山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

余市岳攻略戦

2013-08-25 11:49:33 | 修行・訓練
実は予定では大雪山に登る計画でしたが、
1日目の登山、羊蹄山攻略戦が計画より2時間半ほどオーバーした関係もあり、
移動時間短縮や体力回復などを優先した結果、宿泊場所を旭川から小樽に変更し、
余市岳登山に変更しました!

【余市岳】
標高 :1488m
メンバー :2名
天気 :曇り時々雨
駐車場/登山口:キロロマウンテンホテルピストン

朝から余市岳方面が土砂降りでしたので、小樽の朝市で朝食を食べたりして2時間ほど時間を潰し、
雨が上がった瞬間の1010に登山開始しました!

キロロリゾート内、キロロマウントホテル横の駐車場横が登山道へとつながる林道入口になってます。
いわばここが余市岳の登山口みたいなもんです。


ヒグマはマジに怖いです
北海道に来る前にネットで予習してたら余計に怖くなりました。
山の中を時速60kmで走るとかヤバいにも程がありますよね…。
しかしホントかな??


まずはアスファルトで舗装された緩い上りを進んで行きます。


しばらくして振り返ると、
キロロのゲレンデが一望出来ました!
この辺から舗装がなくなりますが、それでもよく整備されてる部類の林道で歩きやすいです。


ゲリラ豪雨直後ですから水たまりもたくさんありました。


急に夏のゲレンデに抜け出てビックリしました(笑)!


ここ登山口が実に分かり辛い!
草ボーボーのゲレンデを10分くらい彷徨い、何とか発見に至りました…。
そしてここ登山口までは表示通り70分ピッタリかかりました。


道的にもここからが本格登山ですね。雨も降ってきました。
表示では120分と書いてありましたが…。


渡河ポイントも2か所ほどありました。増水しきってなくて良かったです。


徐々に本格的な急登になり、キツさが増してきます。


道中ずっと
笹の原っぱです!


キツイ上りを乗り越え分岐に到着。
ここからは稜線を歩いていく感じなので
アップダウンはありますが、死ぬほどキツイって感じのそれではないので
結構余裕で進軍出来ました!


この稜線からガスり具合がハンパなく、下山する人達と話しても、頂上は全くガスって見えないですよって言われました。


これ全部ハイ松です。珍しい風景です。
かき分けていくところもありますが、肌触りが意外に良くてクセになりそうでした。

そして頂上っぽいところに到着。

仏像があり、展望台のように開けていて
ここだけ天気が晴れてました!






真上を向いてパシャリ。


周辺の山々。綺麗な稜線で見とれてしまいました。


字が消えかかってますが、このエセ頂上からホントの頂上へは300mみたいです。


そして頂上に。時間は1355でした。予定よりなんと1時間近くオーバーしてます。
なんか「ごくろうさまでした」って労いの言葉が、逆にイラッとしました(笑)。




靴もこんなんです。激闘の証ですね。
下山後は更にこの2倍は汚れましたけど。


こういう高カロリーの甘いのが体に染み渡るんですよー。


周辺はこの這松だらけ。
とっても不思議な雰囲気です。


また一瞬晴れてくれて
こんな綺麗な景色を見ることが出来ました。



1415下山開始。
1710下山完了。


総括ですが、
まずその前に
入口看板に書いてある所要時間についてですが、
林道入口(キロロマウントホテル横)→登山口まで70分ってのはほぼ合ってますが、
その後の登山口→頂上120分ってのは全くもって腑に落ちませんね。
正直180分(3h)はかかると思います。
これが初心者の方や女性や年配のハイカーの足なら確実にそれ以上かかりますよね。
私は同行者に合わせてゆっくり登りはしましたが、それでも前述の方達よりはだいぶ早いペースだと思います。
それで3h近くかかりましたからね…。
何が言いたいかというと、この時間を目安に遅めに入山したら、下山時に日が落ちるとかジューブン有り得ると思うんですよ。危険ですよね。
それとも北海道の方は健脚の競技者並みの方が多いんですかね?
通常どこの山に行っても、表示よりも私の足だとだいぶ早く下山出来ますが、北海道の2つの山は表示より1時間、2時間オーバーでした。

まあこんな疑問も感じつつも、山は悪くないですから(笑)、山自体は非常に良かったですよ。
1日目の羊蹄山と比較しちゃうと、随分楽には感じましたが、下りながら思ったのが、結構急登を上ってきたなぁ…と(笑)。
樹木帯あり、笹原あり、沢歩きっぽいところあり、ハイ松帯ありと飽きさせないところが良かったですね。疲れも半減です。

おしまい。



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