシで隠せますか、あのおっぱいの大きさを!!!
いやいや、絶対無理でしょう……そんなわけでカルも気づいちゃったんだ、きっとそーなんだ☆とか想像するとちょっと楽しい(笑)
まあ、↓のお話はそーゆー路線のSSではないんですけど、わたし的にもともとシェラってポジション的(?)になんかオイシイな~とは思ってたんです♪(^^)
それにカルの裸も見ちゃってるから、なんかもう「やっちゃえー!!」とか思ってこのSSは書いた……のかもしれませんww
う゛~んでもまあ、シェラってきっと、24巻あたりのカルにもし出会ったとしたら、「カル様の目のかわりになりたい☆」とか思うタイプの女の子っぽそうな感じしますよね(^^;)
んで、目の見えないカルに尽くしてるうちにコドモとか出来ちゃえばいいんだ!!とか思うけど、カルはそういうキャラとしてはバスタ内で造形されてないからな~
ま、そういうわけでこーゆー妄想にファンは走るしかないわけですww
それにしてもカルって、「闇の反逆軍団編」の頃と「D・Sと再会したその後☆」で、性格全然違ってますよね(^^;)
ネイだってまあ、ダーシュに見せてる顔と鬼道衆に見せてる顔は違ってただろうけど……カルはD・Sに対してと魔戦将軍に見せてる顔が違いすぎるよーな気が。。。
いや、ファンとしてはそんなことはどーだっていいんですけどね!わたしはどんなカルでも、愛してることに変わりはないぜ!!イヤッホー(うざい絵文字☆)
なんにしても本文のほうが(短い時間でテキトーに書いたわりに)ちょい長なので、バスタ本編については、また時間があった時にでもなんか記事書くと思います(^^;)
んで、↓のSSは単なる妄想捏造文章なので、あまり深くお考えになりませぬよう、平にお願い申し上げますm(_ _)m
うん、展開に無理があるとか、キャラ造形が原作に忠実じゃないとか、そんなこといちいち言ってたら、二次小説で萌えなんか誰も発散できないぜ!!っていうよーな、そういうお話なので
ではでは、大して全然エロくもなくてつまんないですが、もしシェラ×カルいける!!とか思ってくださる方がひとりでもいれば幸いです~(何が??とゆーか、そんな人はいなさそうだけどね、うん^^;)
なんにしてもとりあえず、それではまた~!!
~もしも貴方がわたしを必要としてくれるなら~
(舞い散る桜吹雪の中で)
シェラ:「カルさま、どうかなさったのですか?」
カル:「いや……わたしの魔力のせいで、今年も桜の花が咲くのが遅れてしまったなと思ってな」
シェラ:「そんなことですか。でも、サクラの精たちはみんな言っていますよ。『冬来たりなば、春遠からじ』って。意味はですね……」
カル:「つらい時期を耐え抜けば、幸せな時期は必ず来るということだろう?もちろん、知っている」
シェラ:「(ちょっとしゅんとして☆)そ、そうですよね。僭越なことを申しました……」
カル:「いや、いいんだ、シェラ。おまえの気遣いはわかっている。それより、果樹園ではそろそろ梨の白い花が咲きはじめているだろう?そこで、梨の花の精たちがなんて言っているのかを聞かせてくれないか?」
シェラ:「(パッと顔を上げる☆)は、はい!!!」
カル:「それと、林檎の花が咲きはじめたら……おまえの耳に可愛い林檎の花をかけてやろう」
シェラ:「え!?カルさま、今なんて……」
(ザァッ!とサクラが風に舞い散る音で、一瞬何も聞こえなかったらしい☆)」
カル:「いや、なんでもない。明日にでも、魔戦将軍たちを招いて、花見でもしようかと言ったんだ」
(果樹園にて)
シェラ:「カル様、梨の花の精たちは、今年は豊作になるだろうと申しています」
カル:「そうか。それは良かったな……民たちも実りの季節になれば大喜びすることだろう」
(梨の白い花の枝を手折るカル。そしてそれをシェラの耳にかける)
シェラ:「あ、あの……カル様、これはどういう………(//_//)」
(とん、と梨の樹の幹に、シェラのことを寄りかからせると、シェラにキスするカル☆)
シェラ:「あああ、あの、カ、カル様っ!!お戯れはおやめくださいっ!!!」(真っ赤☆)
カル:「梨の花の精が今、わたしにこう言ったのだ。花影で今おまえにこうしておかなければ、後悔するだろう、と」
シェラ:「……………っ!!!(絶句☆//_//)」
(そのまま、ふわりと風か何かのように果樹園の道を通り抜け、どこかへ行ってしまうカル。
その場に取り残されたシェラは、暫しの間梨の白い花房の影で、ぼんやりたたずむことに。)
(城内のシェラのお・へ・や☆笑)
シェラ:「(あの方は、どうしてわたしにあんなことを……ただの気まぐれか?
いや、というよりもそもそもカル様は女ギライのはず……というか、わたしのことだって男と思っているはずなのに……)」
(ここで何かにハッと気づくシェラ☆)
シェラ:「(ままま、まさかカル様は、相手が男でなければ駄目とかいう……つ、つまり、ようするにホホホ、フォモということか!?
だだだ、だとしたら……わたしはあの方を騙しているということに……)」
(ベッドの上でふう、と溜息を着き、シェラは鏡の前に立つと、上着を脱いだ。幾重にも巻いたサラシ(11巻にそう書いてあった☆「→サラシでまいてんだろーか?」)をほどくと、豊かにふくらんだ乳房が露わになる)
シェラ:「(こんなもの、あの方にもわたしにも必要はない。むしろ邪魔なだけだ……。
それなのに、あの方に触れられた今、わたしは自分が女であることを少しだけ喜んだのだ。
なんとあさましいことだろう……)」
――そして、シェラはふと思いだした。
初めてカルに出会った日のことを、そしてあの方の語る理想郷の理念に惹かれ、どこまでも彼について行きたいと願った日のことを……。
その時、シェラは竪琴を片手に各地を放浪してまわる、旅の吟遊詩人だった。
街角で古代の王たちの勲しについての歌を歌っていると、カル様が「良い声だな」と声をかけてくださったのだ。
シェラは一目で、この銀の髪に蒼い瞳をした男が――「特別な誰か」であると直感した。
彼はいつか、世界にその名を歌われ、語り継がれるような、偉大な何かを成し遂げる人物になるに違いない……。
そしてそのことについて歌った歌を、いつか自分が歌にして語り継いでいきたい――そう感じたのだ……。
シェラ:「(だが、魔戦将軍には、男しかなれぬという不文律のようなものがあると、風の噂に聞いていたから……それでわたしは男の振りを………)」
(シェラはもう一度服を着ると、自分の両腕で自分の体をぎゅっと抱きしめた)
シェラ:「(馬鹿だ、わたしは……!!
もしあの方が求められるのが男なら、女ではなくむしろ男でありたかったなんて……!!
そしてもし一夜の慰みに抱かれるだけでも――あの方になら、そうされても良かっただなんて……)」
(シェラは両方の手で顔を覆うと、静かに涙を流しはじめた。
けれど、暫くのちに「こんなものはただの感傷だ」と彼女は思い直し、銀の竪琴を片手にカルの寝所へ向かった。
無論、寝ている無防備な間でも、あの方に護衛など必要ないとシェラにもよくわかっている。
そして、もし再びカルと顔を合わせたとしても――昼間、梨の白い花影で何かあったことなど、彼女は毛ほども感じさせない態度をとるつもりであった)
(カル=スのお・へ・や☆笑)
カル:「(自分の唇に何度か指で触れる)わたしは、何故あんなことをあの娘にしたのだろうな……」
(結局、暫く考えても答えが出なかったので、カルは寝所で眠りにつくことにした。
シェラは魔戦将軍のひとりにして、忠実なる自分の部下……それ以上でもそれ以下でもない。
にも関わらず、主従関係を越えるようなふるまいをしてしまったのは、梨の花の精の悪戯だったのだろうとカルは結論づけた。
そして特に何も説明などしなくても、聡明なシェラのことだからそのことも彼女はわかっているに違いないと彼は思ったのだ)←女心のわからない、ダメなカル(笑)
――そして、そんな彼の耳にその時、絹の天幕越しにシェラが奏でる竪琴の音が聴こえてきた。
カルは彼女の奏でる竪琴の音色がとても好きだった。
だが、どうも今日はいつもと旋律の調子が違う気がした……自分の内側にある何かと、シェラのそれとが不思議と共鳴しあっているような、そんな印象を強く受ける。
やがて、シェラの奏でる旋律はどこか物悲しいものとなっていき、カルが驚いたことには、そこへ奏者のすすり泣きが加わったのである。
シェラ:「ぐすっ……ひっく………」
カル:「(何故泣く……)」
(咄嗟に、自分であれば泣いている姿を誰にも見られたくないだろうと思い、カルは寝たふりをしてやりすごそうとした。
だがここでふと、相手が<男>ではなく<女>であることを思いだし、彼の脳裏にネイの姿が思い浮かんだ)
ネイ:『ダーシュ、ダーシュ……ねえ、カル。ダーシュは一体いつ帰ってくるの?』
(この時、ネイはまだ幼く、ダーク・シュナイダーが他の女の寝屋で何をしているのかなど、理解できない年齢だった。
カル自身は一応「理解」はしていたが、あんなに多くの女に手をだすダーク・シュナイダーの性格や心理といったものはまるで理解が不能だった。)
カル:『あ~、その……ネイ、ダーク・シュナイダーは夜を徹しての軍議に参加しているんだよ。
だから明日の朝までは帰ってこない』
ネイ:『嘘よ!ネイ、ちゃんとわかってるもん!!
ダーシュは他の女のところにお泊りしにいってるんでしょ?
カルはなんでそのことをネイに隠すの!?』
カル:『……………』
ネイ:『カルの嘘つき!!嘘つき!!!』
(半ば八つあたり的に胸を叩かれ、カルはその反動でソファの上へ倒れこんだ。
そしてそんな自分の上にネイが覆い被さるように抱きついてくる)
ネイ:『カルの、嘘つき……だから、カルなんかだーいっ嫌い………』
(カルはそのまま、幼いネイの体を抱きしめるようにして、泣きじゃくる彼女のことを受けとめたままでいた。
こういう時だけネイが自分のことをダーク・シュナイダーの「代わり」にしていることに彼は気づいていたが――だからといってどうということもない。
ダーク・シュナイダーにとってのネイが<娘>なら、彼にとってのネイというのは<妹>のようなものだったのだから……)
カル:「(もっとも、ネイのほうでは私を<兄>などと思ったことは、一度もないだろうがな)」
(カルは前髪をかきあげると、ベッドから足を下ろし、絹の天幕を開いてシェラのいる窓敷居のほうへ向かった。
裸足なので、ぺたぺたというなんだか奇妙な足音がする)
カル:「どうした、シェラ。何か悲しいことでもあったのか?」
(ネイ以外の<女性>といったものを慰めた経験のないカルは、いつもの部下に何かを命じるような口調でそう聞いた。
途端、シェラの泣き声がぴたりと止む。)
シェラ:「す、すみません、カル様……!!
せっかくお休みになったところだったのに、わたしのせいでその眠りを乱してしまって……」
カル:「いや、最初から眠ってなどいなかった。
それより、今おまえが泣いていたわけを話せ」
シェラ:「そ、それは………」
(きゅっと下唇を噛み、シェラは苦しげな表情で下を向いた。
カルはそんな彼女と向かい合わせになるように、窓敷居に腰かけている。)
カル:「今夜は、月が美しいな。
今宵の月齢は15.8か。十六夜の月だ」
(ある種の魔法を行使する際、天体の運行が密接な関わりを持っている場合がある。
そこでカルは月齢や夜空を彩る星の運行といったことについては、細かく調べて常に頭に叩きこんであった。)
シェラ:「……カル様、わたしのことは構わず、お休みになってください。
わたしは、ただ……」
カル:「ただ、なんだ?」
(月の放つ妖しい光から、カルはシェラのほうへ視線を戻した)
シェラ:「悲しかったんです。
次期に、魔戦将軍のひとりとして、あなたのそばにいられなくなるだろうことが……」
カル:「それは何故だ?」
(カルの問いかけは短いものだった。
そしてそんなカルの瞳の中に、シェラは純粋な疑問以上の何かを、ひとつも読みとることが出来ない)
シェラ:「だって、わたしは女だから……っ!!
女など、カル様にとっては不要な存在でしょう?
わたしはあなたにとってもはや必要のない存在なんです。だから……」
カル:「……………」
――母さま、僕がいつまでもずっと一生そばにいるよ。
僕がずっと母さまのそばにいて、悲しい時は慰めてあげる……。
忘れてしまいたいのに、いつまでも忘れられない記憶が、不意にカルの心の闇を影のようによぎっていった。
この世に、必要とされない者などひとりもいない……言葉でそう語るのは簡単だが、それを<実感>として感じることは難しい。
カル=スは誰よりもそのことをよく知っていた。
カル:「シェラ、こっちへ来い」
カルは立ち上がると、シェラの腕を強引にとって、自分の寝所へ彼女のことを連れていった。
シェラ:「カル様、どうしてこんな……」
(それ以上のことは、シェラの中で言葉にならなかった。
くいっと顎を持ち上げられると、昼間の時と同じように、唇にキスされる。
けれど、昼間とは違って、今されたキスはもっと……恋人同士のそれに近いものだった。)
シェラ:「カル様、お戯れはおやめください!!
わたしをただの卑しい<女>に堕落させるおつもりなのですか!?」
カル:「いや、人が人を必要とするのに――男も女もない。
これは、私がおまえを必要としていることをわからせるための……いわば儀式のようなものだ」
シェラ:「儀式……」
(シェラにはもう、それ以上のことが何も考えられなくなった。
自分が尊敬し、心から崇拝する男の唇が首筋に触れ、それから女として憎むべき象徴であるふたつのものに触れ……それから、彼女は甘美な痺れにも近い感覚を全身に味わったのだった)
シェラ:「カル様、カル様……っ!!」
(シェラはこの時も涙を流していたが、それはその前に流していた悲しみの涙とはまるで性質を異にしたものだった。
それは誰かに必要とされる喜びであり、自分が愛する者に必要とされたことへの、喜びの涙でもあった。)
シェラ:「(これがもし、ただ一夜限りのものであったとしても……カル様、わたしはあなたを……ただ、あなたのことだけを………)」
(はあっ!とシェラが甘い溜息を洩らした時、カルが彼女の首と肩の間に頭を置いたまま、隣へ倒れこんだ)
シェラ:「カル様、カル様……っ!!」
(シェラはまるで自分の救い主か何かにすがりつくように、カルの体に抱きついた。
いつもの冷静な自分ならばおそらく、こんなことをすれば鬱陶しがられるだけだろうとか、そんな理性による計算が働いたかもしれない。
けれど今、シェラはただの<女>だった。
もっとも愛されたいと願い続けた男に愛されたばかりの、幸福なただの<女>でしかなかった。)
カル:「シェラ、魔戦将軍としてのおまえの任を解くつもりはない。
それから、これからも私の寝所へ来て……時々歌を歌ってほしい。
私が何もかも忘れてよく眠れるように、愛するおまえが歌う、優しい恋の歌を」
シェラ:「も、もちろんっ!!
もし、わたしでよろしければ、何度でも……!!」
(そこまで言ってしまってから、シェラはハッとした。
何度でも、というのは、つまりそれは――と考えて、彼女はさらに顔を紅潮させた。)
シェラ:「ち、違うんですっ!!
これはそういう意味じゃなくて……っ!!」
(シェラの狼狽ぶりに、カルはくすりと笑った。
そんなことは説明されなくてもよくわかっている……だが、シェラは自分がはしたない女だと思われたくなくて、頬を赤く染めているのだろうということも、彼にはよくわかっていた。)
カル:「いいんだ、シェラ。
なんにしても今夜は遅いから、もう眠ろう……」
(そう最後に言い残して、カルは実際、次の瞬間には目蓋を閉じて眠りはじめていた。
シェラはそんな愛しい男の寝顔を眺めながら、こう思っていた。
カル様は一体、いつから自分が女であると気づいていたのか、それに、もし最初から女だとわかっていたのだとしたら――何故魔戦将軍のひとりとなることを許したのだろう、と……)
シェラ:「まあ、そんなことはもうどうでもいいか」
(思わず口にだしてそう呟いて、シェラはカルの白くて冷たい肌の上に、自分の体をもう一度重ねあわせた。
今はただ、幸せな気持ちのまま、愛し崇敬する男の胸に抱かれていようと、シェラはそう思った。
もし今夜起きたことが、カル様の気まぐれか一夜限りの戯れにすぎないことであったとしても……シェラは彼のためならば命を捨てられると、今あらためてそう思っていた。
そして愛する男と愛された喜びをともに枕として、彼女もまた安らかな眠りの中へ落ちていったのだった)。
終わり
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