天使の図書館ブログ

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精霊の守り人。

2011-11-09 | 
(一応、ネタバレ☆ありな記事かなって思うので、閲覧の際はご注意くださいね♪^^)


 ようつべ☆を見たら、な、なな、なんと(水鳥拳?古っ!!☆)、守り人のアニメがフツーに視聴できちゃいました(つーか、それは犯罪です・笑)

 まだお話の最初の部分なので――原作を読んだわたしの中の@脳内バルサとアニメのバルサはちょっと違うかな~くらいの違和感しかないんですけど、でも絵がめっちゃ綺麗なので、そんなことくらいは今のところ全然許せる感じ、かなあ??

 でも自分的に、バルサの年齢がアニメでもちゃんと(?)30歳なのは良かったかな、なんて(^^;)

 まあ、ヴィジュアル的には全然26、7のヤング(笑)なねーちゃんって感じですけども。

 偕成社さんのサイトに、上橋先生が編集の方に守り人の草稿を見てもらったところ、「30歳のおばさんが主人公って……☆」みたいに叱られたって書いてあった気がするんですけど――でも自分的にはそのくらいが妥当なんじゃないかなって、そんなふうに感じてました。

 いえ、チャグムと心を通い合わせるっていうバルサの内にある母性的な部分というか、そのあたりって、二十三、四歳くらいの年齢では、まだちょっと実感として出てこない気がするし、三十歳くらいでようやく……母と子ではないんだけれども、それに近い、それでいてまた別の、純粋に心通じあうものがあるんじゃないかなってわたし的には思うので。

 そして、「精霊の守り人」の中で、わたしが一番好きだったのは、チャグムが<水の守り手>二ュンガ・ロ・イムを最後まで守ろうとするシーンだったでしょうか。

 自分や自分を助けようとしてくれた仲間を守るためには、卵を手放すのが一番いいに決まっているのだけれど、ギリギリのところでチャグムは二ュンガ・ロ・イムの命を助けようとするんですよね。

 ええと、こういう生死を分ける一瞬に、それまでその人がどういう生き方をしてきたかが色濃く反映されるっていうこと、実はあるんじゃないかとわたしは思っています(^^;)

 たとえば、普段何もなければ、わたしたちの<心の中の水>って、上のほうが澄んでいて、下のほうに泥のようなものが沈殿しているような状態なんじゃないでしょうか。

 でも、これが棒(たとえば不幸な出来事☆)のようなものでかき回された時にこそ、その人の本性が立ち現れるというか。。。

 チャグムは、その嵐のようにぐちゃぐちゃな真っ只中で、おそらく一番いい判断を下すことが出来、そしてその判断に運命というか、天が味方したのかなっていう気がします。

 普段、いくら善行を心がけ、いかにもいい人であるかのよーな顔をしていたとしても……こうした「試しの一瞬☆」に正しく行動できるかどうかって、本当にすごく難しい、というか。

 第一、物語ではなく、現実生活では「その時一番いい判断をしたはずなのに、何故か運命(天)が味方しなかった」っていうこともありえるものですよね(^^;)

 そしてそして、わたしがすごく気に入ってる<狩人>の面々なのですが――以下のお話は、「精霊の守り人」だけを読んだ段階での、バルサと彼らの関係における、わたし個人の妄想劇場です(笑)



 ~こんな<狩人>はイヤだ☆の巻~(忍者ハッ○リくん調で・笑)

 ユン:「なあ、統領。あんた、あのバルサっていう短槍使いの女のこと、どう思う?」

 モン:「そうだな。女だてらにめっぽう腕の立つ、まあ、悪くない女だとは思うが」

 ユン:「そ、そうだよな。世間じゃ、バルサは年を食ってる上に、キャラとして萌え☆が足りねえなんていう輩もいるらしいが……俺は、その……結構いいと思ってるんだ、バルサ(//_//)

 モン:「ってことは、おまえ……」

 ゼン:「お頭~!!そんなこと言ったら俺だって、バルサがいいって思ってるんだよ!あんなタンダなんていうカマ野郎のことはぶっ飛ばして、出来れば俺の嫁さんになって欲しいっつーか」

 ユン:「あ、ずるいぞ、ゼン。俺なんか、バルサに顔傷つけられたんだからな!おまえなんてたかが、槍で肩を切り裂かれた程度だろ!?その程度で抜けがけすんな!!」

 ジン:「なんだと、ユン!?その点俺なんか、左腕を折られーの、右肩を槍で突き刺されーのだぞっ!!打撃の回数ではたぶん、俺が誰よりもバルサに愛されてる!!」

 ゼン:「んだと、ジン。そんなこと言ったら俺なんか……」

(<狩人>全員の間で、誰がバルサを嫁にするかで喧嘩になる☆)

 モン:「やれやれ。あんな色気のない筋肉質のメスゴリラ、どこがいいんだろうな」

 バルサ:「あたしが、色気のない、なんだって??」(ヴォキヴォキ☆と、ケンシローのように手指を鳴らすバルサ)


 ――ドカバキッ!!ゴリゴリゴリッ!!!☆☆☆

 モン:「Q~♪………」(若干再起不能なのに、何故かいい笑顔・笑)

 ユン&ジン&ゼン:「さささ、さすがは統領~ッ!!誰よりもバルサに愛されてるのは、実は統領だったんですね!!」(尊敬の眼差し☆)


(みんなが喧嘩してるのを尻目に、着物の内ポケットに入れたバルサの写真を見つめるスン)※この時代に写真なんかあるわけねーとか言ってはいけません。。。



 あははのは☆

 今の段階ではわたし、誰がジンでユンでゼンなのか、さっぱりキャラの性格分けが理解できてませんが、これからお話が進むにつれて、そのあたりこともはっきりわかってくるんでしょうね♪(^^)

 早く次の「闇の守り人」を読みたいです(うずうず☆)……でも今読んでるエリンのお話もすごく面白いので、なんにしても、これを読み終わってから!!

 ではでは、エリンのほうも闘蛇篇を読み終わったら、たぶん何か書くと思います~♪(^^)

 それではまた~!!





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